2014-05-09
3年前に見つけて今も重宝している、面接に通るコツ
キャリア話 |
「自分と面接者という二者の他に、推薦者という第三の視点を入れる」こと。
以上終了。
以下は蛇足だが、一応補足しておく。
(しんざきさん風にしてみた)
私は、当時の景気自体も要因ではあるけど、1年間も転職活動をして実らないほど面接テクニックを持ってなかった。それが一発必中が出来るようになったのは、シンガポールで会ったとある転職エージェントの言葉がきっかけ。
いざ応募して、明日面接だーという時に彼から電話で以下のように言われた。
「我々が企業にご推薦する際、ご本人の応募意思があることを前提にしています。ですから、面接の過程で嫌だなと思うような説明や質問があってもその場ではポジティブに流してください。後で我々にだけ選考辞退の連絡をしてくれればいいです。」
それまで私は「面接で嘘をついてはいけない」という観念が非常に強かった。だから正直な=地味なエピソードを言ってしまったり、揺さぶってくるような質問に対して困った顔を見せてしまったりしていた。学校教育で「嘘をついてはいけない」というように植え付けられているのも理由かもしれない。
そんな人間だったのだけど「(エージェントの)XXさんのために」という名目が出来たことで上手く装えるようになった。
装うと言うのは0を1にするような嘘をつくことじゃない。1を100にすることだったり、自分の中で10なんだけど盛っても20にならないネタなのでそれを話すのは諦め、5のネタを50にするというエピソードの選定だったり。
推薦をしてくれる人という視点を入れ、「その人がこの商品を推薦するとしたらどういう所がポイントだろうか?」と考えるのは営業・プレゼンテーションの基本だと思う。
半年前にホッテントリでこういうのを見た。
私は新卒のときは、このコツを知らずに就活本なんかたくさん読んでたせいで、落ちまくった。
ほんと、就活本、読まなきゃよかった。
好かれたい初対面のひとに、自慢話とか嘘っぽい逸話とか突然するか?
コツがわかって、面接受かるようになった話 - レールを外れてもまだ生きる - 派遣OLブログ
彼女の場合は
- 過剰アピールの人が「自慢話ばっかするの良くないな」と気付いたら、ちょうど良くなった
私の場合は
- 過小アピールの人が装うようにしたら、ちょうど良くなった
ということなんじゃないかなと思う。