小保方晴子氏代理人、三木秀夫弁護士=2014年4月8日、貝塚太一撮影
◇三木弁護士が明らかに
理化学研究所のSTAP細胞論文の不正問題で、研究不正と認定された小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)の代理人の三木秀夫弁護士は8日午後、大阪市内で記者団の取材に応じ、理研から撤回を勧告された論文について「現時点で、撤回するつもりはない」と明らかにした。小保方氏が三木弁護士に意向を伝えたという。
三木弁護士は「小保方氏はSTAP細胞に関する実験に自信を持っており、『論文を撤回すると、それらがなかったことになってしまう』との思いが強い」と説明した。
【吉田卓矢】