カルチョまとめブログ

宮市亮がQ&Aに解答 Part1
http://jp-arsenal.com/news/4138.html


4月にTwitter上で寄せられたファンからの質問に対し、宮市亮選手から答えが届きました。２回に分けてお届けします。

■近況について

>@OMOPRATTA：近年は怪我に苦しんでいる宮市選手ですが、プレミアリーグの激しい守備にどういう対策をしていますか？アーセナルで同じく怪我に苦しんでいたラムジーやウォルコットの存在は励みになりますか？
RM：プレミアは本当に激しいですし、対策って言ってもやっぱり急に来られたらどうしようもないですしね（笑）。でもやっぱり試合の対策じゃなくて、試合前の対策っていうか、ケアをしっかりすることだったり試合をしっかりケアすることだったり。サッカーは試合中になると、なかなか難しいところはあるので。体のケアっていう面では、試合よりも試合の外っていうか、そこのケアが大事だと思います。

Q：フェイエノールトとかこちらのリーグに移ってきて、「気を付けないといけないな」と思ったことはありますか？
RM：やはりスピード感が全然違うので、プレーの判断のスピードを上げないといけないというのが一番最初に思ったことですね。

@muck2007：今、宮市くんに足りないと感じることは？ @mitsutaku123 宮市選手がアーセナルにいて感じる自分自身の今磨かなきゃならないと思う部分はどこですか？
RM：足りないと思うところは、怪我が多いので怪我を減らしていくこと（笑）。それがまず自分にとって大事かなと思いますし。プレー面で行くと、アーセナルのスタイルはパスサッカーというところなので、そこにかかわっていきながら、自分の持ち味は飛び出しっていうか、パスサッカーをしていても飛び出しというものは大事だと思うので、そういうところはウォルコットなんかを見て勉強しています。

@OMORATA：怪我でリハビリが厳しいとさっきおっしゃいましたが、そういう地道な積み重ねをしているなかで、同じような選手の存在は励みになるものですか？
RM：そうですね。ラムジーは復帰したけれど、今の怪我人にはウォルコット、ウィルシャーもいます。同じ怪我人って言っても・・・どういう状態とか話す時もありますし、お互いよくなっていければいいですけど。

Q：リハビリで、具体的にどんなことをするんですか？「きつい」っておっしゃいましたが？
RM：バイクをめっちゃこいだりとか、時間も長いんで、朝から晩までずっと動きっぱなしなのできつかったですね。筋トレしたりとか。ジムでですね。

■イギリス生活について

@soccerdaaa @crzx26813 @tettetata：他の日本人選手との交流はありますか？
RM：そうですね、サウサンプトンの吉田選手やマンチェスター・ユナイテッドの香川選手も。つい3日前くらいはマンチェスターに行って、香川選手の所へ遊びに行ってたんですけれど。

Q：やはり海外組は海外で仲がいいわけですか？
RM：そうですね。

@mklstarSB：イギリスで一番好きな場所はどこですか？
RM：僕自身は去年も2シーズン前もボルトン、ウィガンというマンチェスターの近くにいたんですけれど、そういう時はマンチェスターに行ったり、リバプール行ったりしましたね。

Q：どこが一番好きですか？
RM：ロンドンですね（笑）。

Q：ロンドンのどんなところが好きですか？
RM：基本的に栄えているので、買い物に行こうと思っても行けるし、日本食もおいしいし。マンチェスターとかあんまりないので。

@mklstarSB,@rudy630：イギリスで一番落ち着く場所はどこですか？
RM：落ち着く場所は家ですけど（笑）。でもイギリスでは、買い物なんかでオックスフォード・ストリートとかあの辺に行くと、日本食もいっぱいありますし、落ち着く場所って言ったらあそこかな。（特にお気に入りの店は）それはあんまりないですけど、日本食レストランに行くときは市内に出てます。

@azuuuuu_____：落ち込んだ時はどうやって気分転換していますか？
RM：落ち込むことって基本的にサッカーのことで、その気分転換はやっぱりサッカーでしか返せないっていう。ショッピングに出かけてもサッカーのこと考えちゃうし、食べに出かけてもサッカーのこと考えちゃうし。やっぱりサッカーの悔しさはサッカーでしか取り戻せないので、もう本当に頑張るしかないな、と思います。

