「江頭が下品だからダメ」という人いるけど、僕は全然そうは思わない。江頭は人をいじめて笑い取らないじゃん!でも、人のお金を取ったり、悪口を言うことで笑いを取るような番組は最低だし、ましてそれを芸風にしているヤツなんかお茶の間に出すなよ!今ホットな人で言えば、大久保佳代子とかね
— 三沢文也@マツコミディアムな体型 (@tm2501) 2014, 5月 7
有吉や坂上忍etcなどの所謂「毒舌」を売りにしたタレントはそこそこいる。最近だとウーマンラッシュアワーの村本もそうなんですかね。良く知りませんが。古くは毒蝮三太夫か。まあ、彼は芸風がちがうような気がするけれど、まあいいや。毒舌と悪口がどう違うか?なんてのはあちらこちらで語られているけれど、どこからが毒舌でどこからが悪口か、というラインは人によって違うだろうし、俺の中でもそこの線引きは曖昧。んで、「毒舌 悪口 - Google 検索」でググったら、以下の記事が。
根拠も無く批判したり否定するのは悪口。
相手の事を思いやったり愛があるのは毒舌。
★★★
id:TM2501さんがツイートしている大久保さんだけれど、彼女がテレビでの言動、芸風が「毒舌」か「悪口」かなんて人によって違うし、id:TM2501さんは「毒舌と悪口」の区別など関係なく「そういう芸風」が嫌いなのかもしれない。当人に直接聞いていないので分からん。まあ、好みだとか倫理観だとかは人によって違うので、俺がどうこう言う筋合いもない。俺は大久保さんは別に嫌いじゃないけれど。
さて。ネット上で良く見聞きするミームに「何を言ったかよりも、誰が言ったか」というものがある。これについてはそれが正しい場合もあるし、間違いな場合もあるんじゃないかな、という曖昧なスタンスで捉えているんだけれど、悪口/毒舌についてもこの「誰が言ったか」というのがキーポイントになると思っている。まあ、当たり前のことなんだけれど。有吉と同じ事を別のタレントが言っても批判を浴びるケースというのもあるだろうし、あきらかに悪口であるようなことであっても「有吉だから」という理由で許されたり、笑いのネタになったりもするだろう。んで、俺は坂上忍はあんまり好きじゃなくて、逆に有吉は結構好きなんだけれど二人が同じような事を言ったとしても、受け取る印象は全然違うだろう。
ブログでも同じ。普段、毒舌であったり、マッチョな芸風の人がそういう記事を書くのと、普段は紅茶とお菓子について書いている人が毒舌な記事書くのでは全然印象が違う。同じような内容でもこの人だからOK、この人だからNG。そういったバイアスはあまり良くないだろうし、そうならないように気を付けることもあるんだけれど、無意識のうちにそういう判断をしてしまうのも仕方がない。
スポーツ選手だとか偉人の名言などでも同じことが言える。素人が言うのと、マイケルジョーダンが言うのでは説得力が違う。これもまた当たり前の話だ。
言葉というのは表面的な意味だけではなくて、裏側にある説得力だとか、受け取る人の印象などにはその言葉を言った人/書いた人がこれまでどういう事をしてきたか、何を言ってきたかの積み重ねだと思う。そして、今書いている言葉、話している言葉というのもこの先々に書く言葉、話す言葉への積み重ねにもなる。
★★★
引用したツイートとあんまり関係ない内容の記事になってしまった。ただ、大久保さんが世間的に許容されている理由の一つでもあると思うのですよ。大久保さんだからOK的な。俺もそうだなあ。
- アーティスト: 大久保佳代子
- 出版社/メーカー: TBSテレビ
- 発売日: 2013/11/13
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る