パラシュート絡まり1500m落下、男性が奇跡の生還 ペルー
2014年05月08日 09:01 発信地:リマ/ペルー
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ペルーの首都リマ(Lima)にある空軍基地で、パラシュートを使って降下する空挺部隊員(20…
×ペルーの首都リマ(Lima)にある空軍基地で、パラシュートを使って降下する空挺部隊員(2007年2月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/JAIME RAZURI
【5月8日 AFP】南米ペルーで、降下訓練中だった空軍下士官のパラシュートが誤作動し、1500メートル落下する事故があったが、下士官は骨1本も折れることなく一命を取り留めた。
緊急救命室の医師は「彼が生きているのは奇跡」「死ななかったのは、神の意思だ」と語った。アマシフエン・ガマラ(Amasifuen Gamarra)下士官(31)は、ペルー南部アレキパ(Arequipa)の病院で一連の医療検査を受けたが、「骨折は全くなかった」という。
同医師によると、ガマラ下士官は高度1500メートルで軍用機から飛び降りたが、パラシュートを開こうとしたところ、帯ひもが首に絡みつき、気を失ってしまった。「何が落下の衝撃を和らげたのか分からないが、とにかく彼は生きている。奇跡だ」と同医師は繰り返した。(c)AFP