Q：それは勝敗だけでなく、自分がどれだけいいプレーができたかということに関してもですか？
RM：そうですね。勝ち負けももちろんですけれど、自分があまり動きがよくなかったときっていうのは、多少落ち込むこともあるんですけど。でも、それを返せるものはやっぱりサッカーしかなくて。まあ頑張るだけだなと、いつも思っています。

@Kotora1318 @gunners_0811：英語をどうやって勉強しているんでしょうか？
RM：ここに入団する前は、アーセナルが日本で家庭教師の人を見つけてくれて、3か月くらいですけれどやって、こっち来てからもまだ家庭教師をつけてくれて、1年くらいつけてたんですけど。でも、しゃべれるようになったのはここ最近ですね。なんか聞けるようにはなるんですけど、話すのは難しいんですけど、ある日なんか時制とかも一致するようになった、みたいな。なんかパッと話せるようになりました。

Q：それによってチームメイトとのコミュニケーションもスムーズになったということは？
RM：そうですね。言葉はしゃべれないとね。けっこう簡単な会話で終わっちゃうっていうか深く話し込めないんで、それは大事だと思います。

宮市亮がQ&Aに解答 Part2
http://jp-arsenal.com/news/4140.html

■アーセナルについて

@ku2shita：プレイスタイルから見て、宮市くんはアーセナル歴代の選手の中で誰が最も好きですか？
RM：好きなのはアンリですかね。アーセナルのレジェンドって言われる選手の1人ですし、ドリブルもパスもできるし、本当にお手本となる選手だと思います。

@KeaneKea：戦った選手やアーセナルの選手の中で「うまいなぁ」と思った選手はいますか？
RM：このレベルになるとみんなうまいんですけど、僕のプレースタイル的にやっぱりウォルコット選手は、お手本となる動きは多いので、参考にはしてます。彼もいま怪我して大変ですけどね。

Q：チームメイトで仲がいいのは誰ですか？
RM：ロシツキーとかですね。

@4zk_ars_fct：一番仲がいいチームメイトは誰ですか？
RM：ベテラン選手も多いんですけど、ロシツキーだったりアルテタだったりというのは、よく話しかけてくれるというか、プレーのアドバイスもすごくしてくれるので、本当にいい先輩だなっていう感じですね。彼らは本当にすごい経験を持った選手だし、何かプレーをするたびに、ここはこうしたほうがいいんじゃないかと言ってくれるので、すごくありがたいですね。

@paku_2233：みんなで遊びに行ったりすることはあるんですか？
RM：チームでご飯食べに行ったりそういうのはありますけど、基本的に皆さん家族がいるので、休日は家族サービス（笑）。特にアーセナルは試合数が多いのであまりオフもないので。

@xHiRO_arsx：（サッカー選手でもそれ以外の人でも）尊敬する人を教えてください。
RM：そうですね、尊敬する人か・・・。（考えてから）このチームだったらロシツキーですかね。人柄もそうだし、もう何年もこのアーセナルっていうビッグクラブで活躍し続けているし、尊敬しますね。

Q：さっき「先輩のような存在」とおっしゃっていましたが、けっこう気軽に話しかけられるものなんでしょうか？
RM：日本みたいに先輩後輩関係がぎすぎすしていないんで、普通に話しかけられますし。

Q：アドバイスをしてほしければ聞けるような雰囲気ですか？
RM：そうですね。何かあったらいつも聞くようにしています。本当に、ここはサッカーにとって宝の山っていうか、アーセナルっていうチームはそういうものがすごく落ちているところなので、自分のものにしていくという感じですね。

Q：ヴェンゲル監督とは、もちろん監督と選手ですが、どんな間柄ですか？
RM：選手と監督なのでそんなフレンドリーな感じではないですが、でもすごく気にかけてくれてますし、「この人のために頑張りたいな」と思わせてくれる監督ですね。

Q：選手にとってはどんな監督なんでしょう？レジェンドは「父親みたいだ」とよく言っていましたけれど。
RM：年齢的にはおじいちゃんみたいですけど。試合前のミーティングなんかも選手のモチベーションをすごく高めてくれる言葉だったりするので、そういう意味で偉大な監督なんじゃないかなと思います。

