(千明)涼太?ホントに来たんだね?
(涼太)あのころ俺分かんなかったけど。
いい女だよね。
(和平)友達になりますよ。
(薫子)じゃあよろしくお願いします。
恋愛にならない友達。
(薫子)会えたんです。
誰に?
(薫子)天使に会えたんです。
えっ!?
(千明)今回はこの2人に組んでやってもらいます。
(涼太)ごめん。
(万理子)なぜ鼻血が出たのでしょう?
(千明)知らない。
何で出たの?何?ちょ…ちょっと。
何?
(万理子)なぜ私は…。
(万理子)申し訳ございません。
いったい私は何でこんなことに?死んでおわびを。
(千明)おわびしなくていいから。
下向いたら出ちゃうから。
(万理子)抜けてしまいました。
(涼太)ああっ。
(千明)ちょっと何?あんた。
その獲物狙う雌ヒョウみたいな目。
(典子)カッコイイそれ。
(千明)「カッコイイそれ」とか言わないで。
何それ?
(典子)いいじゃん。
だって千明の男じゃないんでしょ?
(千明)今は違うけど一応元カレだからね。
(典子)今は違うんだから千明のものじゃないじゃん。
(千明)あんたどうせあれでしょ?
(千明)旦那ともめててでその腹いせに私も若い男と遊んじゃおうみたいなそんな感じでしょう?
(典子)そうよ。
そんな適当なことに私の元カレ使わないでもらっていいですか?
(典子)何で?だってこの年になるとさ新しい恋のチャンスとか減るわけじゃん。
っていうことはそう簡単に元カレとかできないわけ。
だから大事な存在なのよ。
貴重な存在なのよ。
恋愛にもねリサイクルっていうのがあってね新品より味があるみたいなね。
(典子)リサイクルがあるならシェアがあってもいいじゃない。
元カレの。
よくないわ。
何だそれ?面白いみたいなこと言っちゃって急に。
ごめん。
一般論ねこれ。
一般論でもないけど。
ちょっといつもこうやって2人で遊んでんだよね?言葉でね?気にしないで。
(涼太)うん。
ってかあんた何しに来たんだっけ?
(万理子)あっ。
そうでした。
私涼太殿との企画打ち合わせの続きをしなくてはと思い立ちまして。
それはもうねすぐやった方がいいね。
どっかよそでね。
もうこの野獣は私が押さえとくからね。
(典子)何よそれ?
(万理子)参りましょう。
涼太殿。
仕事の邪魔だから。
(典子)ちょっと。
ちょっと待ってよ。
気を付けてよ。
(典子)ちょっと待って。
危ない危ない。
逃げて逃げて。
(典子)ちょっと待って。
逃げて逃げて…。
危ない危ない。
(万理子)あのう。
どこへ行ったらよろしいでしょう?もう。
それくらい自分たちで考えてくれる?いい企画が浮かびそうなところ。
いってらっしゃい。
(典子)待ちなさい。
待ちなさいってば。
私も!駄目駄目駄目。
駄目駄目。
(典子)私も行く!あのう。
さっき天使に会ったっておっしゃいました?
(薫子)声を掛けていただいたんです。
ああ。
どんな感じでした?
(薫子)すてきでした。
(薫子)何ていうのかな。
ワイルドなのに癒やし系?いい人でした。
ああそうですか。
よかった。
あの野郎。
何やってんだよホントに。
(薫子)長倉さん。
掛け過ぎじゃないですか?あっ。
ああもう。
(薫子)しっかりしろよ。
何ぼけっとしてんだよ長倉。
あっ。
すいません。
(薫子)謝っちゃ駄目ですよ。
友達なんですから。
あっ。
例の?
(薫子)うるせえ。
黙れ。
ブス。
こんな感じでお願いします。
(薫子)はい。
どうぞ。
「はい。
どうぞ」って言われても。
いや。
私できません。
私女性にブスとか言えないんで。
(薫子)長倉。
お前いいやつだな。
痛っ。
(薫子)あっ。
あらあら。
あら。
駄目。
もっと余計掛かったじゃないですか。
もう。
(万理子)ここではなさそうですね。
(涼太)ああ…。
うん。
まったく。
タイミング悪過ぎだわ。
まあよかったことなんかないけどね。
あんたの場合。
(典子)何のタイミングよ?言わない。
とにかくね人の元カレ利用したりすんのやめてもらっていいですか?するなら自分の元カレにしなよ。
どっかにいるでしょ?一人や二人。
(典子)いないもん。
元カレなんて。
はい?いないの。
私には。
旦那以外付き合ったことないし。
えっ!?やだやだ。
何?あんたまさかの純情不良娘?だって高校入ってすぐ先生に憧れてさそれですぐに先生と付き合っちゃってさ。
それでそのまま結婚しちゃったから元カレとかいない。
わぁわぁわぁわぁ。
旦那だけ?うわぁ。
あるんだね。
ホントにそういう人生も。
おお。
びっくりしたわ。
えっ?でもあんたってさあのう。
男と女の話がんがん言うじゃん。
赤裸々に。
うん。
えっ。
それってどういうことなの?情報源は雑誌。
コンビニで立ち読みする。
やだ。
まさかの口だけ?耳年増?っていうかあんたこないだまでさ幸せそうにしてたじゃんすごい。
旦那がうち買ってくれるとか言って。
それがさ…。
(万理子)何だか違和感しかないような気がいたしますが。
(涼太)うん。
(薫子)今日はすごく肌の調子がいいんですよ。
ゆうべよく眠れたからかな。
何かすっきりしちゃって。
(女性)ああ。
そうなんだ。
(薫子)それがねこんなところでする話じゃないんですけど昨日…。
(女性)えーっ。
そうなんだ。
(薫子)そうなの。
もうすっきり。
(女性)ああ。
うらやましい。
(薫子)あっ。
長倉さん。
はい?
