僕のUOでの軌跡は簡単にしか触れてなかったと思います。
たまには自分語りでもしようかと。。。懐古ネタですが。 そもそも僕がUOを始めようと思ったのはゲーム誌でUOが紹介されていたからでした。 どのゲーム誌だったかはよく覚えていません。 ファンタジーRPGとのふれこみだったのですが、 その記事で紹介されていたのは釣りスキルでした。 そこには冒険の話は一切現れず、魚を釣って焼いて売れるということだけがありました。 ほかにもゲームの中で武器を作ったり薬を作ったりできることを知り、 僕はこれがファンタジー世界で「暮らせる」ゲームなんだと気づきました。 この点にとても魅力を感じて、僕はUOを始めることにしたのでした。 ゲームバトンを読んで気づいた人もいるかもしれませんが、 僕は普通の意味でのゲーマー(gamistというべきか)ではありません。 正直言ってゲームをクリアすることにはほとんど興味がないのです。 ゲームの「世界」を味わうこと、それを通じてその世界の「構造」「論理」を楽しむことが いつも僕がゲームをする目的です。 (ちなみにリアル世界の「構造」「論理」こそが物理学にほかなりません(^^;) そんなわけで、僕がクリアにまで至ったゲームは非常に少ないです。 また、シミュレーションや「自由度の高い」RPGに常に惹かれる傾向にあります。 UOを始めた当時(T2A時代)、釣りスキルは単に魚が釣れるだけのスキルでした。 SOSボトルや網はもちろん、魔法の魚や靴さえ釣れませんでした。 しかし当時は今より空腹になるのが早く、 満腹状態のほうが回復・スキル上昇が早いという常識があったので (これはオカルトだったという話もありますが。。。今となっては検証もできません) 重さのわりに満腹度上昇の大きい焼き魚には需要がありました。 また、漁師の数もそれほど多くなく、大量の魚を貯蔵するのも困難だったので 釣りスキルでそれなりに暮らしていくことができました。 僕もメインキャラは釣り一本に絞り、一介の漁師として生活していました。 マジンシアで暮らしていたのでなかなか行商には出られませんでしたが(^^; しかし時代は変わります。 SOSボトルや地図が導入され、釣りに冒険の要素が付け加わったのです。 ブリタニアは「釣りバブル」に沸き、多くの冒険者たちが海に繰り出すようになりました。 結果、あらゆるところで魚が余るようになり、焼き魚の商品価値はなくなりました。 当時は釣りでできることが増えると素直に喜んでいたのですが 今から考えるとプレイスタイルの幅を狭める変更に過ぎないように思えます。 これ以降、プレイヤーに冒険者としての生き方のみを与え、 UOを単なるゲームの集合にしてしまうような仕様変更が相次ぐようになります。 インフレもどんどん進み、店で買えるようなアイテムは無価値になってしまいました。 僕の活動も、友達とギルドに入った樵戦士キャラ(Sumitomoです)にシフトしていきます。 ある意味この時点で僕のUOは終わったと言えるのかもしれません。。。 僕は受験のためUOR導入直前にUOを離れることにしました。 受験が終わり、ブリタニアに戻ってくる頃には UOは「高機能チャットソフト」と揶揄される存在になっていました。 (これ言ったのせらさんでしたっけ・・・?) 椅子椅子亭を初めて訪れたのが2002年のちょうど今頃で それ以来4年間、確かにチャットソフトとしては十分にUOを楽しんでいます。 しかしUOをUOとして楽んでいた頃をやはり懐かしく思うのです。 ほかのMMORPGを見回しても、UOのような素朴な「世界」は見つかりません。 物語なんていりません。冒険はたまにあれば十分です。 普通の人として住みつき、普通の人として世界を楽しめるようなRPGはないのでしょうか? こういう需要は少ないのはわかっていますが、しかし僕一人ではないと確信しています。 皆さんにはこんな考えもあるということを頭の隅に留めておいて頂ければ幸いです。 ■
[PR] by ocllorunner | 2006-01-15 23:26 | From Britannia
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