@fkkj05：ずばり！アーセナルの良いところ、3つ挙げてください！
RM：ファンがすばらしいということ。世界中にファンがいますし、熱狂的ってこともありますし。あとは監督含めたアーセナルのチーム、スタイルというか、観客を魅了するようなサッカーをしているので、それはすばらしいことだと思います。スタジアムもすばらしいと思います。選手としてあのピッチに立てるというのは、すごい光栄なことだと思います。

■夢、子供たちへのアドバイス

@KR8crz8　@xHIRO_arsx @aporo49：
試合前に必ずやることは何ですか？試合前にゲン担ぎとしてやっていることはありますか？
RM：特にそういうのはないですね。

@14284433：スピードで相手を抜き去るポイントを教えてください
RM：自分が行けるっていうタイミングを、しっかり見計らうことだと思います。

Q：特にそのために練習などは？
RM：小さい頃から自分は足が速かったので、スピードという武器をどう生かすかということは常に考えてやっていました。

Q：海外に出てプロサッカー選手になろうとは、小さい頃から思っていたんですか？
RM：やあ、小さい頃は野球選手になりたかったんですけれども（笑）。でも、中学・高校とサッカーを突き詰めていく中で、海外遠征を経験させてもらったり、海外の試合を生で見ることが多かったんで、その中で「自分もここでプレーしたいな」ということを感じたので、海外に行きたいなと思うようになりました。

@I_am_RINTARO：夢を叶える上で一番大切な事は？
RM：まずは夢を持って、自分の目標を明確にすること。あとは、それに向かってどうやって行くかということもそうですし。本当に1つ1つのことをやる、後回しにしないっていうこと。「今やる」って決めたことを、あとでやろうとか明日やろうかじゃなくて、やらないんだったら「もうやらない」って決めればいいし、やるんだったらやればいいし。後回しにしないというか、なあなあにしないっていうことだと思います。

@MiyaichiRTNEWS： プロフットボーラーを目指す子どもたちに、何か一つアドバイスするなら、どういったことがありますか？
RM：当たり前のことを当たり前にやるっていうことだと思います。けっこうそれって難しいことで、自分が「これをやる」って決めたことでも継続できなかったりということは多いと思うんです。けど、それをやることで、いつかそれが報われる日が来ると思うし、小さいことでもやり続けるっていうことが大切だと思います。

■日本について

@shizu_1989：日本に帰ってきたら必ず行くところはありますか？先日日本に帰ってきたとき、楽しかったこととかはありますか？
RM：うーん、必ず行くところは・・・僕が高校時代の頃にずっとお世話になっていたラーメン屋さんがあって、みんな行ったらおまけしたりおごってくれたり、試合があったら差し入れしてくれて、ごひいきにしてもらってるラーメン屋さんがあるんですけど、そこには必ず顔を出していると思います。
2週間前に帰ったときはリハビリ目的だったので、本当にきつかったんで、あんまり「楽しい」っていうよりはきつかったです。

@nagoyac：豊田スタジアムに来た際、雰囲気はどう感じました？
RM：地元ということもありましたし、大勢の観客の前でアーセナルの選手としてピッチに立てたっていうのはうれしかったですけど。今シーズンは怪我もしてしまったんですけれども、来シーズン以降、皆さんの前でもいい活躍ができたらと思っています。

Q：大津選手との写真をツイッターで見て、「日本にいるんだ！」と話題になっていたんですけれど。
RM：ああ！その時はリハビリセンターの中で一緒に。大津君もアキレス腱を切ったから同じ施設で。

Q＠：いま一番気になっているJリーグのクラブはどこですか？
RM：けっこう見てますけど、やっぱりセレッソ大阪は代表選手も多いですし、フォルラン選手も入りましたし、すごい魅力的なチームだなと思います。

@aqua012540 @maa8aay将来、日本でプレーすることを考えたりしますか？
RM：もちろんJリーグも魅力的ですし、僕もここに来る前にJリーグにしようか海外にしようか迷ったので、いずれJリーグでプレーしたいなという思いはありますけど。今はできる限りヨーロッパでプレーしたいですね。

Q：日本のファンにメッセージをお願いします。
RM：個人的にはいま怪我をしていますけれど、早く完治して、一日も早くピッチの上に立てるように頑張ります。のこり2〜3試合ですけれど、アーセナルはFAカップも残ってますし、1つでも順位を上げられるように頑張りますので、応援をよろしくお願いします。