FIFA女子W杯最終予選壮行試合なでしこジャパンvsニュージーランド 2014.05.08

≫なでしこジャパン、佐々木監督です。
W杯最終予選前最後の一戦となりますが今日の意気込みをお聞かせください。
≫みんなと一丸となって、少ない準備期間でしたけど、≫世界を制した2011年の快挙をもう一度。
なでしこジャパン、いざW杯最終予選へ。
真価が問われるニュージーランドとの一戦です。
≫こんばんは。
なでしこジャパンW杯最終予選へ向けた重要な一戦がいよいよ始まります。
解説は元なでしこジャパンの川上直子さんです。
よろしくお願いいたします。
そして今夜はスペシャルゲストをお迎えしました。
TBS木曜ドラマ「MOZU」の主演俳優、西島秀俊さんです。
よろしくお願いします。
西島さん、今日はW杯最終予選を6日後に控えた非常に重要な一戦となっていますが、楽しみですよね?≫楽しみですね。
前回の優勝、本当にすばらしかったので、今日の試合と今後の最終予選、どんな戦いを見せてもらえるのか、すごく楽しみにしてます。
≫そしてなでしこジャパンの一戦も楽しみなんですが、この試合の後にはドラマ「MOZU」の第5話も放送になりますね。
≫すみません、ありがとうございます。
今回はアクション回なんで、昨日の香川さんの右フックもいい右フックが出るし、僕の倉木も元サッカー部という設定なので、いいキックも出るので、ぜひ楽しみにしていてください。
≫こちらも楽しみにしています。
そして6日後に始まるW杯最終予選ですがアジアの8カ国が2つのグループに分かれて戦いこの8カ国の中から上位5カ国がW杯本大会への切符を手にします。
川上さん、ポイントは?≫アジアで勝つって結構難しいことなんですよ。
しかし、上位2チームには必ず入ってくれると思います。
しかし、アジア杯を優勝したことのないなでしこにとってはやはり優勝して、しっかりと出場権を獲得したいところですね。
≫となると今日はニュージーランド戦も大切になってきますね?≫初戦のオーストラリア戦、仮想オーストラリアですから、今日はしっかり戦ってもらいたいと思います。
≫ここでW杯連覇を目指すなでしこジャパン、世界女王になってからの3年間を振り返っていきましょう。
≫3年前、伝説が生まれた。
彼女たちは震災でうちひしがれた日本に勇気の火を灯した。
≫世界に咲き誇った日本のなでしこ。
彼女たちは激動の2011年を明るく照らすシンデレラとなった。
子どもからお年寄りまで巻き起こったなでしこフィーバー。
団体競技としては初の国民栄誉賞。
流行語大賞も受賞。
なでしこリーグの観客動員も大幅にアップ。
でも、そうしたフィーバーの中、選手たちは、ある危機感を抱くようになる。
次なる結果を求め、ロンドンへ。
女子サッカーの未来を信じてひたむきに走った。
プレッシャーをはねのけ史上初のメダルを獲得。
2度目のフィーバー。
なでしこたちがまいた種は若き才能も開花させた。
20歳以下のW杯では3位。
そして17歳以下の世代は世界一に輝いた。
そんな世代が今、なでしこに新たな風を吹き込もうとしている。
初招集、猶本光。
新たな風を受け、なでしこW杯連覇へ走り出す。
≫西島さん、なでしこジャパンの3年間、改めて振り返って、いかがですか?≫すごいですよね、試合見てると感動するんですよね。
気持ちがすごく伝わってくるので、毎回、感動しますね。
≫ここから、さらなる高みを目指すなでしこジャパンですが今回、初選出された猶本選手の印象はいかがでしょうか?≫まず、シュートレンジが広い。
本当に見事なミドルシュートを打ちますね。
そして今回、佐々木監督がサイドバックにコンバートも考えているということなので、その辺も楽しみです。
≫若い力にも注目ですが、続いては、W杯連覇へのキープレーヤーとなる川澄奈穂美選手、今年、海を渡りました。
その決意に迫ります。
≫なでしこの宿敵、ロンドンオリンピック金メダルのアメリカへ。
≫それでも初めての海外ひとり暮らし、言葉の壁が立ちはだかる。
女子サッカー大国・アメリカで一日も早くゴールが欲しい。
≫仕掛けていった中でも、1対1の強さというのも持ってますし、抜けたなと思っても足が伸びてくるところ辺り、本当になでしこリーグではできない経験だと思いますし、それを求めてきたので。
≫リーグ戦第4節、ついにそのときがやってきた。
待望の初ゴール。
アメリカでつかんだ確かな手応えをなでしこの切り札、川澄奈穂美がW杯最終予選に挑む。
≫西島さん、海外で果敢にチャレンジしている川澄選手、ご覧になって、いかがですか?≫すごいですよね。
やっぱ海外の選手は大きいじゃないですか。
だから、毎回本当に日本の選手が小柄な中、頑張っているのはすごいなと思います。
きっと相当強くなって帰ってきてらっしゃるんだろうなと思いますね。
≫そして川上さん、今日は川澄選手のどんなプレーに注目ですか?≫今日恐らく左サイドに入ると思うんですけれども、チャンスメイクはもちろんですけれども、自ら切り込んでシュートっていうのをね、そして得点を私は期待しています。
≫パワーアップした川澄選手が見られるのが楽しみですね。
≫多分見られます。
≫そしてなでしこジャパンのW杯への日程ですが、本大会まであと1年です。
6日後に始まるW杯最終予選の後、9月には韓国でアジア大会もあります。
このアジア大会も重要ですよね?≫しっかりと最終予選で出場権を獲得してそして、アジア大会でチームを熟成させる、そして本大会に臨む、もうこれが流れですね。
≫今年のなでしこは重要な大会ばかりになるわけですね。
9月に行われるアジア大会、なでしこジャパンは大会の連覇を目指します。
≫前回大会、なでしこジャパンは…そして、さらなる飛躍を見せた。
なでしこの進撃はアジアから始まる。
≫川上さん、W杯連覇はもちろんですけれども、このアジア大会連覇というものも楽しみですよね?≫やっぱり前回もアジア大会で勝ってW杯で優勝したんですよ。
ですから、今回もアジア大会で勝って、またW杯で優勝すると、この流れに決まりですね。
≫本当に今日からの一戦、一戦≫データ放送では、なでしこジャパンへの応援コメントを募集しています。
ツイッターで「#TBSサッカー」を付けてつぶやいてください。
お待たせしました、なでしこジャパンのスタメン発表です。
≫川上さん、今日、注目の宮間選手。
≫今日はサイドではなく真ん中なんですよね。
彼女自身が言っていたんですけど、真ん中に入ったときにどれだけボールを触って起点をつくれるかというところをちょっと課題にしているようなので、そこを注目したいと思います。
≫日本のキャプテンです。
≫改めて川上さん、今日のスタメンご覧になっていかがですか?≫今日は新しい組み合わせが何カ所かあるんですけれども、やはりアジア杯最終予選近づいてますので、今日は思い切り、みんないいところを持ってます、そこを出してほしいなと。
そして、いい形で最終予選に向かってほしいなと思います。
≫6日後ですからね。
≫もうすぐです。
≫W杯最終予選への試金石となる重要な一戦、間もなく選手入場です≫W杯連覇への第1楽章、最終予選まであと6日。
≫今試される、女王の真価。
新世代との融合は、どんなハーモニーを奏でるのか。
あの歓喜の歌をもう一度。
W杯連覇へのタクトを振れ。
≫大阪キンチョウスタジアムです。
いよいよこのスタジアムからW杯連覇への道が始まろうとしています。
FIFA女子W杯最終予選、日本×ニュージーランド、天候は晴れ、気温21度、湿度は40%、最高のコンディションが選手たちを待っています。
放送席をご紹介しましょう、解説は元なでしこジャパンの加藤與恵さんでお送りしていきます。
どうぞよろしくお願いします。
さて加藤さん、いよいよW杯予選があと6日後に迫りました。
≫本当に楽しみですよね。
≫勝負の1年がまさに始まるわけですよね。
≫やはりしっかりとここで、今日の試合ではずみをつけて本番に臨んでほしいなと思います。
≫日本はグループAに入ってオーストラリア、ベトナム、ヨルダンと戦うわけですが、まず2位以内に入ればW杯出場権獲得、そして、3位になっても5位決定戦で勝てばW杯出場権を得るわけですが、ただ加藤さん、海外組6人が招集できませんでした。
ベストメンバーで臨むことができないW杯最終予選ですね。
