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ガーナ大使 福岡で賭博に関与か
05月08日 19時10分

ガーナ大使 福岡で賭博に関与か
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ガーナ共和国の駐日大使が借りた東京・渋谷のビルの1室で賭博を行っていたカジノ店が摘発された事件で、この大使が福岡市内に借りたビルの1室でも違法な賭博が行われていたとして警視庁などは8日、この部屋を捜索し、違法なパチスロ機50台を押収しました。
この事件は、アフリカのガーナ共和国の駐日大使が借りていた東京・渋谷のビルの1室で、客にトランプを使ったバカラ賭博をさせたとしてカジノ店の従業員らが逮捕されたもので、部屋は大使の名義で賃貸契約が結ばれ、入り口には大使の名前が掲げられていました。
その後の調べで、この大使が福岡市博多区中洲に借りていたビルの一室でも賭博が行われていた疑いが強まったとして、警視庁は福岡県警察本部と合同でこの部屋を捜索しました。
室内からは違法なパチスロ機50台が押収されたほか、入口の扉は鉄製の頑丈なものに取り替えられていたということです。
この部屋は大使が去年12月に賃貸契約を結んでいましたが、警視庁がことし3月に渋谷のカジノ店を摘発した1か月後の先月中旬に、大使側から契約解除を申し出る電話が不動産会社にあったということです。
警視庁は大使が賭博に関わっていたとみてあらためて事情を聴く方針です。
先月末に行われた任意での事情聴取に対し、大使は賭博への関与を否定しています。