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バス逆走 「手前10キロから記憶なし」
5月8日 5時06分

バス逆走 「手前10キロから記憶なし」
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先月、愛知県一宮市の名神高速道路で観光バスが反対車線を逆走した事故で、居眠り運転をしたとして逮捕された運転手が、現場の手前10キロ辺りからの記憶がないと供述していることが、警察への取材で分かりました。

先月20日、愛知県一宮市の名神高速道路で、客を乗せていない観光バスが中央分離帯を突き破って反対車線を100メートル余り逆走し、車9台が巻き込まれて合わせて11人が軽いけがをしました。
警察は、バスを運転していた大阪・能勢町の「エヌ・イー・ケイ交通」の元社長、中村利貞容疑者(63)を、居眠り運転をしていたとして自動車運転過失傷害の疑いで逮捕し、事故の状況を調べています。
警察によりますと、中村元社長は調べに対して、現場の手前およそ10キロの「小牧インターチェンジの辺りから記憶がない」と供述していることが分かりました。
このバスは事故のおよそ2時間前に、長野県の中央自動車道で蛇行運転をしているのが見つかり、警察がパーキングエリアに誘導して十分休憩を取るよう注意したということです。
警察は無理な運転が事故につながった疑いがあるとみて、8日、元社長を現場に立ち会わせて詳しい状況について調べることにしています。

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