「伝説のゲームソフトが、アメリカ・ニューメキシコ州で発掘された」――。4月末、そんなニュースが世界のゲーム好きの間を駆け巡りました。約30年もの間地中に埋められていたそのソフト、一体何があったのでしょうか。

 ロイター通信などの報道によると、見つかったのは米アタリ社が1982年に発売した「E.T. the Extra-Terrestrial」。同社製家庭用ゲーム機のソフトで、スティーブン・スピルバーグ監督の名作映画をもとにつくられたアクションゲームです。

 今なお話題になるのだからさぞかし面白い作品だろう、と思われるかもしれません。しかし、実はその逆。「最悪のゲーム」「クソゲー」などと言われるものでした。プレーした人は「1分ほどで諦めた。普通の人なら10秒で放り出すと思う」と評しています。