倒産と自己破産の体験記

 資金繰りにいき詰まって、頭を抱えている零細企業の経営者の方々、是非このHPをご覧になって下さい。何か参考になれば幸いです。

倒産と自己破産の体験記

 

<始めに>

 

 私は10年間経営してきた会社を、昨年11月に倒産させてしまいました。

小さな会社ですが従業員も6人程いて、そのためにも私は精一杯の努力をしてきたつもりです。

小さい会社ですから当然、社長は営業から現場まですべてをこなし、かつ、研究開発も

怠らず、10年間に特許も3つ出願して、取引先からは「あの会社はもうかっている」などと

うわさされてきました。確かに一時期はもうかったように見えましたが、最終的には

1億の負債を抱えて倒産してしまいました。

 倒産にあたっては、いろいろな事を考えました。

従業員のこと、家族のこと、取引先や仕入れ先のこと、もちろん自分のこと・・・・。

すべてが不幸にならずにすませる事ができないだろうか。

悩んだ末の決断が倒産でした。

 

<倒産3ヶ月前>

 

 金融機関から「社長、これ以上の融資は来年の決算書を見てからでないと・・」

予想はしてましたが、売り上げが昨年の同時期の半分になっていました。

加工業なので仕事がどんどん中国、韓国に流出して売り上げが落ち込み、資金繰りの

目処が立たない状況でした。このまま行くと3ヶ月で資金ショートだ。

10年会社経営をしてると危機的な状況は何度かありましたが、新商品の開発や

営業の強化で何とか乗り切ってきました。でも今回は先が見えませんでした。

打つ手もありませんでした。

たとえ融資を受けられたとしてもそれを食い潰していくだけで負債が増えるのみ。

私の中ですでに結論を出していました。その結論に向けて進む前に、

これが最後になるかもと思い、妻と二人で北海道へ旅行をしました。

このとき妻にはまだ何も知らせてはいませんでした。

夏の北海道は涼しく天候も良くとても心がなごみました。

 

 北海道旅行から戻った私は早速準備にかかりました。

まず資金の調達です。調達と言っても借り入れ出来る訳ではありませんので、

担保に入っていない積み立ての解約をしました。

信用金庫は「心証が悪くなるし、今後のお取り引きに影響があるのでやめやほうが・・」

と言っていましたが、今後のない私にとっては意味のないことです。

保険の解約もしました。(経営者年金及び倒産防止共催等)

毎月の返済(約300万円程ありました)をストップしました。

金融機関は3回の滞納が出るまで強制執行は出来ないそうなので3回分で900万円

プール出来る計算です。

 

<倒産2ヶ月前>

 

妻に話しました。

 

 実は、妻とは半年前に結婚したばかりです。

二人とも再婚で、妻は娘二人を連れて私と結婚しました。

私にも息子が三人おりますが元妻が三人共連れて行ってしまい、私は毎月養育費を送金しております。

 

「会社、もうすぐ倒産する」 私は切り出しました。

「え・・・」

「借金が増えるばかりでもうこれ以上は続けられない」

「・・・・・・・・」

「そう、わかった」

「何とかなるわよ」

「別に社長だからって結婚したわけじゃないし」

 

この人と一緒になってよかった~と思いました。

そして絶対不幸にはさせないぞ~と思いました。

 

 知り合いに紹介してもらった法律事務所に相談に行きました。

丸の内のオフィスビルの一室で、入り口のドアを明けると15坪程の事務所内

が見渡せました。若い女の子が4人程と小太りの35歳位の男が一人見えました。

つい立てで仕切った応接に通されると若い女が入って来て

「これに記入して下さい」と極端に事務的に無表情で言いました。

何枚かの書類を渡され説明を受けました。

その目からは犯罪者を見るようなさげすむような冷たいものを感じました。

書類を書き終わると女の子は出て行き、しばらくすると先程見かけた小太りの男

が満面の笑みを浮かべて入ってきました。

 

----------------以後割愛しています。------------------

 

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<倒産1.5ヶ月前>

 

<倒産1ヶ月前>

 

<倒産2週間前>

 

<倒産10日前>

 

<倒産1週間前>

 

<倒産3日前>

 

<倒産前日>

 

<Xデー当日>

 

<倒産2ヶ月後>

 

<倒産3ヶ月後>

 

<倒産4ヶ月後>

 

<倒産5ヶ月後>

 

<裁判の日>

 

<現在の私>

 

<最後に>

 

 

PDFファイル A4サイズ全36ページ

 

 実際に体験したものにしかわからない事実をたくさん書いてあります。

 

破産者の気持ちや置かれている状況は弁護士や管財人でもわからないでしょう。

 

 出版社からも出版のお誘いも受けました、読み物としても良く書けてるとお褒めいただいたのですが、何せ、胸を張れる事ではないのでお断り致しました。

 

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