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東電 汚染水対策などで英企業と協力へ5月2日 16時17分
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東京電力福島第一原子力発電所の廃炉を専門に行う「福島第一廃炉推進カンパニー」は、海外の経験を取り入れるため、イギリスにある核施設の廃止に取り組んでいる企業と、放射性廃棄物の管理や汚染水対策などで互いに協力することで合意しました。
東京電力は先月、福島第一原発の廃炉を専門に行う「福島第一廃炉推進カンパニー」を設立しました。40年にも及ぶとされる廃炉を巡っては、事故で溶け落ちた燃料の取り出しや汚染水対策、それに応急的な設備の安定した運用といった課題が指摘されています。
こうした課題に海外の経験を取り入れるため、廃炉推進カンパニーの増田尚宏代表は、日本時間の2日、ロンドン大学で、イギリスの核施設の廃止に取り組んでいる「セラフィールド社」の代表と会い今後、協定を結ぶことで合意しました。
セラフィールド社は、核施設で出た汚染水対策や施設内にある原発の廃炉に取り組んでいて、福島第一原発で採用されている汚染水処理やロボット技術に関心を示している一方、廃炉推進カンパニーは、セラフィールド社の放射性廃棄物や汚染水の管理、それに廃炉に長期的に取り組むための設備の運営の面で情報交換したいとしています。
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