きょうの料理 栗原はるみのふたりの週末ごはん「チーズとにんにくの手打ちパスタ」 2014.05.08

(栗原)今日はですね今日のお料理に合わせてワインをちょっと探してます今。
(アンドレア)今日はじゃあワインも飲みながら。
飲みながらです。
いいでしょ。
料理家の栗原はるみさん。
多忙な毎日を送る中週末はパートナーと楽しむ食事の時間を大切にしています。
私にとって非常に大事な時間ですね。
割と週末も軽くビール飲んだりワインは飲むのでね私たちも。
それに合ったものとかちょっと盛りつけを気を付けるとか。
おうちもお掃除したりお花飾ったりいろんな事が相乗効果として絶対出てくるんじゃないかなと。
会話が弾むような食卓の演出やはるみさんお薦めのレシピ。
週末が豊かになるアイデアを紹介します。
はるみさん今日のテーマは?「わが家はレストラン!」。
ちょっとこう…おうちをレストラン仕立てに。
工夫がちょっとあります。
外食せずに家をレストランにしちゃうんですか?そうなんですよ。
楽しい週末のために。
やった〜。
メニューはどんな感じの料理…。
イタリアンなんですけど。
きました!イタリアン。
すごくかわいく出来てます。
初イタリアンじゃないですか?そうですね。
やった。
ちょっと気合い入ります。
頑張ります。
作りましょう。
はい是非。
今回は自宅でイタリアンレストラン気分を味わいましょう。
主役はモチモチの手打ちパスタ。
たっぷりのチーズでシンプルに頂きます。
合わせるのはしょうゆドレッシングが決め手の…イタリアンに和のテイストをプラスするのが栗原流。
まずはカルパッチョの下ごしらえから始めましょう。
やりましょうか。
用意して頂いていいでしょうか。
切った方がいいんですね僕ね。
まな板取ってきます。
私も切りますよ一緒に。
そうですか?じゃあ失礼して。
これはよくスーパーで売ってるハーブミックスですよね。
これはサラダほうれんそう。
あ〜おいしいんですよね。
これルッコラ。
みつばせりこれクレソン。
みつばとせり?何かカルパッチョっていうとちょっとイタリアンでイタリアの食材っぽいルッコラだとかちょっとそういう系じゃない?でもあえて今日はちょっと見た目はイタリアン味は和食みたいな感じにしてみようかなと。
見た目は全然イタリアン。
カルパッチョですもんね。
この和風のみつばせりはかなり日本独特の香り。
まぐろに合うんじゃなかろうかと。
まぐろのなんですね今日は。
まぐろに合うんじゃないかなと思ってちょっと使ってみますね。
ここに例えばみょうがだとか大葉だとかそういう香りの強いものも入れてもいいと思いますけどね。
じゃこれも一緒に混ぜちゃって。
このまま入れていいですか?入れちゃいましょう。
いくらでも食べられるから。
これ切り方は何か。
もういいです。
ザクッといっちゃって。
もう何でも…。
この番組に関しては制約というものはやめます。
見てる人が自由でいいんだ気楽にやればいいんだって事を是非見て気楽になってもらいたいなと。
気楽すぎます?大丈夫ですか?切ってないですけど。
切った方がおいしいの?手で。
僕はもうガッガッガッガッて。
意外だった。
そうですか?意外ですか?何かもうちょっと繊細に…。
すみません。
全く繊細じゃなかったという事ですよね。
それで一番のポイントはこれ置いていってただ拭くだけだとやっぱり水けが取りきれないんですね。
だからやっぱりこういう水切り器で十分取ります。
だからいっぱい入れないで少なめでやるのがポイントですね。
回すだけでいいんですか?はい回すだけで。
そしたらそれをここに入れましょうか。
大体どのぐらいなんですか?10回ぐらい?1回ぐらいでいいんですか?10回ぐらい。
ハハッ1回…。
1回じゃ意味ないですもんね。
もうこれでおいしいですよ食べて。
パリッとしてるから。
シャキッとなると分量が倍に見えません?はいはい。
きれいですもんね色もね。
こんな感じに倍になりました。
では「まぐろのカルパッチョ」をもうテーブルに出す器に盛って冷やしておきます。
盛っちゃいましょう。
「まぐろのカルパッチョ」。
イタリアだと牛肉使うじゃないですか。
牛肉だけ?お肉は。
牛肉がメインですねカルパッチョといえば。
イメージはね。
だけどシチリアの方に行くと魚料理が多いから似たようなものが。
オリーブオイル塩こしょうレモンパルメザンチーズ?そうですね。
スライスしてね。
今日それも思ったんですけどパスタがチーズ味なので今日はドレッシングはおしょうゆ味で。
