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【格闘技】

高山勝成はV2成功

2014年5月8日 紙面から

12回、小野心(右端)からダウンを奪った高山勝成=ボディメーカーコロシアムで(横田信哉撮影)

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◇IBF世界ミニマム級タイトル戦

 高山は10回と12回にダウンを奪ったが、KOはできなかった。だから、勝ったとはいえ満面の笑みとはいかなかった。

 小野のカウンターの左で7回に左目、8回には右目を切った。だが、回を重ねるにつれ、海外での試合を含めた経験がものをいい、試合巧者ぶりを発揮。フェイントとトリッキーな動きで相手を翻弄(ほんろう)した。

 野球選手や格闘家の肉体改造を手掛けるパーソナルトレーナーのケビン山崎氏と昨年3月、7年ぶりにコンビを復活。今回の試合に備え、パワーアップも兼ねて東京・渋谷のジムで2週間トレーニングした。十分な手応えがあっただけに、判定勝ちでは納得できないようだ。

 将来は指導者を視野に入れ、名古屋市の菊華高校に入学した。練習のため、まだ2回しか出席していない。会場に駆け付けた級友たちに、リング上から「ノートを見せて!」と懇願のパフォーマンス。新たな目標として4団体の王座統一を約束した。次戦はWBO王者フランシスコ・ロドリゲス(メキシコ)との統一戦も浮上している。 (山崎照朝)

 

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