そこで、今回はこのWord2013で、一太郎文書データを何とか読み込んで利用できるようにしてみたいという話題を取り上げてみました。
今回は、Windows8.1Pro(32ビット)/Office2013(32ビット)にて確認してみました。
用意するのは、
1) Sharepoint Designer2007(32ビット版)
2) これに伴い必要な.NetFramework3.5
* .NetFramework3.5がインストールされていない環境の場合には、SharepointDesignerをインストールする際に最初に、インストールが要求されます。こちらのインストールが完了すると、自動的にSharepoint Designer2007のインストールが始まります。
ともにフリーです。ただし、一太郎を読み込むという目的以外で利用しない場合には不要なプログラムもたくさんありますので、インストールの際には、必要なコンポーネントを選択して行ってみてください。
【SharepointDesiger2007のインストール】
Sharepoint Designer2007の32ビット版をダウンロードします。ですので、Office2013についても、32ビット版である必要があります。
Sharepoint Designer2010もありますがこちらでは、すでに一太郎コンバーターは搭載されておりません。
SharePointDesigner2007
ちなみに、上記サイトによれば、このソフトがサポートされるオペレーティング システムとしては、
Windows Server 2003, Windows XP Service Pack 2
となっています。当然ながら、サポート対象には、Windows8.1はありません。
インストールにあたって、.NET Framework3.5 が必要になります。Sharepoint Designer2007をインストールする際、.NET Framework3.5 がインストールされていない場合には、まず最初にインストールするように出てきますのでインストールしてください。
こちらがインストール完了後、そのままお待ちいただければ、Sharepoint Designer2007のインストールが開始されます。
インストールにあたっては、そのままインストールしてしまうと余計なものがいっぱい入ってしまうので、"ユーザー設定" を選択して、必要な機能のみインストールします。
一太郎コンバーターだけ必要なら、それだけでも構いません。一応ユーザー設定で入って、必要なものを除いてみてください。ここでも以前に取り上げた "Picture Manager" などもマイコンピューターから実行にしておけばインストールされます。
【コンバーターを使ってみる】
コンバーターが導入されたことで開けるようになるのは、
一太郎7
一太郎8-13/2004-2006
のファイルになります。
今回、一太郎2008で作成されたデータをWord2013で開いてみましたが、文字データについてはとりあえずOKでしたが、画像関係は表示されなくなりました。
まぁそれなりに古いものですから、いろいろ試してみる必要はあるようです。
どんなデータが、このコンバーターでどこまで正確に再現できるのか?
ご興味のある方は是非ご自身でもお試しになってみてください。