(薫子)今の話聞こえてました?いや。
何も。
いや。
ただちょっと首がね今こうやって集中してたから。
(薫子)ホントですか?もう。
恥ずかしいな。
いや。
何も。
でもよかったですねすっきりして。
(薫子)あっ。
やっぱり聞こえてたんじゃないですか。
いや。
あのう。
聞こうとしたんじゃなくて聞こえちゃったんで。
だから…。
お前の声がでかいんだよ原田。
いえ。
れ…例のやつです。
例の。
あっ。
お好きなの…。
いいじゃないですか長倉さん。
あっそうですか?はい。
今みたいに男友達に名前じゃなくって名字で呼び捨てにされるのそれいいです。
つぼです。
あっそうですか?よかった。
(女性)お二人はどういう関係なんですか?どういう関係って。
(薫子)友達です。
そうです。
(薫子)男とか女とか全然関係ないんですよ。
(女性)へえー。
ホントに?はい。
(薫子)そうですよ。
こんなのとどうこうなるわけないじゃないですか。
(女性)あっ…。
「こんなの」は言い過ぎだろ原田。
ふざけんなよ原田。
(薫子)いいです長倉さん。
原田。
原田!その調子。
その調子です。
(典子)というわけで家を買うって話はなし。
最低でしょ?えっ?ちょっと待って。
じゃあその不動産屋の前を通り掛かってたまたまアンケートに答えたと。
うん。
でそのアンケートを取った女の子。
そっか。
詩織ちゃんか。
うん。
その子がちょっとかわいくてもうちょっとお話したいなっていうことでついプランの相談をしたりして通い詰めてたってこと?そうなのよ。
何が詩織よ。
だいたい私はね名前に「子」って付かないやつは嫌いなのよ。
私も付かないけど。
じゃあさ旦那はさそもそも家を買う気なんかなかったってこと?そうよ。
でもさその詩織ちゃんって子とできてるわけじゃないんでしょ?まあさすがにそこまではないと思うけど。
じゃあ単なるあんたの勘違いじゃん。
えっ?別に旦那も大して悪いことしてないんじゃないの?いや。
ちょっとはスケベ心あったかもしんないけどさ。
男だからさ。
でもそのぐらい普通じゃん。
あんただってあるでしょ?たまたまうちに来たセールスマンが若くてイケメンで欲しくもないのについ買っちゃいましたみたいな。
うんうん。
あるある。
よくある。
あるでしょ?ある。
あるある。
それと同じじゃないの?それ。
あっそっか。
そんなに悪くないのかじじいは。
悪くないと思うよ。
あっそっか。
うん。
ハハハ!何だ。
ぶん殴っちゃった。
どうしよう?そっか。
でさ私のそのね…。
じゃあ帰るね。
わっ。
ホントに帰ったよ。
つうか私のそのちょっといい感じの話とか聞きたくないのかな。
普通聞きたいよね?何か朝の日だまりの中で「いい女だね」とか言われちゃって。
「やだ。
今晩どうしよう?」みたいな。
・
(典子の鼻歌)
(詩織)水谷さん。
いい物件ありました。
ほら。
(広行)すいませんでした。
あのう。
実は家を買う予定なんてないんです。
でも何か君に会うのが楽しくて。
ホントごめんなさい。
ごめんなさい。
(詩織)あのう!
(広行)あっ。
あのう。
もう来ませんから…。
(詩織)分かってました。
水谷さんに買うつもりがないこと。
(広行)えっ?
(詩織)私も勉強になったし水谷さんと家のプラン一緒に考えるの楽しかったんです。
実現しなくても何か自分が夢の家に住むような気がしてきちゃって。
(広行)詩織さん。
(詩織)だから続けませんか?いいじゃないですか。
買わなくったって。
(広行)うん。
(詩織)あっ。
私今から休憩なんですけどよかったらお茶しませんか?
(広行)喜んで!ただいま。
あれ?いないの?何だ。
ハァー。
(薫子)今日はありがとうございました。
いえいえ。
こちらこそ楽しかったです。
ありがとうございました。
次は鎌倉彫教室はどうですか?あっ鎌倉彫ですか。
あのう私…。
あっ。
はい?あそこ。
(薫子)あそこで会ったんです。
えっ?誰と?
