Nスタ 2014.05.09

午後2時を過ぎたところです、宇都宮市内では突然、風が強まり大粒の雨が降り始めました。
時折、雷が鳴る音も聞こえてきます午後2時過ぎ、突然降り出した激しい雨。
時折、稲光が走る。
こちらは、東京の赤羽駅前。
傘を持たない親子連れが突然の雨に急いで車に避難する。
季節外れの寒気が上空に流れ込んだ影響で、関東の広い範囲で大気の状態が不安定になり、激しい雷雨やひょうに見舞われた。
6mmほどのひょうです。
このわずか2時間ほど前、正午頃の東京・お台場の様子。
東京のお台場です、お昼ちょうど今、12時になりました。
持っている温度計、砂浜の上ですから29度になろうとしているんですね。
潮風が穏やかで天気も最高。
澄んだ青空、心地いいです。
おいしそうですね、ビール。
今日、最高ですよね、これ。
しかし、初夏を思わせるような天気は、午後に入ると一転…東京・渋谷でも午後3時半頃、突然、ひょうが降り出した。
さらに、雷の影響で停電も相次いだ今、電力会社の車ですね、この辺りが停電しています。
電力会社の車が今、走っていきました。
この辺り、交差点も今、信号機の明かりが消えています、停電です。
東京・練馬区でも、バス会社の営業所近くの電柱に雷が落ちた。
東京電力によると、午後5時現在、埼玉や茨城、千葉などで合わせておよそ1200世帯で停電が続いている。
さいたま市では、信号が消えているため、警察官が出動して交通整理をしている。
天気の不安定な状態は関東では一段落し、東京や埼玉など各地に出されていた竜巻注意情報は既に解除された。
しかし、東北地方では、明日の明け方頃まで大気の不安定な状態が続くため、気象庁は引き続き落雷やひょうなどに注意を呼びかけている。
関東ではご覧のように激しい雨やひょうが短時間降ってはやむという不安定な天気となりました。
関東の雨はピークを越えましたが、東北地方などは明日にかけても警戒が必要です。
憲法改正の手続を確定させる国民投票法改正案は今日午後、衆院本会議で与野党7党の賛成多数で可決されました。
今の国会での成立は確実な情勢です。
国民投票法改正案は、衆議院本会議で自民・公明・民主など与野党7党の賛成多数で可決され、参議院に送られた。
改正案は、憲法を改正する際の国民投票の年齢を法律の施行から4年後に、20歳以上から18歳以上に引き下げることが柱。
与野党は国民投票の投票年齢とあわせ選挙権の年齢についても、18歳以上に引き下げる法整備を目指すという合意文書を交わしている。
3Dプリンターで銃を作製し、逮捕された男。
3Dプリンターで作製された殺傷能力のある銃を持っていたとして大学職員の男が逮捕された事件で、男が設計図を改良し、銃の威力を強化したなどと供述していることが警察への取材でわかりました。
昨日、3Dプリンターでつくられた殺傷能力のある銃2丁を所持していたとして逮捕された湘南工科大学の職員、居村佳知容疑者。
今日、横浜地検に送検された。
警察の調べに対しこう供述している居村容疑者。
作製した銃は、一部がアルミや鉄などの金属で補強されていて、鑑定の結果、厚さ2.5mmのベニヤ板を10枚以上貫通したとのこと。
さらに、銃は自衛のための武器であり、お守りとして所持していたなどとも供述しているとのこと。
警察は昨日、勤務先の大学の捜索を行い、手書きの設計図などを押収。
居村容疑者がダウンロードした設計図を自ら改良し、オリジナルの設計図をもとに銃をつくっていたと見て、武器等製造法違反の疑いも視野に捜査している一方、古屋国公安案委員長は今日の記者会見でこのように話し、3Dプリンターの普及で同様の事案の発生も懸念されるとして、法制上の問題がないか検討する考えを示した。
次は集団的自衛権の問題です。
私たちは政府が作成したこのような資料を入手しました。
その中の1ページがこちらです。
尖閣諸島を想定したものなんです。