≫ただ、しっかりと今いる最高のベストメンバーを選んでいるわけですから、しっかりと選手たちが個々のよさを発揮してほしいなと思います。
≫そして、最終予選の前、この1試合90分しかありません。
≫ホントに仮想オーストラリアということで非常にいいチームですので、相手の強さであったり高さというのにしっかりと対応してほしいというふうに思います。
≫あの夢をつかんだ2011年7月11日、あのW杯制覇から3年の月日がたちました。
そして、いよいよ来年のW杯連覇に向かうなでしこジャパン。
キャプテン宮間、そしてゴールキーパー・山根。
今日は澤不在なんですね?≫そこは本当に大きいなとは思うんですけれども、しっかりと初選出された吉良選手もいますしね、本当に個々のよさを発揮できればいいゲームができると思います。
いよいよこの11人がピッチに向かっていきます。
≫悲願のW杯制覇から3年の月日がたちました。
そしていよいよ勝負の1年がここ大阪からスタートします。
佐々木監督は今回の一戦をW杯最終予選の開幕のつもりで戦うんだ、そう話してくれました。
海外組6人が招集できませんでした。
澤穂希はベンチからのスタート。
しかし、待ったなしの勝負はすぐそこに迫っています。
世界一の称号、そのエンブレムを胸に今、日本の11人が登場してきました。
日本×ニュージーランド、まずニュージーランドの国歌の吹奏があります。
≫ロンドンオリンピックベスト8、急激に力をつけているニュージーランドです。
≫2014年5月8日、いよいよ日本がW杯連覇へのスタートを切るここ、大阪キンチョウスタジアムです。
選手たちが輪をつくって、円陣をつくって、そしてこの90分ピッチに向かっていく姿があります。
加藤さん、2011年7月17日、あのピッチでできた円陣のように、まさにその輪が解けていきましたね。
あれから3年と思うと、本当に早い月日の流れが。
≫本当に早いですよね。
選手たちもそういうふうに感じているんじゃないかと思います。
≫そして、いよいよ勝負の年。
右の胸にはW杯チャンピオンの称号、そのゴールドのマーク、左の胸にはW杯優勝の星。
キャプテン・宮間は笑顔です。
日本×ニュージーランド、この一戦を経ていよいよW杯最終予選に向かう、なでしこたちです。
ただ海外組6人が招集できませんでした。
澤穂希はベンチからのスタート。
そして初招集が5人いる中、11番の吉良知夏は初めて、このピッチに立ちました。
そして、今、キックオフされました。
日本×ニュージーランド、FIFA女子W杯最終予選壮行試合です。
ですから、本当に大切な90分が始まろうとしています。
昨年の6月にも、このニュージーランドと対戦して1−1のドローでした。
加藤さん、前回の対戦からニュージーランド側もどれだけ成長しているかということで楽しみにしていた一戦ですね?≫本当に近年、メキメキと力をつけてきていますので、この試合で多くのものを得られるように選手たち、しっかりと戦ってほしいですね。
≫今日、左サイドに入っている川澄奈穂美です。
今、ボールに飛び出していきましたがオフサイドです。
≫本当に立ち上がりですよね。
普段とは少しメンバーも違いますので、その中でしっかりと落ち着いて日本らしさが出せる時間帯まで、しっかり我慢することが必要ですね。
≫今日は6人まで交代枠が認められている日本×ニュージーランド。
連覇へスタートを切る佐々木則夫監督。
W杯最終予選の、今日は開幕戦のつもりで戦うんだというその話をしてくれました。
加藤さん、それだけの決意を持った90分なんですね?≫本当に選手たちも、この中から本当に勝負ですし、誰がスタメンになるのか、そこのライバル争いも非常に楽しみですね。
≫ニュージーランドもこうやってつないでくる技術があるんですね?≫以前は本当に前へシンプルに、スピードを上げてという攻撃が特徴だったんですけれども、近年しっかりとつなぎながらという、パスサッカーもやるようになってきましたね。
≫そのニュージーランドのスタメンです。
≫2013年の戦いと全く同じメンバーをピッチに送り込んできましたね?≫やはり、これだけ長く選手たちがやっているということは、それだけコンビネーションが高まっていますのでこの辺りは要注意だと思います。
≫レディングス監督、1年前からどれだけチームが向上したか、それを確認する非常にいい機会だという話をしてくれました。
加藤さん、両チームの入りはいかがでしょうか?≫まだ少しお互いに様子を見ながらという部分はありますけれども、どちらのチームが先にファーストシュートを打てるのか、この辺りも非常に大事になってきますよね。
≫まだ両チームシュートがないという状態。
≫やはりお互いに中盤のところはコンパクトになっていますので、なかなか自由にボールを回せない、そういった時間帯が続いていますよね。
≫日本は今日、澤穂希がベンチからのスタート。
そして、ヨーロッパで活躍する6人が招集できませんでした。
近賀、大野、熊谷、岩淵、田中、この6人が招集できませんでした。
≫その6人が招集できなかったということで、加藤さん、ひとつフォワードの2人それからセンターバックというものが1つレギュラーを欠いたというなでしこですね。
今日、A代表デビューの吉良知夏のファーストシュート。
≫非常に積極的でしたよね。
少し緊張しているのかなという表情を見せていたんですがこれでほぐれたんじゃないかと思います。
≫2008年のU17W杯にも出場した、ハットトリックを決めた選手ですが、今年大きく伸びたということで、佐々木監督もなでしこに招集をしました。
≫ここは日本、長いボールを蹴ってくるチャンスを迎えます。
ピッチ解説は川上直子さんですが川上さん、ファーストシュートは吉良のシュートでしたね?≫すばらしかったですね。
さっきも言っていましたけれども、試合前にちょっと顔がこわばってるかなと思ったんですが、あのシュートでちょっと吹っ切れたんじゃないでしょうかね。
≫加藤さん、初めてピッチで国歌を聞いたわけですからね。
≫本当に緊張するんですよね。
≫ディフェンスラインは岩清水とコンビを組むのはベガルタ仙台の川村。
川上さんは今日どんなところに注目していますか?≫1つ宮間選手に注目しているんですね。
いつもサイドで起点をつくるんですけれども、中に入ったときに、なかなかボールを触れないことが多くて起点がつくれないということを彼女が昨日言っていたので今日は宮間選手、攻撃にどれだけ絡めるかですね。
ディフェンスに追われるようだとなでしこの戦い方だと苦しいかなと思いますね。
右も左もできるというサイドバック、貴重な戦力の有吉佐織。
≫ああいった展開というのは非常にいいですよね。
ボランチを経由して、しっかりと逆サイドに展開する。
今のような形ができてくると、本当にチャンスは増えてくると思います。
≫佐々木監督は川澄を右ではなくて左に使う意味というのは、ゴールに直結するプレーをしてほしいと言っていましたね。
≫やはり右利きということもありますので、サイドからカットインして、そのままシュートという川澄選手得意なプレーもありますので、今日はシュートに絡む、自分自身でも決めれるというところにも注目したいですね。
≫川上さん、シアトル・レインに移籍をして、そしてゴールへの意識が変わったという本人のコメントもありますが?≫アルガルベのときにも言っていたんですが、やっぱりシュートの積極性もう少し欲しいなということでなでしこのチーム自体としても遠目からシュートを狙っていこうというのが一つ課題になっていますね。
≫とにかく1対1の場面になったら仕掛けるという意識が変わったんだと話している川澄です。
宮間のボールがもう少し足元へという場面でしたらね。
≫ただ、今非常にいい位置でボールを引き出しましたね。
≫佐々木監督は、高瀬と吉良のコンビについては一番距離感がいいという話をしてくれましたが、高瀬がホストプレーヤータイプ、そして吉良はその周りを衛星のような形で回ってほしいという話をしていました。
もともと技術があった中に、今年、非常に守備の意識も高くなって大きく伸びた選手だという評価をしていましたね。
≫今年所属チームの浦和レッズも非常に好調ですからね。
≫W杯優勝から3年の月日がたっていよいよW杯最終予選、6日後に迫りました。
