雑記帳:京大付属図書館に夢のある種

毎日新聞 2014年05月08日 21時12分

 京都大付属図書館(京都市左京区)の改修が終わり、学生が議論しながら学習できるスペース「ラーニング・コモンズ」が完成した。日本の学生が弱いとされる議論や対話力の向上が狙いだ。

 机や椅子を自由に組み合わせることができ、一見するとおしゃれなカフェのよう。中央には、京大のシンボルのクスノキを模したオブジェが設置されている。

 引原隆士館長は「図書館に夢のある種をまくことができた」と話す。大阪大や同志社大など一部の大学でも導入が進むが、他校に負けない世界的頭脳が育つことに期待?【野口由紀】

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