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バスケ協会のホームページ改ざん 東京五輪標的か5月9日 11時30分
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日本バスケットボール協会のホームページがことし2月、何者かによって改ざんされ、閲覧した人のパソコンが、情報を盗み取るウイルスに感染したおそれがあることが分かりました。ウイルスは高度な手口で仕組まれていて、セキュリティー会社は、東京オリンピックを前に、協会関係者の情報を盗み出そうとした可能性もあるとみています。
日本バスケットボール協会などによりますと、ことし2月19日、協会のホームページが何者かによって改ざんされ、閲覧した人のパソコンが、情報を盗み取るコンピューターウイルスに感染するよう仕組まれました。
この状態は、少なくとも8日間にわたって続き、およそ5万5000件のアクセスがありましたが、協会はこれまで公表していませんでした。
使われた手口は当時、明らかになっていなかったインターネット閲覧ソフトの欠陥を悪用した高度なもので、ほかでは使われた形跡がないということで、セキュリティー会社のシマンテックは、2020年の東京オリンピックの開催を前に、ページを見た協会関係者の情報を盗み出そうとした可能性もあるとみています。
日本バスケットボール協会は、ページを改ざんされた時期に閲覧した人に対して、ウイルス対策ソフトでパソコンが感染していないか調べるよう呼びかけるとともに、「利用者のみなさまにご迷惑をおかけし、おわびします。今後は再発防止に努めていきたい」と謝罪しています。
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