ただ準備期間は非常に短く、この試合の前までも、加藤さん、3日しか期間がなかったわけですね?≫そうなんですよね。
実戦の中で高めていくということになりますので選手たちは短い時間の中でも、少しでもお互いにコンビネーションを高める、声かけとかそういう部分をもっともっと積極的にやってほしいと思います。
≫初めての招集が5人いる中、その中でW杯アジア最終予選に向かう、なでしこです。
川澄選手も話していましたが、出場権をとらないことには夢に向かっていけないんだという話をしていました。
それだけ厳しい戦いがこの後、待っています。
非常に長身の選手がそろっているニュージーランド、170cm以上が5人います。
昨日の練習を見ていても、川上さん非常にいい練習をしていて、コンディションがよさそうだなということをニュージーランド、感じましたよね≫3日に来たんですかね、そこからうまく調整をしているんじゃないかというのは、昨日の練習で動きもなかなかよかったですし、その中で縦への仕掛けが非常に積極的に来ますね。
≫ここまで見ていても加藤さん、非常に仮想オーストラリアとしては本当にいい相手ですね?≫本当にそのとおりだと思いますね。
≫なかなかこの辺りからビルドアップができないという状態ですもんね?≫やはりボールをどんどん動かしていこうとはしていますけれども、日本も今、前からどんどん行けという指示が出ていますのでそれは今のところうまくいってるんじゃないでしょうかね。
≫上村学園高校から浦和レッズレディース、22歳、1m61cm、その吉良知夏がA代表デビュー。
2011年はなでしこリーグの新人賞の獲得をしました。
≫あの辺りが先ほど話していたシュートの意識という部分ですよね。
≫アメリカではボールを持ったら常にゴールに向かうというその意識、五分五分の状態でもシュートを打つ、その気持ちを学んだんだという話をしてくれました、川澄です。
≫やはりセットプレーは宮間の正確なキックがありますから、チャンスになりますね?≫はい。
≫佐々木監督もこの3日間の練習で守備の連携、それから攻撃の仕掛けの部分でまだしっくり来ない場面があるんだよなという話をしていましたがその中で送り込んだ11人が今日、ニュージーランド相手にどういうサッカーを見せるか。
川村も昨年の9月以来の代表、今日が5試合目の出場ですが、このセンターバックは久しぶりのプレーということになります。
≫その分、今日が100試合というメモリアルも岩清水選手いますから、チームを牽引して、ディフェンスのリーダーとしてしっかりと戦ってほしいと思います。
≫澤穂希は今日、ベンチからのスタート。
新しいなでしこジャパンの11人でスタートしている今日の一戦です。
少し今日、フォワードの高瀬、吉良といった辺りがまだボールが足元におさまらないという場面がありますね?≫少しおさまらない分、なかなか攻撃のスイッチが入らない部分があるかもしれませんね。
≫吉良も緊張しています。
ただ、少しだけ楽しみにしています今日のピッチに向かう、きのうの練習のとき話していました。
川村は、今シーズンからベガルタ仙台でプレーをしています。
岩清水は今日A代表100試合目、記念のゲームを迎えています。
川上さん、やはり少しうまくいっていないなというところから今、ポジションを変えたんでしょうか?≫後ろでビルドアップするときに、パターン化してしまって、相手にどうも読まれているんですよね。
それでちょっとポジションを入れ替えようというのが宮間選手の考えだったと思います。
やはり加藤さん、宮間に対しては1人が必ず見るといった形ですね、ニュージーランドは?≫やはり中盤のところはなかなか思うようなパス回しをさせてもらえていないなというところですね。
≫ここまでは、まさに五分五分の戦いが続いています、日本×ニュージーランド。
いよいよ6日後にW杯最終予選が迫っています。
その組み合わせを見てみても、加藤さん、初戦は前回チャンピオンのオーストラリア、そして、開催国のベトナム。
さらには力をつけているヨルダンという3戦が中1日であるんですね。
≫W杯予選となると、独特な緊張感の中で、しかも、グループリーグは中一日という過密日程になってきますので、本当に精神的にもタフに戦わなければいけないですよね。
≫中1日ということは、川上さん、非常に全員の力が必要になってくるわけですね?≫そうなんです、ターンオーバーで新しいメンバーで次の試合に臨むということができるようにならないといけないですね。
≫現状、ピッチに立っている11人を含め、そして初招集で入った20歳の猶本、その辺りも含めて全員でW杯の出場権をとりに行くという日本代表になります。
この辺りボールがつながらない今日の日本です。
≫あそこがしっかりとおさまってくるとチャンスが広がってくるんですけどね。
≫佐藤さん、日本の佐々木監督のここまでの指示としては広くピッチを使っていこう、そして、相手陣営でしっかりとボールを動かせ、こういったところがよく聞こえてますね。
≫新タ悦男アナウンサーのリポートが入りました。
佐々木監督が立ち上がって戦況を見つめる姿があります。
宮間も話していましたが、このメンバーでやるのがもちろん初めてなんで、とにかく自分たちのやりたいサッカーをして…。
≫今日は攻守の切り替えが非常に速いんですよね。
なので、奪われてもすぐに奪い返してまた攻撃を始められるメリットが今日はありますね。
≫ほとんどが日本がボールを支配するという時間帯になってきました。
それはまさに攻守の切り替えで自分たちのボールにしているというなでしこです。
前線の選手にもかなり経験豊富な選手をそろえているニュージーランド。
スウェーデン、ドイツ、イングランドのクラブに所属するそのメンバーが、この日本にやってきましたニュージーランドもロンドンオリンピックでベスト8に入りました。
オリンピック2回、W杯は3回の出場経験があります。
この後5月14日、6日後にW杯アジア最終予選。
明日ベトナムに向かうという、なでしこジャパンです。
そして9月にはアジア大会、そして来年、連覇がかかるW杯に向かいます。
W杯最終予選、そこでまず出場権を得てさらには加藤さん、アジアのチャンピオンになって、そしてアジア大会に向かいたいという思いがありますね?≫そのとおりですよね。
≫宇津木も代表に入ったのが2004年ですから加藤さん、もう10年目になるわけですね。
≫まだまだ若い選手ですけれども、経験は豊富ですね。
攻撃としては日本、もう少しどういうことが必要でしょうか?≫もう少し中央をうまく使えるとよりサイドも生きてくるのかなというところはありますけれども、やはりニュージーランドも、そこはしっかりと中央を締めながら外へ外へという守備をしていますのでうまく今、ボランチが縦関係に、宮間選手と阪口選手がなっていますけれども、そこをうまく見ながら、パス回しできるといいなということですね。
≫川上さん、宮間がいろんなポジションを探している状態になっていますね?≫今みたいに宇津木選手が中に入ってもらったり、ちょっとポジションにこだわり過ぎずに動きながら、いろんなパスコースをつくった方がいいですね。
≫ニュージーランドは4−3−3というシステムですが非常に強固なブロックをつくっています。
0−0、非常に緊張感のあるゲームです。
こちらが20歳の猶本光、浦和レッズレディース。
いよいよこのA代表、なでしこジャパンに招集をされて今日、デビューはあるかという、ベンチで控える姿がありますが、非常に今シーズン、成長を遂げて、浦和レッズレディースの開幕5連勝に貢献したんですね?≫開幕戦の2得点というのは、本当に見事の一言ですね。
≫本人も思ったよりも早く代表に呼ばれましたと言っていましたが、今日、デビューはあるでしょうか。
その猶本も含め浦和レッズレディースから高畑、乗松といった辺りも初招集です。
ここはクロスを選択しました、加藤さん?≫ディフェンスとゴールキーパーの間に、速いボールをという意識、非常によかったと思います。
≫1対1、仕掛けるかなという、川澄、中に切れ込んでの得意のパターン。
それもあったんですが、ここは簡単にクロスを選択してきました。
アメリカに渡って、まさに経験も積んでそして日本に帰ってきました川澄です。
連覇は簡単なことではないが、挑戦できるのは自分たちだけです、そう話していた川澄です。
