小保方氏の代理人が公表した実験ノートの一部。マウスにSTAP細胞を移植した実験の方法が記されている
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小保方氏側が公開した実験ノートの記載の一部。酸処理した細胞で、万能細胞に特徴的な遺伝子が働いていることを確認した内容だという
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小保方氏側が公開した実験ノートの記載の一部。酸処理した細胞の万能性を確かめるため、マウスのどの部位に移植したかを記載しているという
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小保方氏側が公開した実験ノートの記載の一部。酸処理した細胞が、体のいろいろな組織になれることを確かめるための染色方法を記しているという
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STAP細胞の論文問題で、小保方晴子・理化学研究所ユニットリーダーの代理人の三木秀夫弁護士は7日夜、小保方氏の実験ノートの一部を初めて報道陣に公開した。小保方氏は論文の不正を認定した理研に対し不服を申し立て、再調査を求めている。小保方氏は「ちゃんと実験をやっている証拠を公にしたい」と話しているという。
公開した実験ノートはコピーで、理研の調査委員会に4月20日に提出した追加資料の一部。2011年4月ごろから14年ごろまでの実験記録で、マウスの絵や実験の内容などが記されていた。
これに先立ち、三木弁護士は7日午前、不服申し立ての理由補充書などを新たな追加資料として4日に提出したことを明らかにした。