ミャンマーに消防車6台送る05月07日 19時20分
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消防車が不足しているミャンマーを支援しようと、愛知県岡崎市の市民グループが、地元の消防本部から消防車6台を譲り受け、現地に向けて運び出しました。
ミャンマーに消防車を贈る活動をしているのは、かつて現地の日本人学校で教員をしていた、岡崎市の松井幸彦さんら元教員などで作るグループです。
ミャンマーは、空気が乾燥する乾季があり、火災が起きやすい一方で、消防車が不足しています。
このためこのグループでは、5年前から、廃車になる予定の消防車を譲り受け、現地に贈る活動をしています。
7日は、岡崎市消防本部から、整備を済ませたポンプ車や救急車など6台の消防車が提供され、グループのメンバーは、鍵を受け取ると、ハンドルを握って、運び出していきました。
6台の消防車は、9日までに、東京のミャンマー大使館に運ばれ、その後、船に積み込まれて、現地に届けられるということです。
岡崎市消防本部の小林元和消防課長は「岡崎市民の生命を守るために使ってきた消防車を、今度は、ミャンマーの人たちのために、有意義に活用してほしい」と話していました。
「ミャンマーに消防車を送る会」の代表の松井幸彦さんは「現地で、日本の消防車は、耐久性があり、優秀だと、大変喜ばれているので、活躍を期待しています」と話していました。