まさにその挑戦権を得る大事なW杯最終予選が近づいています。
この場面で2人に囲まれるというね、加藤さん?≫やはりマークは厳しいですよね。
≫宮間に対するマークが非常に厳しい今日のニュージーランド。
≫右足でシュートを打っていきました。
≫先ほどはクロス、今のチャンスは中に切り込んでいくと。
≫これがまさに川上さん、得意なパターンですね?≫そうですね、その前に中島選手、1つ中に入ってもらったんですよね。
彼女、INACでも中でプレーしていますので、サイドにこだわらず、どんどん中にも入っていってプレーしてほしいですね。
≫ニュージーランドは、こうやって加藤さん、ゴールキーパーからつないでくるんですね?≫そうなんですよね。
≫2012年のロンドンオリンピックが終わってからサッカーをガラッと変えて、ポゼッションサッカーに変えているというニュージーランド。
≫ただ、なでしこジャパンとしてはしっかりとつないでくるチームの方が比較的やりやすいのかなというところがありますよね。
≫セレッソ大阪、日本代表の柿谷選手もこのスタジアムで、なでしこジャパンの勇姿をまさに観戦している姿があります。
大阪キンチョウスタジアムをホームとしますセレッソ大阪、柿谷曜一朗がいます。
≫男子もいよいよメンバー発表があるわけですが、それを控えて、柿谷がなでしこジャパンの一戦、スタンドから見つめています。
ここまではボールがつながるんですけれども、ここからどうやって前線にパスをつないでいくのか。
≫ニュージーランドも本当に攻守の切り替えが速いですね。
≫少し時間をかけるとスッと戻ってきますので。
≫こうやって前からとりにいきます。
とにかくかなりこうやって右サイドの有吉、その辺りついてきますから、どうやってマークをかいくぐっていくか、日本。
W杯最終予選の初戦のオーストラリア戦の仮想という90分ですが、ただ、オーストラリアにも強いんだということは佐々木監督は話していました。
そのニュージーランドが相手。
貴重な90分の中で、まず前半の31分を経過しています。
このグループAで2位以内に入ればW杯出場権を獲得。
3位になってもグループBの5位決定戦で勝てば出場権獲得、アジアには5枚の切符があるというW杯最終予選。
オーストラリアは、アジアカップ前回のチャンピオン。
ベトナムは開催国。
ヨルダンは近年、力をつけている。
余裕を持って通過してほしいという思いもある中で、ただ加藤さん、非常に緊張感があるという3戦になると思います。
≫なので特に初戦のオーストラリア戦というところでしっかりと勢いをつけて臨みたいという気持ちがあると思います。
≫川上さん、今の斜めの動きですね?≫今よかったですね。
ああやってポジションにこだわらずにどんどん自分がチャンスだと思ったら出ていってほしいですね。
≫2011年初めての招集の中島依美はようやく自分らしさを出せるようになってきましたと話していました。
アルガルベのデンマーク戦以来のなでしこでは5試合目の先発、中島依美です。
≫佐藤さん、中島選手、やっぱりボールを触る回数が少ないとやっぱり消えてしまうんですね。
自分はボールを何回も何回も触ってリズムをつくる選手だということですので、やはり、どんどん絡んできてほしいですね。
≫両足のキックは見事ですからね。
≫今は、本当にそういう選手、増えてきていますよね。
≫加藤さん、ここはひとつピンチを迎えました。
≫やはり高さ、ありますからね。
≫17版のウィルキンソンは177cm、9番のハーンも174cmあります。
ただ日本には187cm、山根がゴールマウスを守っています。
身長ではご覧のとおりニュージーランドの方が上。
≫危ない場面を迎えました、日本。
≫ちょっとヒヤッとしましたね。
≫ゴール前に人数を固めて、そして低いボールを送ってきました。
≫こうなるとなかなかゴールキーパーは出にくくなってくるんですよね。
≫低いボール、そして近いサイドでヘディングでコースを変えて、最後は17番のウィルキンソンのヘディングシュートでした。
≫やはりこの辺りはニュージーランド、しっかりと研究してきてますね。
≫同じメンバーで2012年以降、めきめきと力をつけて、そして2014年を迎えています。
ニュージーランドは10月にW杯予選を控えていますが、その中で大事な機会だということをレディングス監督も話していました。
≫日本のエース・大儀見選手はアジアカップのグループリーグは出られるということでただ、グループリーグ前日に合流をするんですね、加藤さん?≫直前なんですよね。
そういった意味でも、今いるメンバーで少しでもコンビネーションを高めていく部分が大切になってきますね。
≫海外組では大儀見、アメリカで活躍している木龍がベトナムで合流するということになっていますが、ただ現状はこのメンバーでしっかりと熟成させてそしてベトナムに向かいたいというなでしこです。
思ったよりも早く100試合が来ましたと話している岩清水。
川村優理は本人も覚えていないというほど久しぶりのセンターバック、そしてコンビを組んでいるのが岩清水です。
熊谷が不在の中、センターバックを誰にするのかが1つ注目されましたが、佐々木監督は川村優理でいきました。
浦和レッズレディースの高畑、乗松というセンターバック2人も呼んだんですね。
その2人も非常に状態がよくて、セットで使ってもいいという話を佐々木監督はしていましたが、今日は岩清水、そして川村のコンビできました。
ここまで川村のプレーは川上さん、いかがでしょうか?≫非常に落ち着いてプレーしていると思いますし、インターセプトなども何度も見られましたので、私はいいと思います。
≫久しぶりのセンターバック、その対人能力を買われてセンターバックに起用されている川村優理です。
≫あとはフィードの部分ですよね。
少しフィードの部分でミスが出ていますので、普段とは1つ、ポジションが後ろになってきますのでよりセーフティなという部分で少し意識してもいいかもしれません。
≫背後にプレッシャーがない分、その分自分の持ち味が出しやすいはずですと川村は話していました、昨年9月のナイジェリア戦以来のなでしこ、A代表5試合目を迎えています。
非常に緊張感のある中、前半の38分を迎えています。
≫佐藤さん、佐々木監督からは、もっともっとボールを動かすようにという指示が出ていますね。
動かすためには、もう少しツートップの引き出しが必要でしょうか?≫少しディフェンスラインの選手のパスの出しどころを探しながらという部分がありますので、もう少しテンポよく、近くの選手に預けてという部分でもいいかもしれませんね。
≫この辺り、阪口に今ボールを預けました。
ただ、プレッシャーがかかるというボランチの位置。
吉良、さらには宮間ですが。
≫今、吉良選手も自分で振り向いてもいいと思うんですよね。
周りの選手をうまく使ってというのもいいかもしれませんが。
なでしこ先制!13番の高瀬愛実、1本のパスで抜け出しました。
ニュージーランド戦で結果を残しました1本のパスです。
落ち着いていましたね。
≫コントロールよく決まりましたね。
自分のやりやすい位置で、ここで決まりましたね。
≫高瀬は戦う気持ちをプレーで表現したい、そう話してこのピッチに立ちました。
澤がベンチで見つめる中、INAC神戸のチームメイト、高瀬愛実、先制ゴール。
改めて川上さん、宮間のクロスは見事でしたね?≫やっぱり欲しいところに、ちょうどいいボールが出せるのが宮間選手なんですよね。
今の得点、宮間選手のボールもそうでしたけれども、高瀬選手のコントロール、すばらしかったですね。
≫見事なハーモニーで日本が1点先制。
しかしニュージーランド、前半残り5分を切って、このセットプレー。
これは第1戦のオーストラリア戦でも十分に考えられるセットプレーの守備です。
ニュージーランドと同じようにW杯最終予選のその初戦はオーストラリア、高さがあります。
≫このシーンですが加藤さん、岩清水がしっかり競ってますね。
≫本当に高さでは劣るんですけど、しっかりといいタイミングでジャンプしていますので、相手になかなかいい状態で競らせませんよね。
≫史上8人目、今日が国際Aマッチ100試合目、岩清水です。
澤選手は192試合ですが、今日解説の加藤さんは114試合、歴代6位の出場数ですが、やはり100試合というメモリアルは加藤さんも覚えてますか?≫それが全く覚えてないんです。