(薫子)天使に。
ああ…。
長倉さんも会いたかったらあの辺りにいれば会えるかも。
ああそうですね。
今はでも私はいいです。
ですよね?はい。
じゃあ失礼します。
じゃあ気を付けて。
はい。
じゃあな。
長倉。
じゃあな。
原田。
これとペアのショーツってあります?
(従業員)あっ。
こちらにございます。
わぁ。
ティーバック。
(従業員)お似合いですよ。
ホント?これ買っちゃおうかな。
(真平)でも金太郎じゃな。
(知美)ちょっとどういうこと?いやいや。
ただいま。
(真平)おかえり。
(知美)おかえりなさい。
おお。
来てたんだ。
いらっしゃい。
(知美)お邪魔してます。
(えりな)おかえり。
どうだった?蒼太ママとのデート。
いや。
別にデートじゃないんだって。
だから友達としてそば打ち教室にだな…。
(えりな)別にどっちでもいいですけど。
何か大人ってずるいですよね。
何が?
(えりな)私が単に男の子と会うだけでも絶対そういう目で見るくせに自分たちはデートじゃないって都合よく言って。
ホントずるい。
いや。
別にずるいって。
だからホントのことをお前に…。
(えりな)もういいです。
おい。
あいつ口紅つけてるぞ。
(知美)すごい。
えりなちゃんカッコイイですね。
口紅つけてたぞ。
(知美)いいじゃないですか。
(真平)元気出しなよ。
兄貴。
はい。
ああ。
ありがとう。
真平。
(真平)うん?お前…。
お前さ。
(真平)うん。
何?あっいえ。
いえいえ。
(真平)何?いや。
ごめんごめん。
何でもない何でもない。
(知美)ねえ。
デートって何なの?
(真平)えっ?知らないの?
(知美)えっ?聞いてないよ。
言わなくていい。
言うなよ。
(知美)何何何何?おしゃべり。
(真平)最近ね最近モテモテらしいよ。
やめろっつうんだ。
あれ?千明は?
(知美)あっ。
どうも。
知るかそんなことお前。
(典子)何だもう。
せっかく家帰ったのに誰もいないんだもんな。
もう。
何それ?コーヒーだよ。
(典子)厚着じゃねえこれ?外意外と風で寒かったろがお前。
(典子)汗出てるよ。
汗。
中が暑いんだ。
脱ぐよ。
・こんにちは。
(典子)千明。
どこ行ってたのよ?教えねえよあんたには。
(典子)何でよ?はい。
お土産買ってきたよ。
(真平)今出すね。
うん。
(典子)もう。
でどうでした?癒やし系とのそば打ちデートは。
いや。
だから別にデート…。
いいそばが打てましたよ。
ああ。
そうですか。
よかった。
あっ。
もしよろしかったらこれあのう。
お土産あのう。
打ちたてですのでどうぞ召し上がってくださいませ。
アハハ。
結構です。
何が入ってるか分からないんで。
いえ。
何にも入ってませんし細麺で喉越しつるつるですよ。
ホントに遠慮しときます。
そうですか。
じゃあ結構です。
はい。
分かりました。
いやぁ。
今日はあれですね。
珍しい時間に珍しいメンバー構成ですね。
(真平)ああ。
確かにね。
ねえ。
万理子は?
(真平)えっ?上?万理子先生は涼太先生と本の打ち合わせ中です。
(万理子)あっ。
あっ。
あっ。
(涼太)フフッ。
(涼太)好きなんだ?ここ。
(万理子)はい。
深海は心が安らぎます。
生まれ変わるなら深海魚がよいかと。
(涼太)そうなんだ。
(万理子)なかなか大ヒットドラマの企画を思い付きませんね。
(涼太)うん。
(万理子)私子供のころから自由課題というものが大の苦手でして。
(涼太)そっか。
(万理子)はい。
(涼太)あのさぁ。
(涼太)俺書いてみたいと思ってる話があるんだけど。
(万理子)えっ?
(涼太)5年くらいずっと考えてはいるんだけど。
(万理子)構想5年ですか。
熟成されておりますね。
(涼太)腐ってるかもしれないけど。
(万理子)何をおっしゃいますか。
涼太殿。
(涼太)書いてみていいかな?
(万理子)はい。
書いていただきたい。
千明のためにも頑張りたいしね。
はい。
しかしまあ人騒がせだな相変わらず。
(典子)誰が?お前だよお前。
(典子)うん?で大丈夫なのか?
(典子)何が?いやさ一瞬はさこう新しいうちに住む夢を見ちゃったわけだろ?
(典子)そうだねぇ。
夢見ちゃったねぇ。
カタログとかいっぱい買っちゃってさ。
まあでもしょうがないよ。
よく考えたらうちにはそんなお金無いしさ。
そうだな。
(典子)うん。
大丈夫だな?落ち込んでないな?
