STAP論文、不正が確定
2014年5月8日(木)12時57分配信 共同通信
小保方晴子氏 [ 拡大 ]
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理化学研究所は8日理事会を開き、STAP細胞の論文で不正があったと認定された小保方晴子研究ユニットリーダー(30)の不服申し立てに対し、再調査しないことを決めた。小保方氏の研究不正が確定した。また不正があったとされた論文1本の取り下げを正式に勧告した。
理研は、小保方氏の不服申し立てや追加資料に「認定を覆す新証拠はない」と判断した。今後、懲戒委員会を設置し、小保方氏や共著者の笹井芳樹発生・再生科学総合研究センター副センター長らの処分を決める。処分には減給、出勤停止、諭旨退職、懲戒解雇などがある。
小保方氏の代理人の弁護士は「非常に不服」と不満を示した。