それは離島に外国人と思われる武装集団がこちら、船などで上陸してしまった場合です。
武力攻撃を受けていませんが、日本の主権は侵害されていますよね。
現在の法制度では速やかに対応できないこうした事態はグレーゾーンと呼ばれています。
憲法解釈変更の必要がないグレーゾーンに対応する法整備をまず進める方針です。
集団的自衛権の行使容認に反対する公明党に配慮した戦略なんですけれども、果たして、うまく進むのでしょうか今日昼前、自民党の石破幹事長が安倍総理と会談した。
安倍総理の私的諮問機関、安保法制懇が来週、報告書を提出するのを前に今後の方針をすり合わせた。
JNNが入手した資料によれば、政府は現在の法制度では対処できない安全保障上の問題として、9つの事例を挙げた上で、18本の法律を改正する必要性を指摘し、既に与党側に検討を求めていたことが明らかになった。
その中で、政府・自民党が最初に取り組む方針であるのが、グレーゾーンへの対応。
例えば、尖閣諸島に漁民を装った武装集団が上陸した場合、現在の法制度では速やかに対処できないとされている。
こうした事態は、集団的自衛権の問題ではなく現在の法律の改正で対応できるとされているため、公明党も協議に乗りやすい。
平和の党を掲げ、集団的自衛権という言葉に強い拒否感がある公明党。
党内には、グレーゾーンの議論を先に始めれば、集団的自衛権の議論は遠のくのではないかという考えもある。
一方、自民党はグレーゾーンの協議は早めにまとめ、集団的自衛権の議論に引き込みたい考え。
午後、安倍総理と会談した自民党の高村副総裁は来週、安保法制懇の報告書が出た日に総理が会見するという見通しを示した。
それぞれが別の思惑を抱えたまま与党協議が始まることになる。
TPP=環太平洋パートナーシップ協定をめぐる日米協議の経過を担当大臣が自民党側に説明しました。
豚肉や牛肉の関税を大幅に引き下げることに対して農水関係の議員から、農業がつぶれるなどと懸念する意見が相次ぎました。
TPPをめぐって、連休前に行われた日米協議の経過について、甘利大臣は自民党の会議に出席し、国益を最終的な結果に反映できるように引き続き交渉に当たると説明した。
これまでの日米協議で、牛肉の関税を38.5%から9%に、豚肉の関税を1kg当たり482円から50円に引き下げるなどで基本合意したことを受けて、出席した議員から疑問や反発が相次いだ。
さらに、出席した農水関係の議員からは農産品5項目の関税を維持するとした国会決議との関係について危うい気がする、決議違反になると懸念する声も上がった。
カネボウ化粧品の美白化粧品で肌がまだらに白くなる白斑被害が出たとして全国初の集団訴訟の第1回口頭弁論が静岡地裁で開かれカネボウ側は全面的に争う姿勢を示しました。
この訴訟では、静岡県と山梨県に住む30〜70代の男女14人がカネボウ化粧品が販売した美白化粧品を使い、顔や首回り、手などに白斑が残ったとして一人当たり4000万円あまり、総額およそ5億9000万円の支払いを求めている。
今日の第1回口頭弁論でカネボウ側は請求の棄却を求め全面的に争う姿勢を示した。
また、カネボウ側は、被害者の7割に症状の改善が見られるという日本皮膚科学会の報告をもとに原告の改善を見守る必要があると主張した。
今後裁判は、被害が予見できたかどうかを争点に進められていくと見られる。
首相や一部の閣僚が失職し混乱の続くタイで反政府派は9日、最終決戦と位置づけた大規模なデモを首都バンコクで始め、一部が警官隊と衝突するなど緊張が高まっています。
最終決戦と位置づけた大規模なデモ活動が始まりました。
政権打倒、そして新政権樹立を求めて国民にデモに参加するよう呼びかけています。
ステープ元副首相率いるおよそ1万人のデモ隊はバンコク中心部を練り歩き反政府派による新政権の樹立を目指して首相府や国会前で抗議活動を行っている。
一部のデモ隊は複数のテレビ局に押し寄せているほか、治安維持センターでは警官隊と小競り合いとなり、ケガ人が出る事態となっている。