(典子)大丈夫。
しっかりしろよお前。
(真平)はい。
典姉。
どうぞ。
(典子)サンキュー。
(真平)どう?ちょっとつかぬことを伺うんだけど。
私ですか?違います。
(真平)えっ?俺?そう。
(真平)何?あのう。
お前のあのう。
あれはどうなったんだよ?
(真平)何?あれ?いや。
だからさ。
あれを…。
(知美)ああ。
天使を続ける続けないの話ですか?
(真平)えっ?あっ。
何何何?続ける続けないって何?
(知美)真平さんには天使を続けてもらうことにしました。
そう言うんですよ。
(知美)それが本来の彼なので私はそれを認めることにしたんです。
うわぁ。
すごいね知美ちゃん。
もうファンキーだわ。
(真平)違う。
ファンキーとかじゃ…。
(知美)はい。
千明さんはそう言ってくださるような気がしてました。
(典子)そんなもんうまくいくわけないじゃん。
(真平)だからちょっと典姉。
(知美)お姉さんはそう言うだろうと思ってました。
(典子)でしょ?
(真平)もういいよ。
・
(薫子)こんにちは。
(えりな)あっ。
蒼太。
2階行こう。
(薫子)こんにちは。
あっ。
先ほどはどうも。
(薫子)あれ?今日はお休みですか?いや。
あのう…。
(薫子)ちょっと近くに用があったんで…。
痛えな。
(薫子)寄ってみようかって蒼太と盛り上がっちゃって。
静かにしてください。
あっ。
すいません。
どうぞこちらに。
(真平)あれ。
(真平・薫子)あーっ。
(薫子)鎌倉の天使さんじゃないですか。
この前はどうもありがとうございました。
(真平)いやいやいや。
(薫子)わがまま聞いていただいて。
(真平)あっ。
どうも。
あれ?天使さんは長倉さんの?あっ。
あのう。
弟なんです。
(薫子)えっ?嘘?
(真平)はい。
(薫子)何で教えてくれなかったんですか?兄弟だって。
(真平)えっ?いやいや。
あのう。
いえ。
あのう。
天使がねこいつかどうか定かでなかったし。
(薫子)ああ。
そうですね。
ええ。
あのう。
まさかそういうことになると思ってなかったんで。
そういうことって?いや。
何つったらいいのかな?あのう。
いや。
あのう。
何ていうのかな。
あのう。
(薫子)はい。
弟とねそのう。
男と女の関係になるとは…。
(真平)ちょっ。
待って。
違う…。
(典子)うーん?いや。
だって。
(薫子)やらしい。
「やらしい」ってだって…。
(薫子)何もありませんよ。
何言ってるんですかね天使さん。
(真平)はい。
だって…。
(薫子)有名人だから会ってみたくってそれで握手してもらったんです。
(真平)そう。
握手。
あっ。
いや。
でも今日…。
(薫子)何ですか?いや。
そば打ち教室でだって今日あのう。
何か昨日天使と会って何かすっきりしてよく眠れたし肌の艶がいいっておっしゃってたからだからそういうことをねぇ。
(真平)ちょっと。
だってお前が…。
(真平)違う。
俺じゃない。
(薫子)…が解消しただけ。
(真平・典子)うん?はい?ちょっと聞こえません。
何とおっしゃいました?便秘が解消しただけです。
便秘?えっ。
便秘?よく分かんないですけど明らかにやっちまいましたよ。
シッ!
(薫子)私のことそんなふうに見てたんですね。
いやいや。
そんなことないです…。
ごめんなさい。
失礼ですよね男って。
あなた黙っててもらえません?あなた入ってくるとややこしくなるから。
(薫子)せっかくいい友達になれたと思ってたのに。
ひどい。
ホントにすいません。
誤解っていうか何ていうか。
ホントにすいません。
(薫子)長倉さん。
はい。
(薫子)私と長倉さんは友達ですよね?はい。
そのつもりでおります。
じゃあ絶交です。
「絶交です」って原田さん。
(真平)ちょっと。
えっ?ちょっと。
追っ掛けなよ。
いや。
そうだけどさ。
(真平)追っ掛けなって。
待って。
痛い。
真平待って。
ちょっとすいません。
原田さん。
ちょっと話聞いていただいてよろしいですか?
(真平)あっ。
あのう。
(知美)何もなかったんだ?
(真平)うん。
あっ。
やめようと思ってたんだ天使。
(知美)えっ?
(真平)いや。
やめたいんだもう。
(知美)何で言わなかったの?
(真平)いや。
それだけじゃないし。
言おうとしたらお前がさ。
(知美)はあ?バッカじゃないの?だったら私あんなつらい思いしなくてよかったじゃん。
えっ?
(知美)えっ?どんな思いで私が言ったか分かってんの?もうホントバカ。
ホント悪魔。
(典子)何の茶番劇だよ。
ホントもう帰ろう。
帰るの?
(真平)あっ。
金太郎。
何だよお前。
(典子)ちょっと。
どいてよ。
(真平)結婚式の打ち合わせ。
時間。
(知美)嘘!?