あまり選手は、そういうの気にせずに戦っているので、言われて初めて、ああ、そうなんだという、それくらいですよね。
≫確かに岩清水選手も、昨日、記者からそういう質問があってようやく気づいたという場面がありましたが。
≫今のようなサイド攻撃というのがニュージーランドの特徴の1つでもありますから、やっぱりあそこで相手をスピードに乗らせないような守備というのが必要になってくると思います。
≫ああいったテクニックは持ってるんですよね、加藤さん?≫そうですね。
浦和レッズレディースでのプレーをしてくれれば十分に戦力になるんだと佐々木監督の言葉がありました。
立ち上がりは緊張感もあった吉良知夏。
しかし高瀬とのツートップ。
≫ポジションが変わったようですね。
中央に宇津木選手が入って…違いましたね。
≫シュートかクロスかという少しやわらかいボールを蹴ってきましたが。
≫おもしろかったですね。
≫抜けていても、そのままゴールインというボールを蹴ってきました川澄です。
やはり、この角度の川澄は怖いですね、非常にいいですね。
縦にもいけますし、今のような形にもできますし、やはり両方できますので、相手としては非常に対応しづらいですね。
≫12番のハセットはイングランドのマンチェスター・シティでプレーをしています。
スウェーデン、ドイツ、イングランドのチームに所属するそのメンバーで構成されているニュージーランドが相手。
日本はヨーロッパで活躍する6人は招集できませんでした。
さらに、澤穂希がベンチからのスタート。
新しいメンバーを加えながら、いよいよW杯最終予選に向かいます。
今、アディショナルタイムに入るという前半戦です。
日本×ニュージーランド、高瀬のゴールで先制点が入りました。
ゴールキーパーの山根が出てきました。
アディショナルタイムは1分です。
6日後のオーストラリア戦に向かってまず前半は1点をリード。
ここでホイッスルです、前半が終了しました。
≫今日、A代表デビューの吉良知夏のファーストシュートがありました。
なでしこ先制。
ガーナ共和国の駐日大使が借りていた東京のビルの一室で、バカラ賭博が行われていた事件で、この大使が福岡市内のビルのフロアも借りていてその部屋も賭博に使われていたことがわかった。
警視庁によると、ガーナ大使が賃貸契約を結んでいたのは福岡市博多区の中洲にあるビルの一部のフロア。
警視庁と福岡県警は先月上旬、4階のフロアで賭博が行われているのを確認していて、今日午後、家宅捜索しておよそ50台の違法なパチスロ機を押収したとのこと。
東京での賭博をめぐっては逮捕された従業員が売上金の一部を大使に渡していたと供述していたが、大使は先月末、任意の事情聴取で関与を否定していた。
警視庁などは大使が福岡市でも賭博に関与していたとみて、さらに捜査している。
6年ぶりに利益2兆円を突破。
トヨタ自動車の昨年度の連結営業利益は73.5%増加の2兆2921億円となり、リーマン・ショック前の2007年度を上回り、6年ぶりに過去最高となった。
円安効果に加え、消費税増税前の≫なでしこジャパン×ニュージーランド、前半終わって1−0となでしこジャパンがリードしています。
前半振り返って、川上さん、いかがですか?≫まずしっかりと0で守れたところはいいんですけど、チャンスが少なかったですね。
その中で高瀬選手、しっかりと少ないチャンスを物にした、そこを評価します。
≫3月のU17女子W杯で日本を見事世界一に導いた高倉麻子監督にもお越しいただきました、よろしくお願いします。
まず高倉さん、この試合の前に行われた優勝報告セレモニー、いかがでしたか?≫たくさんの方々に応援していただいたので、ここで報告できてよかったです。
≫そのU17女子W杯で日本が優勝した最大の要因というのは監督、どこだと考えていらっしゃいますか?≫やはり攻撃においても、守備においても全員が連動してやろうということを言ってましたので、それが選手が非常によく理解して、攻撃においても守備においても人の距離感もよかったですし、関わりというのも、すごくよくできたんじゃないかと感じていますね。
≫それが当然なでしこジャパンの戦いにも共通することですよね?≫やはり全員がゲームに関わっていく中で技術的な部分を生かしながら判断のスピードというところも出していきながら、世界と戦っていくべきだと思うので、そこはつながっていくと思います。
≫これからの若手に期待ですね。
そしてゲスト放送席には、西島秀俊さんがいらっしゃいます。
前半ご覧になっていかがでしたか?≫全然危なげない試合展開で安心してたんですけど、どこか攻めあぐんでいるのかなという感じで心配だったんですけれども、高瀬選手が決めてくれたので、ちょっとホッとしてます。
≫後半のなでしこにはどんな戦いを期待しますか?≫個人的には、僕は宮間選手のファンなのでああいうパスをどんどん出してもらって、追加点を取ってくれると信じてます。
≫FIFA・女子W杯最終予選壮行試合、日本×ニュージーランド、前半が終了して1−0と日本がリードしています。
高瀬愛実のゴールが決まって、前半の45分が終了しています。
今日はスタンドには日本代表の柿谷選手の姿がありました。
それから高校チャンピオンに輝いた日ノ本学園の選手たちもこのスタンドに駆けつけています。
今年の1月、見事に加藤さん、チャンピオンに輝きました。
未来のなでしこたちに、まさに夢を与えるというこのピッチになってますが。
≫先ほどU17の高倉監督もいましたけれども、本当にそういった若手の底上げですよね、それが本当に未来のなでしこにつながってくると思います。
≫特にこの高校世代は2020年の東京オリンピック世代ですから。
≫そういった意味でも、非常にこれからの成長を楽しみにしたいですね。
≫さて、前半は高瀬愛実のゴールがありました。
後半もピッチに登場してきましたが、改めて加藤さん、非常にいいゴールでしたね?≫何度見ても宮間選手のピンポイントのラストパス、そして、高瀬選手のコントロールですよね。
非常に見事なゴールだったと思います。
≫高瀬はこれでなでしこジャパンとして、A代表では6ゴール目になりました。
INAC神戸で今シーズンからキャプテンに就任し、自覚も出てきたという高瀬愛実です。
2012年は20ゴールでなでしこリーグの得点王にも輝きました。
もともと潜在能力は高く評価されましたね。
≫ただなかなかなでしこジャパンで結果を出せていなかったので、今日のこのゴールは彼女自身にとっても非常に大きな自信につながると思います。
≫宮間と阪口が今、話している姿がありました。
左に日本、そして右に白いユニフォーム、ニュージーランド。
両チーム交代はありません。
前半と同じメンバーで後半のピッチに立ちます。
大事な後半の45分です。
前半は1−0とリード。
日本、前半はなかなかチャンスがない中で高瀬のゴールが決まりました。
後半45分はどんなサッカーを見せるでしょうか。
ハーフタイムを挟んで、そして1つ攻撃の部分でどういうサッカーを見せるか、日本。
高い位置でプレッシャーをかけて、かなり後半はコンパクトな布陣に見える日本です。
≫ここで少しコントロールが乱れましたね。
≫立ち上がり加藤さん、集中したい時間帯を迎えていますね。
前半は1−0とリードしました。
≫先日の浦和レッズレディースとの対戦でも同じような場面から加藤さん、ゴールを決めたんですよね。
≫本当にこの辺りからでも十分に狙っていけますからね。
≫宮間のシュートがありました。
やはり存在感が今日も際立っているキャプテンの宮間です。
宮間の胸にはチャンピオンエンブレム、ゴールドに輝いているなでしこジャパン、世界一の称号です。
≫メンバーを代えなかった、佐々木監督の意図はいろいろあると思いますが。
ある程度このメンバーでもう少し長い時間を戦おうという佐々木監督の決断ですが?≫ディフェンスは前半、失点もなかったですし安定はしていたと思います。
あとは、組み立てのところからビルドアップですね、攻撃面が課題だと思いますので、その辺の連携をもっと高めてほしい。
そのためにもうちょっと時間をあげようということだと思います。
≫特に、高瀬と吉良がツートップで今日はスタートしていますが、W杯最終予選の前日にエースの大儀見選手が合流します。
