有機ELの新技術により「PS Vita」に有機ELパネルは復活なるか?
ソニーは「PS Vita」の画面を、モデルチェンジに際してOLED(有機EL)からLCD(液晶)に変更。液晶は有機ELと比べ安価で品質の面でもこれまでとは変わらない、とソニーは謳っているものの、両者に大きな違いがあることは明らかです。変更の主な要因は有機ELにかかるコストでしたが、実は現在、有機ELの製造工程に新しい技術がもたらされようとしています。
アメリカのベンチャー企業”Kateeva”が大型OLEDスクリーンの大量生産に成功。これにより、非常に短い期間で、かなり安価に費用を抑えた有機ELの製造(通称:”YIELDjet”)が可能となったのです。”Kateeva”はつい先日、韓国の関連企業を買収しており、韓国の有機EL市場における存在感も無視できないものとなってきています。
初代「PS Vita」に採用されていた有機ELパネルはサムスン製でしたが、この”Kateeva”の次世代OLEDテクノロジーが安価で効率良く有機ELをソニーに提供できるとなれば、「PS Vita」に有機ELが復活する可能性も十分あるのではないでしょうか。
サムスンは以前くねくねと曲がる柔軟性に富んだスマートフォンをデモしましたが、大量生産には至っていません。”YIELDjet”の製法で作られた有機ELにはこの柔軟性が備わっており、しかも安く、早く量産が可能。サムスンが”Kateeva”を買収するとでもなれば有機EL市場は更に加速していくことが予想できます。
コストを抑えつつも「PS Vita」に有機ELパネルを復活させることが出来るとするのならば、ソニーにとっても我々ゲーマーにとっても喜ばしいことでしょう。
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