和風なんですねじゃあ。
はい。
では盛るのですみませんまぐろを…。
まぐろを?切って頂いていいですか?これも約束がないです。
大丈夫かな?えっ?まぐろを切るって僕初めてかもしれないです。
初めて?じゃあもう是非。
厚すぎるかな?いや全然厚くないよ。
この厚み。
いいです全然。
いいですよ。
大丈夫ですか?うん。
これお魚切る…こっち側いいんだ。
はい。
シーンとしてますけど。
まぐろお好きですか?大好きですね。
子供たちも大好きなんですよまぐろ。
私も大好きなもののベストスリーに入ってます。
前失礼しますね。
厚み…。
そういうのをちょっとやってみたんですけど。
何でも大丈夫。
薄いのもあったり…。
全然こだわらないで下さい。
ほんとに?ここら辺の切り方ってどうするんです?それはですねコツはあります。
ちょっと教えて下さい。
コツはここに置いて横からこういきます。
単純にそういう事?はい。
この長さはきついじゃないですかこここうやるの。
こっちからいくんですよ。
こうやって切るの?そうすると怖くないでしょ。
横が広いとクニャクニャしてるから難しいですよね。
なるほど。
ここ持って。
こういう感じ?これを…。
皆さんよ〜く見て下さいこれ。
ここポイントですよ。
ここですよね。
こういう感じ。
なるほどね。
わっすてき!こんな感じですかね。
うわっすてき!なるほど。
ありがとうございます。
これちょっとたくさんですよね。
多すぎるかな?でも入れちゃおう。
入れちゃいます?ペッチャンコになってどんどん重さがかかるのでここで一回載せた時に一回フワッと盛ります。
これをこういうふうに。
ちょっとこの辺も多いので。
もうちょっとグリーン足して。
こんな感じですかね。
それでわが家で取れた木の芽なんですが。
あっいい香り!これは今季節なので使わせて頂いて。
このぐらいですかね。
これをちょっとこう…。
香りを楽しむ感じでしょうかね。
いいですね〜。
いいでしょうか?いいと思います。
だからこれだけ食べる時はやっぱりパルメザンチーズとかあった方がコクがあっておいしいね。
これを冷蔵庫で冷やして…。
これでいいんですか?
(2人)簡単。
ではドレッシングを作ります。
今日のドレッシングは和風です。
これは?サラダ油。
サラダ油と?しょうが汁です。
おしょうゆ。
これはお好みで塩こしょう。
これもう混ぜるだけなの。
恥ずかしいほど簡単です。
簡単ですね。
あとしょうが汁。
もうこれで。
出来上がり?いい香り。
もうこれ混ぜておくだけなんです。
ちょっとなめますか?はい。
このまま?いいです。
うんおいしい…優しい。
これまぐろに合うでしょうね。
ちょっと塩が欲しかったら上からかけて頂いたりこしょうをやるとか。
今日まぐろだけど何か…何となくかつおも。
いけますよね。
かつおの時期にはいいかもしれないですね。
後ですだちも搾って頂きたいので。
酸味が入ります。
好みのかんきつ類を添えれば「まぐろのカルパッチョ」の完成です。
さっぱりした和風のドレッシングは食べる直前にかけて頂きます。
ではメインのパスタです。
手打ちパスタって聞くとすごく面倒くさいイメージがあるんですがもうあっという間ですから。
5分7分…10分しなくていいと思います。
思い切りこうやれば。
大体そうですね。
だからそれで10分以内に手打ちパスタが食べられたらね週末楽しいですよね。
それは作っちゃいますね。
手作りパスタは誰から習ったんでしょう?やっぱり父がね…。
お父様がまめなんですもんね。
父がまさにエミリア・ロマーニャ州の出身の者なのでやっぱり特別な時にはクリスマスだったり…作ってますね。
誕生日だったり。
やっぱり慣れてるもんね。
いやいや慣れてないですよ。
何か懐かしい。
今思い出しながらやってますけど間違ってたら言って下さい。
全然間違ってないです。
上手にやってますよ。
よく教わったのはねとにかくパスタをこねる作業の時は必ず窓を閉めていわゆる風が流れないように。
乾燥させちゃいけないのね。
乾燥しちゃうんですよね。
乾燥し過ぎたらもうオリーブオイル入ってるけど乾燥し過ぎたらお水を多少足すっていうふうに。
今回もオリーブオイルは時々変わります量が。
今小さじ2入れてるんですけど小さじ2よりちょっと減らしたり増えたりその時の気温か乾燥度で私は変えてます。
何となく感覚で。
出来ましたよ。
完璧です。
週末だからこそやっぱり手打ちでいきたいですね。
ここまで簡単に早く出来ちゃうっていうのは。
もうこれでねせます。