(真平)行こう。
行こう。
(知美)えっ。
ちょっ。
(真平)ちょっと行ってくる。
(知美)あっ。
いってきます。
(真平)打ち合わせ。
いってらっしゃい。
仲良くしなさいよ。
・
(真平)はい!フフッ。
ハァー。
便秘になったことがないから分かんないよ。
そんなすっきりしたって。
肌の艶よくなるなんて分かんないもんなそんなこと。
痛え。
もう。
痛え。
痛えなもう。
行きますか?行きますか。
(万理子)千明さんの喜ぶ顔が目に浮かぶようでございます。
(万理子)そして千明さんの幸せは私の幸せです。
(涼太)うん。
(涼太)えっ?あっ。
だ…大丈夫?
(万理子)あっ。
あっ。
あっ。
あのう。
あのう。
これ…。
これはですねあのう。
私の体の中の何かが涼太殿に反応したのではないかと。
(涼太)えっ?
(万理子)安心していただきたいのですが私はみじんも涼太殿に恋愛感情を持っておりません。
私の心は全て吉野千明さまに捧げております。
(万理子)ですがそれは精神的な恋なのでして体の肉体的な部分は行方不明と申しますか置き去りになっているわけでして。
その部分だけが涼太殿に反応したのではないかと。
あっ。
そうなんだ。
(万理子)申し訳ございません。
(涼太)あっ。
いや。
よかったじゃないですか。
何がですか?あなたの勘違いのおかげで真平と知美ちゃんが元に戻った。
ハハッ。
災い転じてってやつですね。
うん。
でも真平も意外と本気なんですね。
ええ。
私もねそれはちょっとほっとしましたね。
ねえ。
フフフ。
ありがとうございます。
しかしあれですね。
はい?あなたモテますね。
何でですか?未亡人に。
そんなことないですよ。
いやいやいやいや。
だって前に付き合ってた知美ちゃんのお母さんも未亡人でしょ?いや。
ちょっと待って。
それ付き合ってませんから。
だってほら。
体を要求された女流作家も未亡人だったでしょ?で今の癒やし系美女も未亡人。
ねえ?まあそう言われりゃそうですけどそんなのは。
このう。
未亡人キラーめ。
やめなさいよ。
やめなさい。
下からいきますよ?やめなさいって。
まあね。
私も妻を亡くした身ですからね。
まあ強いて言えば類は友を呼ぶってやつじゃないですか?ふーん。
うん。
鎌倉には多いんですかね?未亡人とかやもめとか。
どんな町ですか。
そんなわけないでしょ別に。
だって私の周りにすごいいっぱいいるからそういう人。
いや。
あなたの周りに多いだけですよ。
なるほど。
これだけ言っときますけどね。
はい。
その原田薫子さん。
うん。
まあ彼女とは友達ともいえないようなね。
そのう。
プラトニックな関係なんですよ。
ふーん。
あなたいわく私はベッドの似合わない男ですからね。
ああ。
そうでしたね。
早えな理解するのが。
早えホントに。
参考までに聞きますけど。
うん。
どんな気持ちだったんですか?何がですか?いや。
だから自分とは友達になりたいって言ってたのに天使とはそういうことするんだと勘違いなさったわけですよね?まあそうですね。
そのときの気持ち?男としてどんな気持ちだったんですか?男としてですか?ほら。
「悔しいな」とか「あっ。
ちょっと傷ついたな」とか。
だってあなたにはもうそっち系は全然求めてない。
もういらないみたいなことですもんね。
全然かどうか分かんないじゃないですか別に。
うーん。
そうですね。
悔しい。
悔しいか…。
いや。
まあ傷ついたってことはありませんよ。
ふーん。
ただこう線引きっていうんですかね。
区分けはされてんのかなとは思いましたよ。
ふーん。
でもね別に無理をして。
そのう。
線を越えて越境してですよ。
俺もそっちの世界に入るんだみたいなことは別に思いませんけどね。
ええ。
ふーん。
分かってもらえます?何となく。
うん。
分かります。
うん。
よかった。
しかし何ででしょうね?あなた未亡人にホントに変なこといつも要求されてますよね。
まあそう言われりゃホントにそうなんですよね。
何でなんだろう?これ。
ちょっかい出したいんですかね。
何なんだろうな?何なんですか?俺が一番知りたいですよ。
(従業員)お待たせしました。
はい。
すいませんね。
はい。
でも苦手なんですよね私。
何がですか?いや。
私も男ですからね。
はい。
スケベですよ。
フフフ。
フフフ。
何かあのう。
そういうスケベなことっていうのはねちょっとこうむっつりの方がいいんじゃないか。
いや。
むっつりって言うとそれだと語弊があるけど。
何か心に秘めてるぐらいの方がいいんじゃないかなと思うんです。
最近女性がね。
うん。
女性があのう。
こうセックスに対してねあんまり隠さずにこう。
何ていうんですかね。
