手帳の使い方インタビュー#20 【前編】タムカイさん×Too クロッキーブックとコクヨ測量野帳
『手帳の使い方』インタビュー第20回目はタムカイさんです。2014年の手帳は、Too クロッキーブックとコクヨの測量野帳に決めたそう。タムカイさんに手帳の使い方をうかがいました。
タムカイさんのプロフィール
- HN:タムカイさん
- 年齢:30代
- 仕事:会社員、ブロガー、ラクガキコーチ
- 運営ブログ:タムカイズム
―タムカイさんの自己紹介
はじめまして、タムカイと申します。
普段は会社員デザイナーとして働きつつ、家庭では2児の子を持つパパ産業に従事したり、ブログを書いたりしています。ラクガキとガジェットと美味しい物とお酒が大好きです。
最近は「ハッピーラクガキライフ」という「絵に苦手意識がある人のためのラクガキからはじめるお絵描き講座」を主催しています。「上手に描かないといけない」という思い込みから自由になって「楽しく描くのが一番」と思っていただきたくて、ラクガキコーチとして活動しています。
色んな人が絵を描く楽しさをもう一度思い出し、ラクガキの持つビジュアル化の技術を使って、色んな人が色んなおもしろいことを発想してくれたら、自分もワクワクできるんじゃないかな、そんな風に考えています!
タムカイさんの『手帳の使い方』は?
―では、インタビューのスタートです。2014年の手帳は何を選びましたか?
おそらく普通の方のいう手帳の定義と少しズレているかもしれないので、私が使っているものをあげさせていただきます。
◆1.スケジュール管理…Gooleカレンダーを利用してiPhone/Macで管理
ある時を境に紙でスケジュール管理をすることはなくなりました。どこからでも参照できるということと、予定の変更があった時に紙上で消したり書いたりするのが煩わしくなったからです。
◆2.ノート…Too クロッキーブック B5 486円 Amazon、画材屋など
普通、手帳といえばスケジュール管理を兼ねているため、一年に一度買うようなものだとは思うのですが、前述のようにスケジュール管理に縛られないため、ノートとしてTooという画材メーカーのクロッキーブックを使用しています。
クロッキーブックとスケッチブックの違いについて聞かれるのですが、語源的にはクロッキー(仏語)とスケッチ(英語)で本来同じものをさします。
ただ、日本では鉛筆やコンテで描きやすい薄い紙のものがクロッキーブック、画用紙のように、厚く水彩で描いたりするのに適した紙のものがスケッチブックと呼ばれています。
主に下絵やアイデアスケッチにつかうのがクロッキーブックという感じでしょうか。
自身のラクガキ好きと仕事柄絵を描くことが多いので、この大きさのものを利用しています。
◆3.コクヨ測量野帳 194円 近所の文房具屋で
クロッキーブックがB5サイズととてもポケットに入るようなサイズでないため、持ち運びするための手帳としてこちらを使用しています。
―『Too クロッキーブック』『コクヨ測量野帳』に決めた理由は?
後述する通りこれまで色んな手帳・ノートを使ってきたのですが、最終的に毎回このクロッキーブックに戻って来てしまいます。振り返るとかれこれ15年以上に渡って同じクロッキーブックを使っているみたいです。
きっかけは大学構内にお店があったということだったりするのですが、あらためて大きさ、紙質などが自分に一番しっくりきているのが愛用している理由です。
また測量野帳についてはB5サイズが持ち歩けない時用に何かいい手帳はないかな、と思ってここに辿りつきました。
測量野帳自体の特徴である、固い表紙で立ったまま書ける、ハードな使い方にも耐えるという部分はもちろん、結果何も気にせずガシガシ使える値段というのが最終的な決め手だったりします(笑)。
―過去に使ったのはどんな手帳ですか?
・無印のカレンダーノート(2002年頃、まだスマホもなくGoogleカレンダーを利用していなかったためスケジュール帳として)
・ほぼ日手帳・MDノート(2010年頃)
・モレスキンダイアリー(2011年)
―手帳選びで失敗したことはありますか?
用途ではなく、「かっこよさそう」というイメージで手帳を買ってしまって失敗することが多かったです(苦笑)。
特に「絵を描く」という要素が自分にとってはかなり重要なこと(だと最近気付きました(笑))なので、スケジュール帳形式だとスペースがなかったり、罫線が邪魔だったりすることもあって。
また、ほぼ日手帳の1日1ページも、書く日と書かない日が出てしまったり、逆に足りない日が出てきたことも気持ち悪くなった理由でした。
最後の挑戦!とトラベラーズノートに手を出そうとしたのですが…、やっぱり同じ轍を踏みそうで思いとどまりました(笑)
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<藍玉より>
「おそらく普通の方のいう手帳の定義と少しズレているかもしれないので」とおっしゃるタムカイさん。ほぼ日手帳、MDノート、モレスキンダイアリーから、Gooleカレンダー、クロッキーブック、測量野帳の3つへ辿りつく経緯が興味深いです。
ラクガキでいっぱいの手帳を見ていると、タムカイさんの中にある“絵”の存在が、手帳の構成にも色濃く表れていると感じました。「自分にとって大きな比重を占めていくものは何だろう?」と考えさせられます。
タムカイさん、ご回答ありがとうございました!インタビューは後編へ続きます。
●タムカイさんが5/25 (日) にコラボイベントを開催します。ぜひご覧ください♪
>>「未来を描く」と銘打ったワークショップをブログ「純コミックス」の純さんとともに開催するにあたっての私の思い
タムカイさんの「手帳とノートとメモの違いって何だろう?」もご覧ください。
>>メモとノートと手帳の違い、そして私の運用方法をここに晒す。
※インタビューに協力してくださる方を募集中です。詳細はこちらから♪
>>『手帳の使い方』インタビューを始めます(回答者も募集中♪)
最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日も笑顔がひとつ増えますように。
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