ねかせるのは冷蔵庫…。
冷蔵庫に入れてます。
はるみさん入れてるんですか?はい。
出来上がりです。
やりました。
実はですね一人でこれのばしてたんです。
全部一緒に。
そしたらすごい大変だって事に気が付いて一人でも半分ずつやってる。
量を減らして。
ずっとそれ気が付かなかったの。
打ち粉します。
その方が全然早くて楽なの。
四角にのばしていくのが意外に難しい。
円くなっちゃうから。
円くちゃ駄目なんですか?駄目って事はないですけどね。
こんな感じ?こんな感じよね。
ちょうどいいですね。
いずれにしてもある程度のこのぐらいの大きさにはのばさないといけないので最初ねいろいろ工夫してみて。
最初円にしてたら円を四角にするのがすごく難しくて。
最初から四角にした方がいいかなと思ったけどどっちみち円くなっちゃうんです。
難しいね。
僕このままのスタイルでやっちゃっていいですか?やって下さい。
どうぞ。
これをこう四角にね。
すぐ円くなるじゃない?これ大変な作業じゃないですか。
今日パスタ作るっていう情報を…。
ここまでは簡単だけどね。
実は秘密兵器を僕持ってきてるんですよ。
パスタマシン。
じゃそれ私にやらせて。
ポンピリオ家代々の。
え〜!代々の?代々作ってきてまして。
え〜すごい!45年か50年前のものなんですよ。
すごいですね。
きれいですねしかも。
使ってるのに。
すごいですね。
よくこんなにきれいだなと。
これに通せばいいんですよ。
あ〜そうですか…。
確かこうやってたような気がするんだよね。
それをのばしてますよね。
それでのばして…。
持てます?大丈夫?きれいに。
きれ〜いに…はい!今度はこれ。
ハハハ!あ!一発でいっちゃった。
きた!うわ〜すごい簡単。
すごい!こうきて…ね。
これは使わないですか?いいですか?使いたいんだけど見てる人が分からなくなっちゃうと困るから。
これを四角にのばす。
どうしても真ん中が…。
実はですねのばす目安があんまり最初分からなくてこういうものを作ってこれに沿ったらどうだろうと思って。
そうすると多少いびつでも近くなったらうれしいなみたいな。
最初わけ分からなくて切れちゃったりして。
こっちも。
こうですかね?これで切っていきます。
気楽な感じでやって頂いて。
切りますか?やりましょうか?はい。
こんな感じです。
意外にきれいに切れるでしょ。
美しい。
きれいですね。
ねっ。
こんな感じ。
これの方がおうちっぽいよね。
いいですね。
これは誰でも失敗しない。
しないですねこれね。
細いとね巻いたここの最後のところがくっついたりするのよ。
パキッとやってもついちゃうので結構難しいかも。
まあだけど簡単に出来ました。
すごくいいじゃないですかね。
おいしそう。
OK!すった方がいいのかな?先に。
すっておきましょう。
一緒に。
今日はゴーダチーズとコンテ。
でもおうちで残ってるパルメザンチーズだとかちょっと残ったのを使ってやって頂いたら。
チーズパスタですね今日。
はるみさん何でこの2種類のチーズを…。
ちょっとコクが出ておいしくなるんじゃないかなと思ったんですけどね。
チーズは増やしてもいいという事ですね。
もちろん。
3種類でも4種類でも。
そうすると複雑な味に。
好きなチーズ使って頂ければ。
あとチーズグレーター。
ない場合は大根おろしでもね。
あれでやる方も…。
いますいます。
あれが好きな方もいますよね。
あれがいいって。
もうここからはですねあっという間なのでサッサッと作ってパッと食べます。
一瞬でいきます。
分かりました。
今日はたっぷりめで入れてます。
こういう事もね。
おいしいですからねオリーブオイルは。
体にもいいし。
はい。
生パスタだからゆで時間2分半〜3分ぐらいですか?そうですね。
大体浮いてくるんですよね出来上がってくると。
わっ!パスタきたよ。
パスタきましたよ徐々に。
今何分ぐらい?まだ1分半〜2分ぐらいですね。
もう2分なった?なりました。
体内時計がしっかりここはカウントしてます。
まだですよ。
うんまだだね。
だけど結構早めに出来るかも回り柔らかいから。
ほんとだ。
もういいぐらいでしょ。
柔らかいから今日は。
ゆで汁をちょっとじゃあ…。
入れますか。
気を付けて下さい。
とびますかね。
とびますよ。
このオイルなので2杯ぐらいはいいですかね?はい。
ちょっとつけますか。
パスタ出来上がりましたよ。
ソースを作っております。
パスタ出来ましたよ。
では…。
何かおいしそう。