わぁわぁわぁわぁ言ったりすることあるじゃないですか。
わりとこう平気で言ったりするのが。
「私やりたいの」とか「やっちゃったの」とか「やらしてくんないの」とかっていうのはああいうことを言ってるっつうのはねホントにちょっとすてきじゃないなって思っちゃうんですよね。
私結構言うかも。
私のこと言ってますよね?言うんですか?そんなこと。
年取った女性が。
いや。
年取ったとは言って…。
ごめんなさい。
別に…。
一般論で。
一般論?昔の方が何かちょっとこう品とか節度とか?何かそういうものがあったんじゃないかなって。
うーん。
難しいねぇ。
だからそういうことはこう昔に倣った方がいいんじゃないかと。
おっさんたちはね。
「おっさんたち」って。
昔を美化し過ぎなんだと思うんですよね。
いや。
別に。
だって昭和の男がみんな高倉健だったわけじゃないでしょ?いや。
そうは言ってない。
絶対昔より今がいいと思いますし今より未来の方が絶対にいいと思いますよ。
そういうふうに大人が少なくても思ってないとこの国は駄目になるわけでしょ?分かるでしょ?それ。
いや。
あのう。
ちょっと。
立候補するんですか?はっ?選挙演説みたいになってますよ。
そうですか?何か出たらどうですか?当選しそうだもん。
あら。
じゃあ出馬しようかな。
しちゃえ。
しちゃえ。
何の話でした?あれだあれだ。
ねっ。
スケベはむっつりがいいって話ですよ。
いやいや。
だから。
そうは言ってないじゃないですか。
あなたね乱暴ですよ。
お話の持っていき方が。
あっ。
すいません。
あら。
素直?ええ。
いつも素直じゃないですか私は。
そんなことないでしょ。
いつも何だかんだ突っ掛かってくるじゃないですか。
いやいや…。
今日はだってあなたを慰めてあげようかなと思ってここに来たんですから。
あなただってそんなこと言ったらいつも無駄なへ理屈とか言いだすけど?今日は何かおとなしいじゃないですか。
それは慰められてるのが分かってるからですよ。
フフフ。
フフッ。
じゃあ何かいいじゃない。
楽しいじゃない。
楽しいっす。
いいっすねこういうの。
むっつりスケベか。
はい。
フフフ。
ベッドの似合わない男ですよ。
ホントに似合わない。
うるせえよこの野郎。
ホントの姿を見せてやるぞなんつって。
フフフ。
ヘヘヘ。
脱げよじゃあ。
ヘヘヘ。
もうちょっと待って。
フフフ。
ハァ。
ただいま。
ただいま。
(涼太)おかえり。
ふーん。
早速執筆中ですか?先生。
うん。
まだ寝ないよね?うん。
うん。
うん。
あっ。
あのさ。
うん?一番先に読んでみてくれる?千明が。
ハハッ。
私が?うん。
うん。
それはもちろん喜んで。
これで駄目だったら俺駄目だと思う。
千明が男とか女とかそういうの超えてさチャンスくれたわけだし。
そっか。
そうだよね。
うん。
頑張って。
うん。
おやすみ。
おやすみ。
フフッ。
ハァ。
期待してしまったではないか。
ベッドの似合わない男か。
フッ。
あああ!?ブッ。
ブッ。
お前。
怖いだろうお前。
何やってんだ?掛かったろ水がお前。
(万理子)独り言をつぶやいていたので気配を消してみました。
忍者か?お前は。
バカ。
全部こぼれちゃったじゃないかお前。
びっくりした。
あのう。
びっくりした。
うん?あのう。
うん?お兄ちゃんは精神的な恋の衝動と肉体的な恋の衝動は一致して同じ相手に向いていますか?もうちょっと分かりやすく言ってくんないかな?はい。
体だけの恋愛をしたことがありますか?体だけの恋愛?はい。
ないかな。
そうですよね。
とっとと寝ます。
ちょっと待って。
お前そういう恋愛してんのか?大丈夫か?はい。
大丈夫にします。
おやすみなさい。
万理。
何かあるんだったらちゃんと話しなさい。
はい。
おやすみなさい。
おやすみ。
・
(真平)ただいま。
おおー。
おかえり。
(真平)ああ。
悪かったね。
何か色々。
いやぁ。
こっちこそ誤解しちゃってごめん。
あら?どうしたの?えっ?いやちょっと水かぶっちゃった。
あのさ。
うん?あのさ兄貴。
何?うん。
やっぱいいや。
何だよ。
先に寝るね。
じゃあおやすみなさい。
おやすみ。
よいしょ。
おなか冷やすな。
分かってるよ。
ああ…。
はあ?どういうことよ?家を買いたいって。
詩織とかいう女に会いたくて通ってただけなんでしょ?このエロ親父。
(広行)事情が変わったんだ。
プランを進めることにした。
(典子)えっ?じゃあ何?家建てんの?
(広行)はい。
(典子)へえー。
そうなんだ。
ハハハ。
まあうれしいっていうか。
(広行)すてきなプランなんだ。
(典子)ふーん。
(広行)ただ…。
そこには君と住むわけではない。
(典子)はっ?