加藤さん、どういう状態で合流するかわかりませんから。
≫もう少し吉良選手、高瀬選手、お互いのフォワード同士の連係で崩すという場面見たいですよね。
≫ですからその辺りも、恐らく佐々木監督は長い時間を与えたという後半の45分です。
≫日本の左サイドを突破されてますね。
≫先ほどもこういったシーンありましたけれども、少し中の対応が遅れているんですよね。
≫いろんなパターンを持ってますね、川上さん?≫やっぱり高さがありますので、勝たなくていいんですよね、ヘディングの競り合い。
勝たなくてもいいので100%でやらせないように。
それだけですね。
≫相手のミスに助けられたというシーンです。
競ってはいますがね。
≫少し距離はありますよね。
あれでは本当にやられてしまいますのでああいったところは少しでも修正してほしいと思います。
≫W杯最終予選に向かう佐々木監督率いるなでしこジャパン。
その予選を突破した先、1年後、いよいよカナダW杯が控えています。
予選はこのメンバーで戦うことが決まっています。
アジア大会はどういう形で過ごして、そして2015年6月のW杯連覇に向かいます。
アジア大会も連覇がかかっています。
さらにW杯も連覇がかかっている、まさに勝負の1年を迎えたなでしこです。
≫ラインを上げ下げすることでかなり対応してきました日本の守備です。
長身のアーセグ、1m77cmですが、高瀬、この辺りの競り合いで自分の持ち味を出したい、そう話していた高瀬です。
今日、先制ゴールをマークしています。
やはり今年も宮間のセットプレーというものは加藤さん、健在であり、そして日本の武器ですよね?≫本当にそのとおりですよね。
ただ、今のシーンも高瀬選手が自分から動き出してボールを呼び込んでいましたので、ああいうところ、しっかりと自分から動き出すというのが非常にいいと思います。
≫なでしこもしっかりと連動した守備というのは、その高い位置でボールを奪って攻撃に移るというなでしこらしさというのも見せてほしいですね。
≫高い位置で奪えるかという日本。
≫奪った後、宮間が少し周りを探すような少しロングボールも増えていますが。
澤が、ウォーミングアップのペースを速めている、そんな姿があります。
日本の10番がいよいよピッチに立つのか。
そして、20歳、猶本も今、戦況をじーっと見つめています。
デビューはあるでしょうか。
≫佐藤さん、今しがた澤と初代表の乗松瑠華へ声がかかっています。
≫乗松もいよいよなでしこジャパンデビューということになりそうです。
改めて奪った後、サポートの部分ですが、加藤さん?≫なかなか縦に入っていかないんですよね。
横パス、横パスという、足元へのパスが非常に多くなっていますから、なかなか攻撃のリズムが出てこないといった部分ですね。
≫両サイドハーフが中島、川澄とかなり開いた位置でポジションをとっています。
少しボランチの位置、阪口、宮間、阪口、宮間が流動的に位置を変えていますが、ここで宇津木が構えていました。
今の辺りも宇津木が中に入ってボールを蹴ると宮間がフリーになるという場面があるんですね?≫そうなんですよね、なのでもう少し味方の選手の動きを見ながら選手が流動的に動くとチャンスが生まれてきそうですよね。
≫いよいよ日本の10番・澤、そして乗松、A代表デビューなるかという交代の準備も進められています、なでしこ。
後半どれだけのチャンスをつくって、そしてアジア最終予選に向かう、そのなでしこ。
≫佐藤さん、交代はまず12番の中島に代わって澤が、そして19番の宇津木に代わって22番の乗松が入ります。
≫新タ悦男アナウンサーからリポートが入りました。
澤穂希、今日はベンチからのスタートになりましたが、いよいよこのピッチに立ちそうです。
≫今日、代表デビューの吉良ですがここは激しくチェックに行ってファウルになりました。
宇津木と中島依美を下げて澤穂希、そして22番の乗松瑠華、浦和レッズレディース、18歳でA代表デビュー。
まず日本の10番・澤がピッチに入ってその後、18歳の乗松瑠華が入っていきました。
コンディション不良もあってなでしこリーグを2試合欠場という場面もありましたが、最近の試合で復帰した澤穂希です。
そして、18歳の乗松にも期待ですね。
川上さん、乗松はそのまま左サイドバックですかね?≫そうですね、ここまで宇津木選手が入ってたんですけど、宇津木選手も合流したのが2日前ですかね。
昨日話したときには、まだ時差ぼけがあるということだったんで、今日、失点0で宇津木選手よく抑えましたね。
≫乗松瑠華、18歳で、このなでしこジャパン、デビューになりましたそして、澤がボランチに入りました澤と阪口のボランチ、宮間を左に出して、川澄を右に持ってきた佐々木監督です。
川上さん、この中盤の布陣はまさに黄金の4人、よく慣れた4人ですからね。
≫いつもに戻ったので、これでディフェンスで回してるときに、ボールが縦に入りやすくなればいいんですけどね。
やはり今、不安なところというと、ディフェンスでボールを回しているときに、なかなかボールが入れられなくて、そこからちょっとピンチに逆になるというシーンもありますので。
≫佐々木監督は10番の澤穂希に対してはコンディションさえ整えれば、まだこのなでしこジャパンの中でも重要なポジションを占めているんだという評価をしています。
≫澤穂希、今日がA代表193試合目。
加藤さん、アジアカップ2014には10回目の出場ということになるわけですね?≫本当にすごいですよね。
≫澤が迎えるW杯予選。
とにかく、あと6日でコンディションを整えてほしい、そんな日本の10番。
≫今日がA代表193試合目。
93年のアジアカップで代表デビューしました。
そこから2014年のアジアカップに向かうという澤穂希です。
宮間が左サイドに移ったことによって川上さん、やはり攻撃のバリエーションが少し増えるでしょうか?≫そこでしっかりと起点をつくれるようになると思いますね。
≫日本、本来の4人に中盤が代わりました。
≫高瀬に対して、もうちょいついてきてという、そういったジェスチャーが見られましたよね。
≫少し連動という部分では少し熟成が必要かもしれませんが。
決まってしまった、1−1同点、11番のヤロップ。
見事なシュートが決まりました。
≫あの辺り行ってフリーにしてしまうと、やられてしまいますよね。
日本ではなかなかあの辺りからのシュートというのはないんですが世界に行くと、この辺りからは十分にシュートレンジになってきますね。
≫11番のヤロップのシュート。
山根も反応していましたが。
≫加藤さん、もうちょっとですよねそこが世界に行ったときに、こうやって失点になるかならないかの大きな差になってきますね。
≫振り返ってみると、中盤の守備からでしたね。
後手後手に回ったという日本の守備でした。
ですから、一歩ずつ遅れるとやはり世界は点を取ってきます。
W杯最終予選、あと6日後に始まります。
その初戦の相手は前回チャンピオンのオーストラリア。
仮想オーストラリアとしてはまさに絶好の相手のニュージーランド。
オーストラリアが初戦、そして開催国のベトナム、力をつけて日本人監督が率いるヨルダンが相手です。
4チーム中2位以内に入ればW杯出場権を獲得するわけですが、ただアジアで負けるわけにはいかないというなでしこの2015年の戦いです。
しかもヨーロッパの6人が招集できませんでした。
国際サッカー連盟が定めるAマッチ規定に入っていませんので6人が招集できず、その中でW杯最終予選を戦う必要がある日本です。
結果を残す、ただ新たなメンバーを試しながらというその非常に厳しい環境の中、W杯最終予選に向かっていきます日本です。
こういう場面は加藤さん、十分に考えられるでしょう。
≫そうですね、いいシミュレーションにしてほしいと思いますね。
≫その中からどうやって勝ち点3を拾っていくか。
≫勝ち点3を拾うには得点が必要なんですよね、点数取らないといけない。
そうなったときに、やはり後半になって高瀬選手になかなかボールが入っていないので何とかトップのところまでボールをとりたいですね。
≫後半も確かに吉良、さらには高瀬のツートップ、なかなかボールに触ることができません。
残り25分で結果を残すか。
先制ゴールの高瀬、その前半に生まれた高瀬のこのシーンです。
