深海性ザメ「メガマウス」 公開解剖に1500人超 静岡
@S[アットエス] by 静岡新聞 5月6日(火)21時16分配信
静岡市清水区の東海大海洋科学博物館で6日、4月に同区の由比漁港で水揚げされた深海性ザメ「メガマウス」の公開解剖が行われた。世界で58例目の捕獲という希少なサメを一目見ようと、1500人以上が詰めかけた。
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東海大海洋学部の田中彰教授と堀江啄講師、両研究室の学生ら約10人が解剖した。ひれや口の大きさなどを計測した後、腹部を切り開き、胃や肝臓などの内臓を摘出した。
解剖した個体は雌で、体長4・47メートル、重さ677キロ。胃の中から消化途中のオキアミが大量に見つかった。田中教授は解剖終了後、「生殖器や舌、脳などの構造を詳しく調べれば、メガマウスの生態の解明につながる可能性がある」と話した。
来場者は、同大出身のシャークジャーナリスト沼口麻子さんの解説を聞きながら、約4時間にわたる解剖を見守った。摘出した腸に触れたり、大きな頭部を写真に収めたりして、謎に包まれたサメの生態に興味津々の様子だった。
富士宮市の男児(8)は、母、弟(6)と共にメガマウスを間近に見て「予想よりずっと大きかった」と喜んでいた。
静岡新聞社
最終更新:5月7日(水)7時4分
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