(広行)すまん。
(典子)えっ?ちょっとちょっと。
ちょっと。
何言ってんのよ?詩織ちゃんと一緒に住みます。
(典子)はっ!?
(田所)課長。
課長。
おう。
どうした?
(田所)お願いしますよ。
何だか分かんないけどお願いされません。
(田所)いやいや。
違いますよ。
もうすぐ予算会議でしょ。
だからそのうお願いしますよ。
憂鬱だよな。
(田所)だからそうじゃなくて。
もうバ…。
今バカっつったろ?
(田所)バカなんか言ってませんよ。
お前何だ?上司に対してお前失礼…。
(田所)とにかくお願いしますからね。
お前絶対言ったろ?バカって。
おい。
(田所)言ってませんよ。
言ったろ?お前。
「何を」か言えよ。
「何を」なんだか言え。
バカ。
あいつがバカだ。
長倉です。
(市長)どうぞ。
おはようございます。
市長。
(市長)あなたはしないんですね?何をですか?
(市長)あなたは観光推進課の課長でもある。
そしてもうすぐ予算会議。
市長と近い位置にいる。
いろんな部署の方が私に自分の課の予算の必要性を訴えに来てますけどあなたしないんですか?ああ。
私はそういうやり方はちょっと。
なるほど。
つまらないですね。
申し訳ありません。
いえ。
つまらないと言っただけです。
あっ。
はい。
長倉さん。
はい。
白とブルー。
私にはどちらが似合うと思いますか?早く。
はい。
ブルーです。
分かりました。
あのう。
私ブルーと申し上げましたけど。
そうですけど。
何ですか?いえ。
いや。
よくお似合いだなと思いまして。
私もそう思います。
はい。
さっ。
行きましょ。
はい。
早く。
はい。
いや。
そこを何とかお願いできないでしょうかね?社長。
昔一緒に色々頑張った仲じゃないですか。
うーん。
まあ分かりますよ。
そうですよね。
うん。
はい。
分かりました。
ぜひ次回お願いします。
はい。
はいお疲れさまです。
すいません。
失礼します。
ハァ。
冷てえなぁ。
嘘でも「考える」とか言えねえのかな?
(三井)千明さん。
はい。
(三井)キャスティングなんですけど。
うん。
佐々木さんの事務所に「吉野プロデューサーのピンチなんです」「どうかどうか一肌脱いでください」って頼んだんですけど。
うん。
(三井)ピンチのときには声掛けるなって言われました。
マジか。
私あそこの新人とか結構面倒見てきたよね。
信じらんない。
(三井)ですよね。
はっ。
こんなもんなんですかね私なんて。
私のやってきたことなんてこんな程度なんですかね。
もう過去の人なんですかね?私は。
(飯田)でもあれですよ。
千明さん。
佐々木さんは確かに大物ですけどそれほどでもないっていうか。
確かにね。
別にあの人そんな数字持ってるわけじゃないからね。
(飯田)はい。
持ってません。
ねっ。
・
(武田)千明さん。
うん?
(武田)三上監督なんですけど本しだいではやってもいいって言ってますよ。
ホント?
(武田)よろしくお願いします。
失礼します。
ホント?
(武田)はい。
よかったね。
よかった。
ねっ!
(篠原)はい!後はだからじゃあ本なんだよ。
まずね。
(三井)そうです。
まず本…。
大丈夫かな?あいつら。
よし。
(飯塚)あら。
長倉さん。
あっ。
飯塚さんどうもどうも。
(飯塚)いいところでお会いしたわ。
実はね住民票を取りに来たんだけどどこ行っていいか分かんないのよ。
住民票?そうですか。
これね入ってもらって扉。
で真っすぐ行ってもらったら突き当たるんでそれを右に行ってもらうと受付があるんだけど…。
分かんないっすかね?