宮間のボールを高瀬が冷静に流し込んでいきました。
前半は1−0となでしこがリード。
そして、ニュージーランドが後半に入って17分、ヤロップのゴールが決まって1−1。
残り25分です。
今日はまさにW杯2連覇へのスタート。
≫大阪ですが、急に雨が降ってきました。
突然の雨が落ちてきた大阪キンチョウスタジアムです。
≫佐藤さん、今、ベンチに7番の丸山が呼ばれました。
少し雨が強くなってきました。
≫今のも加藤さん、フリーになりましたね?≫少し中盤のところで、相手にうまくスペースを使われてしまうシーンが増えてきましたよね。
≫突然の大雨に見舞われた大坂キンチョウスタジアム。
≫よく触りましたね、岩清水選手ですか。
≫2人の選手が向こう側で余ってましたね、加藤さん?このシーンです。
岩清水がよく対応しています。
174cmの9番・ハーン、177cm、17番のウィルキンソンがファーサイドに構えていました。
≫ここは少し我慢ですね。
≫またショートコーナーを使ってくるか、ニュージーランド。
なでしこは2人の選手を代えてきそうです。
ここは選手の交代が、加藤さん、認められない状態ですね?≫いや、監督がまだということを言ってますね。
≫ただ、ここは集中したいところ。
≫ここをひとつ、しのいでからというところでしょうかね。
≫川上さん、この連続のセットプレーを切り抜けたという日本になりましたが?≫ここを切り抜けたので、次、日本にチャンスが来るようにマイボールを大事にすることですね。
自分たちのマイボールから失うことが多いですね。
≫少しミスも目立ってきましたが、しかし待ったなしの勝負。
6日後に迫っています。
厳しい日程が待っているなでしこ。
攻撃の連係、なかなかボールをつなぐことができません。
≫今のところも高瀬選手と吉良選手がバラバラに動いてしまうんですよね。
もう少し、お互いに意識しながら足元に入る、それを受けて背後を狙う、そういったお互いのコンビネーションができてくると、もっと攻撃のバリエーションというのも増えてくると思いますね。
≫海外組の大野、岩淵、安藤といった辺りは招集できませんでした。
≫今のような抜けだし、1つチャンスを迎えました日本ですが、高瀬のボールがつながりませんでした。
ここでようやくフォワードの2人が入りそうです。
菅澤と丸山、準備をしています。
先制ゴールの高瀬、11番の吉良のツートップをそのまま代えるという佐々木監督の采配です。
もう実績十分の丸山とそして、ジェフ千葉の菅澤優衣香が入りました。
非常に菅澤もリーグでは好調なんですね。
≫しっかりとボールを収めることができますので、その周りを丸山選手がチャンスメイクをするといった形だと思います。
≫フォワードの2人を代えて状況を変えることができるか。
高瀬は今日、1ゴールというアピールをしました。
先発は吉良知夏で始まった。
そして、ツートップを丸ごと代えてきました、佐々木則夫監督です。
ただフォワードの争いということになりますと川上さん、ここで丸山と菅澤が入りましたが大きなアピールのチャンスですね?≫やっぱり組み合わせを何通りもつくりたいと思うんですね。
その中で今回は菅澤・丸山というコンビ、これでいけるんだというのをしっかりアピールしたいですね。
2人とも全然違うタイプのプレーヤーなんですよね。
しっかり、どっしり真ん中に構えているタイプ、あと丸山選手は何と言ってもドリブルがすばらしいものを持っていますので、どんどん仕掛けてほしいですね。
≫なかなかフォワードにボールが収まらずに押し上げることができないという後半の日本の戦いです。
≫日本を変える存在であると佐々木監督も評価している1m87cmの山根恵里奈。
10番の澤穂希が入って、まだ攻撃ではいいところがありませんが。
≫ただ、こういった展開になると、必ず澤選手、どこかのタイミングで前線に飛び出してきますので、その辺りもゴールへの嗅覚というものも期待したいですね。
≫川澄があそこからクロスを、やわらかいボールを上げてきました。
やはり切り返してから、そしてやわらかいボール。
≫最後、ジャストミートしなかったですけど、狙ってほしいですね。
≫チャンスをつくりました日本。
後半も本当にチャンスらしいチャンスがありませんでしたから。
≫ここから流れを日本に持っていってほしいですよね。
≫左サイドにキャプテンの宮間が守っています。
川澄が右サイドに回っていますが、川上さん、やはり海外で過ごして、その疲れもあると思いますけど、川上さん?≫あると思いますけど、日本で、このなでしこでやるというのを楽しみにして帰ってきたんじゃないでしょうかね。
≫本人は覚悟を持って日本に帰ってきたという川澄。
その川澄の守備がありました。
日本が5月5日から合宿を開始しましたがこのニュージーランドは5月3日に来日してそして、調整を積んできました。
それだけこの一戦にかけています、ニュージーランド。
≫加藤さん、菅澤のポストプレーがありました。
≫自分のよさをしっかりと短い時間の中でも出していってそれをしっかり今後につなげていく、そこですよね。
≫ジェフ千葉でプレーをしています菅澤優衣香。
今日がA代表は13試合目。
168cm、高さも持っています。
残り時間が少なくなってきた中で、やはり相手はニュージーランド。
ニュージーランドはまだペースも落ちないという中、日本は猶本の登場はあるでしょうか。
20歳の猶本、A代表に初めて呼ばれてそして戦況を見つめる姿もあります。
佐々木監督も決定的な仕事ができるんだと評価をしている猶本光。
ここまでは、まだ出番はありませんニュージーランドとは北京オリンピックでも、前回のW杯でも対戦しましたが、いずれもいい試合でした。
≫なかなかすっきりとは勝たせてもらえない、そういった相手ですので、今日は最後何とかもう1点もぎ取って、しっかりと勝ちにつなげてほしいと思います。
≫北京オリンピックも2−2は、追いついた2−2の同点でした。
それから前回のW杯も初戦で戦いましたが、ギリギリ宮間選手のフリーキックで勝ち越したという2−1の1点差の勝利でした。
ここは勝ちにこだわる姿勢を見せたい日本です。
佐々木監督も試合前に話していましたがそう簡単には勝てない相手、拮抗した中でいかに勝つか、それを選手たちに求めたいという話をしていました。
まさにそれが試される後半の33分。
≫まさに3年前のW杯でも見せたセットプレーからの澤というパターン。
≫本当にキッカーからすると、目に飛び込んできますよね。
≫澤が途中から起用されました。
やはりW杯予選には澤が必要。
日本のミスからピンチを招きましたが、最後はゴールキーパーの山根。
≫つなぎの部分のミスが出てしまうとこうやって決定的なシーンを迎えてしまいますので、自陣でパスを回している時間帯というのはしっかりと注意しながらやってほしいと思います。
≫加藤さん、残り10分です。
≫ここからですね。
どうやって相手を崩していくのか。
≫あと6日で、その決戦はやってきます。
このメンバーで戦うアジア最終予選。
その予選を突破しなければ連覇への道は開けません。
ピッチに立っている11人、そして、今日はベンチからのスタートの11人。
≫本当に個々の選手がイメージしているプレーがあると思うんですね。
あとはそれを選手間でどう共有しているのか、そこをすり合わせるだけだと思います。
なかなか全員で合わせる機会が短いですけれども、こういった実戦の中でしっかりとそういったものを、コンビネーションを高めていく必要はありますね。
≫W杯予選というプレッシャーの中、連係を高める必要があるという日本です。
本当に難しいた戦いがこれから始まるわけです。
オーストラリア、ベトナム、そして、ヨルダン。
この3チームとのW杯最終予選、初招集のメンバーも含めて、このメンバーで過密日程、中1日でグループリーグ、まずは2位以内に入ること。
日本はこの中でしっかりと、世界一の称号を手に戦うわけですから強さを見せたいというW杯最終予選になります。
1−1、そのW杯最終予選の前の最後のゲーム。
1分も、全くムダにできないという時間です。
先ほど強い雨が降ってそして、ピッチがスリッピーになっている状態です。
今のは出足が早かったですね?≫有吉選手も、今日の試合はなかなか自分の特徴である攻撃参加という部分を出せていませんのでやはりああいった形で自らインターセプトをして前に駆け上がる、そういった特徴を自分の特徴を出せるといいですね。
