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1923(大正12)年9月1日午前11時58分、相模湾沖を震源とするマグニチュード7.9の関東大震災が発生。死者・行方不明者10万人という未曽有の犠牲者を出した。そのなかに流言により、ゆえなく殺害された朝鮮人、社会主義者らが含まれている。騒乱を恐れた治安当局の過剰反応により自警団・軍が暴走。がれきと焼け野原の街で、人の心も「焦土」と化した。
「オイ、貴様、ジュウゴエンゴジュッセン(15円50銭)…
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