すごいおいしそうじゃない?ねえ。
これは楽しいですね。
いいですか?いきます。
どうぞ。
はい!チーズ入れま〜す。
ここでチーズがね。
入っちゃうのこれで。
うわ〜おいしそう!うわっ!おいしそう。
おいしそうでしょ。
もうこれで出来上がりなのよ。
これで食べないといけないので。
もういっちゃいます。
うわ〜これでいっちゃいます?いっちゃいますいっちゃいます。
ここでやっちゃいます。
じゃあちょっとエプロン取ります。
手はいいでしょうか?ほ〜おいしそう!手打ちパスタが主役の今夜のディナー。
栗原さんとアンディさんのイタリアンレストランいよいよ開店です!好みのワインを開けてパスタが冷めないうちに召し上がれ。
ではまずは乾杯からいきましょう。
いただきま〜す。
乾杯!おいしい?おいしいですね。
ちょっと開けておくとまた格別な味になると思います。
かわいいですねこのセッティング。
ローズマリー?はいローズマリー。
わ〜豪華ですね何か。
こんなちっちゃい事だけどちょっと改まるといつもの時間と違いますよね。
会話も増えますよねきっと。
これ増えますよ。
まずは…パスタいっちゃっていいですかね。
いいね手作りパスタ。
楽しいね。
相変わらず長いパスタがすごいですけどね。
全部からんできちゃう。
ん!う〜ん!おいしいね。
おいしい!すごいおいしい。
やっぱ太い方がいいかも分かんない。
このぐらいがいいんじゃ…。
シコシコしてて。
いつも細くやってたから細くやらなきゃいけない感じだったけどこの方がいいな。
おいしいなこれ。
おいしいほんとに。
うん!うんう〜ん!またワインがバッチリ合ってますもんバッチリと。
皆さんほんとにおいしいです。
(笑い声)冗談抜きでほんとにおいしい。
これをまた手打ちは一緒だけどソース変えたりするとすごく。
さっぱりする味も合うかもねこういう手打ちパスタは。
おいしいね。
これはこのままいっちゃっていいですか?いいです。
うちは男性優先なので。
いいですか?今日は特別に。
特別で。
特別に男性優先。
どうぞ。
すみませんねかけさせて頂いて。
はいどうぞ。
あ〜なるほどね。
こしょうでもちょっとかけてみますかね。
おいしそう。
こしょう足しました?足しました。
じゃあいただきます。
いただきます。
うん!うん!うん!
(2人)おいしい!バランスいいですね。
何か何だろ?イタリアっぽいし和風っぽい。
両方が入ってるような感じがいいなと思って。
それは望んでたとこですね。
おいしい!こうなるんですね。
いや〜ちょっと驚きましたね。
ほんとにレストランに来た気分ですね。
いいですよね。
これを毎週末できるというのはいいかもしれない。
いいですよね。
すごくポジティブになりますよね。
金曜にちょっとだけやっておいたりちょっと気分が週末変わると月曜日から頑張れると。
ありです。
ちょっと毎週末こういうパターンでいきたいですね。
でもねほんとの事言うと今日のパスタすごく上手に出来た。
そうなんですか?今までの中で。
すごいよかったです。
やっぱりパスタの腕が…。
上がってるんですかね?ハハハ!でも機械でやったのにね。
でもおいしいですよすごく。
皆さんも是非楽しんで下さい。
ありです。
簡単でした。
しかも早かったですよね。
ワインは絶対忘れずに。

(テーマ音楽)2014/05/08(木) 21:00〜21:25
NHKEテレ1大阪
きょうの料理 栗原はるみのふたりの週末ごはん「チーズとにんにくの手打ちパスタ」[字]

料理家の栗原はるみさんが、大切なパートナーと過ごす、週末向けのレシピを紹介するシリーズ。今回は手打ちパスタでレストラン気分を味わえる食卓を提案する。

詳細情報
番組内容
「チーズとにんにくの手打ちパスタ」は、手打ちパスタならではの、もちもちの食感が決め手。前日に生地さえこねておけば、当日は手早くつくることができる。オリーブ油でにんにくを炒めたらパスタを加え、あとはチーズをたっぷりふって完成。合わせるのはまぐろのカルパッチョ。しょうゆとしょうが汁で和のテイストをプラス。濃厚なチーズのパスタにもよく合う。
出演者
【講師】料理家…栗原はるみ,【司会】アンドレア・ポンピリオ,【語り】與芝由三栄

ジャンル :
情報/ワイドショー – グルメ・料理
趣味/教育 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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