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ヤマダ電機 今年度は売り上げ減少見込み5月8日 21時48分
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家電量販店最大手の「ヤマダ電機」の昨年度の決算は、消費増税に伴う駆け込み需要の影響で、売り上げが前の年度に比べておよそ11%増えました。
一方、今年度は、この反動が避けられないとして、売り上げは昨年度より4%余り減る見込みだとしています。
ヤマダ電機が8日発表した昨年度の決算は、売り上げが前の年度より11.3%増えて、1兆8939億円となりました。
これは消費税率引き上げに伴う駆け込み需要で、冷蔵庫やエアコンといったいわゆる白物家電の販売が好調だったことに加えて、パソコンの基本ソフト「ウィンドウズXP」のサポートが打ち切られるのを前にパソコンの売り上げが大きく伸びたことが主な要因です。
一方、今年度は、駆け込み需要の反動が避けられないとして、売り上げが1兆8130億円にとどまり、昨年度の実績を4.3%下回ると見込んでいます。
記者会見したヤマダ電機の岡本潤専務は、今後の見通しについて「駆け込み需要の反動減は思ったほどではないが、6月ごろまで続くとみている。また、仮にこの夏の気温が例年を下回るような冷夏になれば、エアコンなどの販売が計画どおりに進まないおそれもある」と述べました。
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