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日中関係改善へ政党間交流推進で一致5月9日 4時19分
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自民党内で近隣外交を重視する活動を行ってきた「アジア・アフリカ問題研究会」の議員たちが、中国共産党の対外部門の幹部らと会談し、日中関係の改善に向けて両国の政党間交流を進めることで一致しました。
これは、自民党の有志の議員で作り、近隣外交を重視した活動を行ってきた「アジア・アフリカ問題研究会」のメンバーが日中関係の改善の糸口を探ろうと7日から北京を訪れているもので、8日、野田税制調査会長らが記者会見しました。
それによりますと、野田氏らは8日までに唐元外相のほか、中国共産党で対外交流を担う中央対外連絡部の幹部らと会談し、自民・公明両党と中国共産党との交流を進めることが重要だという認識で一致し、今後、若手の議員や高官らの交流を具体的に検討するということです。
一行は訪中最終日の9日、共産党の序列4位、全国政治協商会議の兪正声主席らと会談する予定です。
日中関係を巡っては、今月6日まで訪中していた自民党の高村副総裁ら日中友好議員連盟も、共産党の序列3位、全人代=全国人民代表大会の張徳江委員長などと会談しており、張委員長らは去年12月に靖国神社に参拝した安倍総理大臣を強く批判した一方、議員らの交流には前向きな姿勢を示しています。
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