決定的な仕事ができると佐々木監督が評価している20歳の猶本、浦和レッズレディース、いよいよこのピッチに立ちます。
これが、なでしこ第一歩を踏み出す猶本光です。
思ったより早くこの代表に呼ばれました、そう話していました猶本。
加藤さん、今、ピッチサイドでどういう気持ちでしょうか?≫早くボールが切れてくれという感じでしょうね。
外に立っていると緊張感も増してきますのでね。
≫ここで起用した佐々木監督の意図を十分に理解して猶本光がピッチにこの後、立ちます。
川上さん、昨年はなでしこリーグでも非常に苦しんだんですよね?≫レッズは苦しんだんですけれども、今年は好調ですね。
≫ただ非常に、このオフに走り込みもして、今は武器は運動量というぐらいに。
≫前からどんどん行くんですけれども、後半、最後しんどそうだなという場面があるんですけれども、それでも1試合通して、非常に運動量の多いチームに仕上がってきましたね。
≫若い世代から代表では、年代別の代表では活躍した猶本ですが、この、なでしこジャパンでいよいよ花を咲かせる、そんな瞬間が近づいています。
いよいよデビューの瞬間です。
≫加藤さん、ヤングなでしこで戦った選手たちはもう世界では、中心になっているんですよね。
≫特にドイツなんかは、本当にフル代表で活躍する選手がたくさん出てきていますので、この年代の選手出てきてくれないと困りますよね。
≫16番を背負って、川澄に代わって猶本光、なでしこジャパンデビューです。
加藤さん、残り時間は5分しかありませんが、そのゴールに向かう姿勢というものを見せてほしいですよね。
≫自分の特徴であるミドルシュートも見せてもらいたいですね。
≫さて日本は残り5分を切って猶本投入。
佐々木監督が猶本投入という決断をして、そして、この5分、勝負に出ました。
≫菅澤。
≫見事ですね〜。
≫これが日本の武器。
日本の宮間のコーナーキックから菅澤、見事に飛び込んでいきました。
残り5分を切って、日本勝ち越し。
≫よく飛び込みましたね。
≫なでしこリーグで6試合で5ゴールをマークしている、好調の菅澤。
川上さん、見事ですね?≫相手選手が足出してちょっと怖いところだと思うんですけれども、勇気を持って飛び込んでいきましたね。
≫佐々木監督が高さもあって強さもある。
絶賛するストライカー。
≫積極的に絡んでいってますよね。
本来は中央でプレーする選手なんですが、今日はサイドからという部分、本当に自分の特徴を出そうという部分が見られていますね。
≫猶本は加藤さん、まさに活性化をさせました。
≫本当ですね、やはり交代で入った選手がいい活躍をする、それによってチームが活性化するというのは非常にいい効果ですよね。
≫先ほど加藤さんと川上さんがおっしゃっていた、このアンダー世代がなかなか結果を出せない、猶本本人も話していました。
あこがれていた世代がなかなか出てこなかった、その辺り下が活性化をさせれば、とにかくなでしこジャパンもいい方向に向かうはずです、そう話していた猶本。
まさに残り5分でなでしこを勢いづかせる、そんなプレーを見せています。
加藤さん、残り2分、それから、アディショナルタイムがありますが、日本はどういうことが求められるでしょうか?≫勝ちにこだわるという部分をやってほしいですし、その中で自分たちらしく、なでしこらしいサッカーを残り時間少ない中でも見せてほしいと思います。
≫17番のウィルキンソンを代えて20番のコリンズ、やはりフォワードを代えて、ニュージーランドもあくまでも勝ちにこだわる、そんな姿勢を見せています。
残り時間が少なくなってきました。
猶本が入ってから流れが変わったなでしこジャパンです。
それほど決定的な仕事をしたというわけではありませんが、ただ、その前への姿勢を見せた猶本です。
≫なかなか代表初招集で、本当に短い時間の中で自分らしさを出すというのは難しいんですけどね。
≫危ない場面を迎えた日本です。
9番のハーン、その高さを生かして胸でトラップをしてきました。
ちょっと入れ替わって、川上さん、危ない場面を迎えましたが?≫今ちょっと本当にヒヤッとしましたけれども、今日の一番は、このまま勝つということが自信になると思うんですよね。
≫やはり失点はなしで、欲を言えばこのまま。
≫そして浦和レッズレディースの後藤が入りました。
昨年9月のナイジェリア戦以来のなでしこの舞台です。
アディショナルタイムに入っています。
3分のアディショナルタイム。
2−1、勝ち越して、勝利という結果を得てW杯最終予選に向かいたい日本です。
1−1から2−1、1点を勝ち越した日本。
≫ここも徹底してつないでくるニュージーランド。
この後もボールを放り込んでくる可能性もありますからね。
≫もう最後はパワープレーも考えられますので、その辺り、要注意ですね。
≫日本は交代枠を使いながらこの90分を終えようとしています。
いよいよW杯最終予選、その戦いが6日後にスタートします。
アジアを突破し、連覇への道をつくりたいという日本。
やはり川上さん、高さは怖いですね≫この時間、迫力もって来ていますから、何とかしのぎたいですね。
≫ニュージーランドボール、これが最後のチャンスになるかニュージーランド。
≫日本、W杯最終予選前の最後のゲーム、ニュージーランドを2−1で下しました。
戦った選手たちからは、やはりガッツポーズも出た。
それだけ苦しかった90分かもしれませんが、後半の40分を過ぎて、15番・菅澤優衣香の決勝ゴール。
2−1で日本が勝利を収めました。
放送席の解説は加藤與恵さん、ピッチ解説、川上直子さんでお伝えしています。
加藤さん、勝ち切った日本ですが?≫本当に安堵の表情ですね。
≫佐々木監督に起こしいただきました。
≫ホント、途中雨が降ってきて皆さん冷たかったでしょうけども、何とか、なでしこが勝って、少し暖かくなったかなという感じしましたけど、まだまだなので、これからまたベトナム行って、しっかりとコンビネーション合わせてオーストラリアに向かっていきたいと思います。
≫本当にニュージーランド、すばらしいチームだったと思います。
非常にいい経験をして…≫佐々木則夫監督のインタビューでした。
そしてゲスト、西島秀俊さんにお越しいただきました。
西島さん、今日の試合をご覧になっていかがでしょうか?≫本当にしっかり2点取って勝ち切ったということですばらしかったと思います。
≫この後、西島さん主演の木曜ドラマ「MOZU」が始まりますね。
≫ぜひ「MOZU」も戦っていますので、この勢いのままでぜひご覧ください。
≫今日は本当にありがとうございました。
加藤與恵さんと川上直子さんの解説、一言ずついただきましょうか、加藤さん?≫しっかりと苦しんだ中でも勝ち切れた、これが本当に、W杯予選につながっていくと信じましょう。
≫今日勝てたということは一番大きな収穫だったと思います。
最終予選、しっかりと切符を取るとともに、
(倉木)俺達が見てるのは2014/05/08(木) 19:00〜21:30
MBS毎日放送
FIFA女子W杯最終予選壮行試合なでしこジャパンvsニュージーランド[字][デ]

ゲスト・西島秀俊▽浪速の地でW杯連覇へ向け今夜始動!ベテラン澤に宮間に米国から緊急帰国の川澄に加え今回なでしこ初招集美しきボランチ猶本光と新旧メンバーが融合!

詳細情報
お知らせ
〜大阪・キンチョウスタジアム
番組内容
5月14日からベトナムで開催されるFIFA女子W杯最終予選に臨むなでしこJAPANの壮行試合。来年のカナダW杯へ通ずる道は全てここから始まる!
出演者
【解説】
川上直子(元なでしこジャパン)
加藤與恵(元なでしこジャパン)
【実況】
佐藤文康(TBSアナウンサー)
【レポーター】
新タ悦男(TBSアナウンサー)
【進行】
枡田絵理奈(TBSアナウンサー)
【ゲスト】
西島秀俊

ジャンル :
スポーツ – サッカー
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32722(0x7FD2)
TransportStreamID:32722(0x7FD2)
ServiceID:2064(0×0810)
EventID:919(0×0397)