「女性がトイレ我慢すると興奮」タクシー運転手が監禁、放尿させる

2014年5月8日6時0分  スポーツ報知

 大阪府警門真署は7日までに、女性客に利尿剤入りのクラッカーを食べさせ、車から降ろさなかったとして、暴行と監禁の疑いで大阪府四條畷市の個人タクシー運転手・西利彦容疑者(41)を逮捕した。「女性がトイレを我慢するしぐさや表情を見ると、興奮した。40~50件やった」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は昨年10月29日午後4時ごろ、門真市の運転免許試験場からタクシーに乗った20代の女性に利尿剤を混ぜたクラッカーを差し出し、女性が「トイレに行きたい」と求めても車から降ろさず監禁し、車内で放尿させた疑い。

 同署によると、西容疑者は女性が運転免許試験場の近くでタクシーに乗ると、「半額で自宅近くまで行くことができます」などと持ち掛けた。「高速道路を使うと、いつもと違う道順になります」とも説明。高速道路に入ると、西容疑者は走行中、女性にクラッカーを差し出した。クラッカーの間には白いクリームが挟んであった。利尿作用のある「フロセミド」を粉砕し、クリームに混入させていたという。

 女性は約10分後に尿意を訴えたが、西容疑者はサービスエリアの近くを通っても「あそこに入ると、再び合流できない」と拒否。「我慢できないなら車内でしても良い」と女性に介護用吸水シートを手渡すなどし、女性は車内で放尿したという。

 不審に思った女性が府警に相談。ドライブレコーダーには複数の女性が残されており、同署は西容疑者の自宅や車内から、フロセミド約120錠や錠剤の粉砕器などを押収。余罪についても調べている。

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