ニュース 2014.05.09

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ニュースをお伝えします。
古屋国家公安委員長は記者会見で、3Dプリンターで作ったと見られる、殺傷能力のある拳銃を所持していたとして、男が逮捕された事件について、再発防止に向けて、取締りを強化するとともに、法整備を検討する考えを示しました。
川崎市の大学職員が、自宅の部屋に樹脂で出来た殺傷能力のある拳銃2丁を隠し持っていたとして、きのう、銃刀法違反の疑いで逮捕され、警察は、3Dプリンターを使って拳銃を製造したと見て、調べを進めています。
これについて古屋国家公安委員長は今度の事案は、新たな形態の犯罪といってもいいと思う。
今後、3Dプリンターの普及で、同様な事案の発生も懸念されるので、情報収集や取締りを徹底していくと述べました。
その上で古屋大臣は、再発防止に向けて、法整備を検討する考えを示しました。
日本バスケットボール協会のホームページが、ことし2月、何者かに改ざんされ、閲覧した人のパソコンが、情報を盗み取るウイルスに感染したおそれがあることが分かりました。
セキュリティー会社は、東京オリンピックを前に、協会関係者の情報を盗み出そうとした可能性もあると見ています。
日本バスケットボール協会などによりますと、2月19日、協会のホームページが何者かに改ざんされ、閲覧した人のパソコンが、情報を盗み取るコンピューターウイルスに感染するよう、仕組まれました。
この状態は少なくとも8日間続き、およそ5万5000件のアクセスがありましたが、協会はこれまで公表していませんでした。
セキュリティー会社のシマンテックによりますと、使われた手口は当時、明らかになっていなかったインターネット閲覧ソフトの欠陥を悪用した高度なもので、ほかでは使われた形跡がないということです。
2020年の東京オリンピックの開催を前に、ページを見た協会関係者の情報を盗み出そうとした可能性もあると見ています。
日本バスケットボール協会は、改ざんされた時期に閲覧した人に対して、感染していないか、ウイルス対策ソフトで調べるよう呼びかけるとともに、ご迷惑をおかけし、おわびします。
今後は再発防止に努めていきたいと話しています。
サッカーのワールドカップブラジル大会で、日本の第3戦の会場となる競技場で、建設工事中に作業員が感電して死亡する事故があり、作業の中断によって、競技場の完成がさらに遅れるのではないかと懸念されています。
ブラジル中西部の都市クイアバで、8日午前、ワールドカップの試合会場として建設が進められている競技場、パンタナールアリーナで、通信関連施設の工事をしていた32歳の男性作業員が誤って感電して死亡しました。
クイアバの競技場では、日本代表の1次リーグ第3戦、コロンビア戦が行われることになっていますが、事故の原因を調べるために、作業の一部が中断され、競技場の完成がさらに遅れるではないかと懸念されています。
ワールドカップの会場を巡っては、クイアバのほか、サンパウロとクリチーバの会場も完成していません。
このうち、開幕戦が行われるサンパウロの競技場を、ブラジルのルセフ大統領が視察しました。
この競技場では、今も多くの観客席が取り付けられていないなど、遅れが目立ち、作業員たちが突貫工事に当たっています。
観客席や駐車場などの整備は、あと1か月余りに迫ったワールドカップ開幕の直前まで続く見通しです。
為替と株の値動きです。
生字幕放送でお伝えします2014/05/09(金) 13:00〜13:05
NHK総合1・神戸
ニュース[字]

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合

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