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JR東日本 首都圏にも除雪車配備へ5月9日 5時09分
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JR東日本はことし2月の大雪を教訓に、除雪車が1台もない東北新幹線の東京~仙台間やJR中央線などにも除雪車を配備し、首都圏を中心に数十センチの積雪があっても可能なかぎり運行できる態勢を整えることにしています。
ことし2月の大雪では、長野新幹線が除雪に時間がかかるなどして終日、全線で運休したほか、首都圏を中心にJR各線でも運休や遅れが相次いだため、JR東日本は大雪に備えた新たな対策をまとめました。
この中で、今は除雪車が1台もない東北新幹線の東京~仙台間に5台の除雪車を配備するほか、長野新幹線も除雪車の数を今の2台から3台へと増やすことにしています。
また、在来線についても除雪車が1台もないJR中央線に3台、高崎線と宇都宮線に1台ずつ除雪車を配備するとしています。
さらに雪の状況を把握するため、東北や長野など各新幹線の沿線の122か所に監視カメラを設置する計画です。
このほか雪のため、列車が長時間、駅で停車した場合に備え、およそ200の駅に、簡易トイレや防寒シートなどを備蓄するとしています。
JR東日本は今年度から4年間、およそ180億円をかけて対策を強化する計画で、首都圏を中心に数十センチの積雪があっても可能なかぎり運行できる態勢を整えたいとしています。
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