一方、政府を支持するタクシン元首相派は明日、バンコク近郊で大規模なデモを行う予定で反政府グループとの衝突など不測の事態への懸念が高まっている。
韓国の旅客船沈没事故で検察などの合同捜査本部は船の運航会社の実質的なオーナーをめぐる資金の流れなどについて事情を聞くため、側近とされる72歳の女優に明日、出頭するよう要請したことを明らかにした。
この女優は、実質オーナーが会長だった企業グループの系列会社やこのオーナーが関係する宗教施設の代表を務めているとのこと。
また、捜査本部はオーナーの次男らの身柄拘束に向けた手続も進めている。
続いてはこちら、白いワンピース姿でソファーに横たわる女性。
1998年当時、アメリカのクリントン大統領との不倫が発覚して世界中に注目されたモニカ・ルインスキーさんです。
そのルインスキーさんがアメリカの雑誌で長年の沈黙を破り、手記を発表。
その全文が公開されました。
大統領との間に起きてしまったことを深く後悔している、このように告白する彼女の現在の心境とは。
今月13日に発売されるアメリカの雑誌「ヴァニティー・フェア」。
そこに掲載されるモニカ・ルインスキーさんの手記の全文が公開された。
全米を揺るがしたクリントン元大統領との不倫発覚から16年。
長年の沈黙を破る告白に波紋が広がっている。
これは1996年の映像。
この前の年、当時大学生だったルインスキーさんはホワイトハウスの実習生になった。
その後、2人の不倫関係は始まった問題が発覚したのは98年のこと。
当初、クリントン大統領は関係を否定。
ファーストレディーだったヒラリー氏も夫をこうかばった。
しかし、独立検察官事務所にルインスキーさんの肉声テープが届けられていたことから不倫もみ消し疑惑に発展。
スター特別検察官が捜査に乗り出す事態になった。
これが当時の肉声テープ。
そして98年8月、クリントン大統領は連邦大陪審で不倫関係を認めた。
不適切な関係から16年、ルインスキーさんは…なぜ今になって沈黙を破って手記を発表したのか。
ルインスキーさんは騒動後、イギリスに留学。
その後、イギリスやアメリカで就職活動をしたが過去を理由にことごとく採用を断られたと振り返っている。
手記についてニューヨークの人たちの反応は様々。
公開された手記は15ページ分。
当時、ヒラリー氏から自己陶酔した愚か者呼ばわれされたことに対しこう語っている。
ヒラリー氏は2016年の大統領選に出馬することが取りざたされている。
今のところクリントン夫妻から手記に対するコメントは出ていない。
あれから16年がたちましたが、なぜ今、このタイミングでの告白なんでしょうか?2年後の大統領選と無関係とは思えないんですよね。
クリントン元大統領の夫人のヒラリーさんというのはこちらにあるように今取りざたされている人たちの中でも一番有力な次期大統領候補なんですね。
もう大統領選の助走というのは今始まっているわけです。
もしルインスキーさんが今後も第2、第3の証言を続けるようであればヒラリーさんにダメージを与える可能性はあるような気がするんですよね。
2014/05/09(金) 17:50〜18:15
MBS毎日放送
Nスタ[字]

取材経験豊富な記者・竹内明とTBSアナウンサー・加藤シルビアらがお届けする大型報道番組。ニュースを速く、深く伝えると共に「Nトク」ではホットな話題を徹底取材。

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番組内容
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【キャスター】
竹内明(TBS記者)
【出演】
加藤シルビア(TBSアナウンサー)
藤森祥平(TBSアナウンサー)

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