原監督「大きなミス犯した人がいる」ガラ空き遊撃で同点打

2014年5月9日6時0分  スポーツ報知
  • 6回2死二塁、石川の中前同点適時打の行方を見る坂本(左は生還する二塁走者・下園)

 ◆巨人6―7DeNA(8日・東京ドーム)

 守りのほころびが“金星”献上につながった。もつれた試合を落とし、3年目を迎えた中畑DeNAに、初のカード負け越し。原監督は汗をぬぐいながら、端的に敗因を指摘した。「よく逆転したけどね。その後、ちょっと淡泊な点の取られ方をした」。分岐点となったのは6回の守備だった。

 5回に阿部のタイムリーで逆転し、原監督はこの回から久保をマウンドに送った。2死二塁で迎えたのは石川。カウント2ストライクからの4球目がポイントだった。

 久保が直球を投じた瞬間、坂本が二塁ベース方向に動き、外角のボールゾーンに構えていた阿部は、腰を浮かして送球体勢に入った。リードが大きくなっていた二塁走者・下園をあわよくば刺そうというけん制のサインだったが、久保の1球はバットの届くゾーンへ。石川が転がした打球はガラ空きになった三遊間の遊撃の定位置付近を抜け、中前へ達する同点打となった。痛恨の制球ミスだった。

 指揮官はこのシーンについて「そのへんは察してください。非常に大きなミスを犯した人がいるというところ」と切り捨てた。久保もうなだれるしかなかった。「バットに当てられるところに投げてしまった僕のミス。1球の失投で結果的に負けてしまった」と唇をかみしめた。川相ヘッドも「もったいない。外すところは外さないとどうしようもない」と手厳しかった。

 8回には西村が代打・多村に決勝打を浴び、打線もDeNAの必死の継投に6回以降は無安打。9回も無死一塁から坂本がバスターエンドランを仕掛けたが捕邪飛に終わるなど、どこかチグハグだった。首位・広島とのゲーム差は2。よもやの“水漏れ”による1敗を、しっかりと教訓にしなければいけない。(太田 倫)

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