専門誌や専門店も!今人気の車中泊を快適に過ごすためのポイント。


パーキングエリア

皆さま、GWはいかが過ごされましたか?
今年は日の並びが今一つで、遠出ができなかった方も多いことでしょう。
「その分夏休みにはちょっと遠くへ行きたい。」「でも少々懐が寂しいし、時間もとれない」という方にお勧めなのが車中泊です。

車中泊とは?

車中泊とは文字通り車の中に泊まることです。
といっても、キャンピングカーなどにではなく、普通の車に快適に眠れるように工夫を凝らして泊まるのです。
宿泊費や時間を節約したい方や宿泊施設が整っていないような場所に旅行に行きたい方の間などに人気があり、車中泊のマニュアルも出版されたり、車中泊グッズの専門店が出店されたりもしています。

車中泊はどうやってするの?

車中泊は基本的にどんな車でもできますが、お勧めはノアやステップワゴンなどのミニバンタイプの車。
これならば大人2名、子供2名の4人家族くらいでも泊まることができます。
持っていくものはエアマットや毛布、新聞紙。
これからの季節は虫よけや保冷剤もあると便利ですね。
車中で眠るというと、シートに座った状態でというイメージがありますが、これだとエコノミークラス症候群の危険性がありますし、疲れが取れません。
車中で安眠するためにはシートをフルフラット状態まで倒し、エアマットを敷いてその上で体を伸ばして眠りましょう。
新聞紙を内側から窓に貼ると外から覗かれるのを防ぐことができます。
また、これからの季節はクーラーを入れて眠りたくなりますが、エンジンをかけっぱなしにすると音が気になりますし、バッテリーが上がってしまうかもしれません。
窓を少し開けて保冷剤を利用しましょう。
周りの音が気になるときは耳栓を使うと眠りやすくなります。

車中泊はどこでするの?

車中泊にお勧めの場所は道の駅や高速道路のサービスエリアやパーキングエリアの駐車場です。
トイレがあり、治安も比較的安全です。
「車中泊 場所」等のキーワードでインターネットを検索するとお勧めの場所がいくつもヒットしますから参考にしてみてください。

レンタカーでも車中泊はできる

「車中泊をしてみたいけれど、家の車は小さくてとても眠れそうにない。」という時はレンタカーを利用することもできます。
今は格安で車をレンタルできる会社もありますから、いろいろと探してみとよいでしょう。
また、レンタカーと公共交通機関がセットになったパックもありますので、本州から北海道まで飛行機でいき、北海道内をレンタカーで車中泊をしながら旅行する、といったこともできます。

最初は1泊から始めてみる

いくら車内を安眠できるように改造しても、ホテルに泊まった時のようにぐっすりと眠ることはなかなか難しいです。
車中泊の経験者の多くが「最初は2~3時間しか眠れなかった」と言っていますから、初めての車中泊は寝不足気味を覚悟しましょう。
しかも車を運転しなければいけませんから、無理は禁物。
最初は1泊から始めてみて、慣れてきてから泊まる日数を増やしていきましょう。

いかがでしたでしょうか?
最後に実際に車中泊をしている様子の動画をご紹介しましょう。

中々快適そうですね。興味を持たれた方は今年の夏は車内泊に挑戦してみませんか?