(飯塚)真っすぐ行って右?じゃあ僕一緒に行きます。
あのね。
ちょっともう時間ないな。
ぎりぎりだからあのう。
私先行ってる。
とにかく真っすぐ来てください。
(飯塚)あら。
悪いね。
ゆっくりね。
ゆっくり。
足気を付けて。
ゆっくりね。
これ扉気を付けて。
ゆっくりゆっくり。
ゆっくりでいい。
すいません。
待ち合わせなんですけど。
すいません。
こちらからお呼び立てしておいて遅れてすいません。
(薫子)遅えよ長倉。
先日はあのうホント失礼なことを言いまして申し訳ありませんでした。
ご気分を害してしまって。
(薫子)もういいです。
あっ。
座ってください。
あっはい。
(従業員)いらっしゃいませ。
あっ。
えっと。
アイスカフェオレを1つ。
(従業員)かしこまりました。
ああいうのちょっとやってみたかったんです。
ああ。
そうなんですか。
でもホントに失礼しました。
そうですよ。
友達のことあんなふうに思ってたなんて。
いやいやいや。
あんなふうに思ってたわけじゃないんです。
でもちょっとうれしかったです。
はい?私だって女ですから。
はあ。
やっぱり無理がありますかね。
「なあ?長倉」みたいなの。
そうですね。
いや。
新鮮ではありますけど。
ですよね。
でもね私考えたんです。
友達にも色々あるじゃないですか。
はい。
セフレとかも友達じゃないですか。
はい。
セフレ。
えっ?セフレ?セックスフレンド。
いや。
それは。
それは知ってますけど。
そういうのどうですか?「どうですか?」ってちょっと意味が…。
(薫子)どうでしょう?「どうでしょう?」って。
いや。
私は一番理解できないっていうか分からないっていうかまったく別の世界にあることのように思ってますけど。
なるほど。
時間がかかりますよね。
いや。
そういう…。
分かりました。
今はまだこの関係を続けましょ。
はっ?セフレを前提とした友達関係です。
いや。
ちょっとそこが…。
そこ。
それがいいと思います。
いや。
それがいいって原田さん?もう行かなくっちゃ。
じゃあ失礼します。
いや。
ちょっ。
ちょっと原田さん?行かれるんですか?
(薫子)よいしょ!よいしょって…。
ど…どういうこと?どういうこと?祥子ちゃん?今終わった。
うん。
これから出るね。
うん。
分かった。
はーい。
じゃあ後でね。
・
(ドアの開く音)
(涼太)千明。
おっ?どうした?いや。
書けたから。
もう?嘘?あっ。
一応恋愛物なんだけど読んでみて。
へえー。
ありがとうございます。
読ませていただきます。
あっ。
正直に感想を。
うん。
それはもちろん。
じゃあお疲れ。
ちゃんと寝てね。
お疲れさまです。
意味分かってんのかな?
(啓子)すごいじゃん涼太君。
やる気になって。
(祥子)よかったね。
っていうか偉いよ千明。
そこまでやってあげて。
(啓子)うん。
偉い偉い。
いやいやいやいや。
(祥子)何?どうしたの?どうしよう?
(祥子・啓子)うん?
(三井)あっ。
来ました。
(一同)お疲れさまでした。
(三井)失礼いたします。
死ぬほどつまんないんだよ本が。
今まで読んだ本の中で一番つまんないんだよ。
(啓子)マジで?
(祥子)うわー。
あいつマジで才能ないのかも?どうしたらいいんだろ?私それ言うんだよね。
言わなきゃいけないんだよね。
何て言えばいいんだろうね?2014/05/08(木) 22:00〜22:54
関西テレビ1
<木曜劇場>続・最後から二番目の恋 #04[字][デ]【恋する鎌倉で、私の人生、計算外】
元カレと微妙な距離を保ちながら同居を続けている千明。友達契約を結んだ娘の彼氏の母親から絶交を告げられる和平。各々の人生に計算外のことが次々巻きおこる!!
詳細情報
番組内容
千明(小泉今日子)の家に上がり込んだ典子(飯島直子)は、涼太(加瀬亮)に興味を抱く。夫の広行(浅野和之)ともめて家を飛び出した典子は、その腹いせに自分も涼太と遊んでやろうなどと考えたらしい。困った千明は、新ドラマの企画打ち合わせをするためにやってきた万理子(内田有紀)に涼太を任せ、ふたりでどこかに行って企画を考えるよう指示する。
同じころ、和平(中井貴一)は、薫子(長谷川京子)と一緒にそば打ち
番組内容2
教室に参加していた。そこで和平は、薫子から、鎌倉にいるという寂しい女性を癒してくれる“天使”に会えた、と聞かされる。それが真平(坂口憲二)のことだと確信した和平は、動揺し、そば打ちにも集中できない。
千明は、典子から広行とケンカした理由を聞く。広行は、不動産業者のアンケートに答えたことがきっかけでその店の若い女性に惹かれ、彼女と話がしたくて新築プランの相談をすることにして通い詰めていたらしい。
番組内容3
事情を知った千明は、それくらいは普通のことだ、と言って典子を諭すが…。
和平が家に戻ると、真平の婚約者・知美(佐津川愛美)が来ていた。ほどなく典子、千明も現れ、一同は、和平から薫とのそば打ちデートの話を聞き出そうとする。するとそこに、薫子が息子の蒼太(中島凱斗)を連れてやってくる。そこで薫子は、“鎌倉の天使”こと真平と再会し…。
出演者
吉野千明: 小泉今日子
長倉和平: 中井貴一
長倉真平: 坂口憲二
長倉万理子: 内田有紀
☆
高山涼太: 加瀬亮
原田薫子: 長谷川京子
水谷典子: 飯島直子
スタッフ
【脚本】
岡田惠和
【監督】
宮本理江子
加藤裕将
宮脇亮
【音楽】
平沢敦士
【制作】
フジテレビ ドラマ制作部
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32724(0x7FD4)
TransportStreamID:32724(0x7FD4)
ServiceID:2080(0×0820)
EventID:9954(0x26E2)