東京や大阪などの大都市では、街ごとに治安や雰囲気が違ってきます。
できるのなら「住みたい街ランキング」の上位に入っているような街に住みたいと考えている人は多いでしょう。
ですが、人気の地域というのは「家賃が他の地域より高めで経済的に豊かでないと生活していくには厳しい」というイメージがあります。
しかし、探し方によっては人気の地域に安く住むことができるのです。
今回はそのコツをご紹介しましょう。
安く住むコツ その1 鈍行のみが止まる駅の周辺を探す
急行や快速、特急などが止まる大きな駅の周辺よりも家賃が多少安くなります。
「でも、特急が止まらないと交通の便が悪いのでは?」と心配する必要はありません。
大都市では電車の本数が多く、特に人気の地域では利用者もたくさんいますから、鈍行でも10分おきくらいで出ている所がほとんどです。
しかも、朝夕のラッシュ時は快速よりも鈍行のほうがすいているので、通勤や通学のストレスも少なくて済みますよ。
安く住むコツ その2 多少築年数が古い物件を探す
「できれば築年数の新しい部屋に住みたい。」と誰もが思っていますから、新築の物件は家賃が高いです。
特に人気の地域となれば借り手はいくらでもいるわけですから、貸す側の家賃設定も強気でしょう。
しかし、築20年以上の物件となれば貸し手側も「空き部屋にするよりはマシ」と家賃設定をお得にする場合が多いのです。
しかも築年数が古いといってもリフォーム済みの所もたくさんありますから、水回りや壁紙は新品同様の物件もあるのです。
安く住むコツ その3 駅から少々離れた物件を探す
駅から近いほど通勤や通学には便利ですが、その分騒音に悩まされたり治安が悪かったりする場合もあるのです。
「絶対に駅から徒歩5分以内」と決めつけないで少々足を延ばしてみましょう。
大体徒歩15分以内ならば、自転車を使えば数分で駅まで行くことができます。
また、道なりに街灯が整備されていれば夜半でも安心ですね。
安く住むコツ その4 物件選びには時間をかけて
「この地域にしては家賃が安い」というお得物件は人気の地域であるほど、すぐに借り手がついてしまいます。
「どうしても人気の地域に住みたい」という場合は、引っ越し予定の半年くらい前から根気よく物件を探しましょう。
今はインターネットがあれば遠くからでも物件探しが可能です。
スマートフォン用の物件探しのアプリを利用しても良いでしょう。
また、複数の不動産屋にメールで希望の物件を伝えておけば、物件が出たときに連絡をくれる所もありますよ。
いかがでしたでしょうか。
皆が住みたい人気の地域に安く住むにはそれなりの努力が必要です。
どうしても住みたい地域がある場合は腰を据えてじっくりと探してみてくださいね。