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小保方さんショック!理研 論文再調査せず「捏造」確定へ
記者団の取材に応じる小保方晴子氏の代理人の三木秀夫弁護士(左端)
Photo By 共同 |
STAP細胞の論文問題で、理化学研究所の調査委員会は、捏造(ねつぞう)などの不正があったとの認定は不当とする小保方晴子ユニットリーダー(30)の不服申し立てを退け、再調査しないとの結論を理研の理事会に報告したことが7日、分かった。小保方氏は、何らかの処分を受ける可能性が高い。代理人によると、ショックを受けているという。
調査委は、7日に開かれた理研の臨時理事会で「再調査はしない」とする結論を報告したが、最終的な決定には至らなかった。今後、理事会の了承が得られ、小保方氏側への通知が完了すれば規定上、小保方氏の研究不正が確定する。その場合、理研は正式に論文撤回を勧告するとともに、懲戒委員会を設置、小保方氏や共著者の笹井芳樹副センター長らの処分を決めることになる。
入院中の小保方氏は、代理人の三木秀夫弁護士を通じ、「正式には何も聞いていませんが、驚いています。とても信じられませんが、事実としたら非常に悲しいです」とのコメントを発表した。
三木弁護士は、大阪市内で会見。7日夕方までに審査結果の通達は受けていないとし、「理研の窓口に問い合わせたが、そういう事実は把握していなかった。事実なら、理研にはどうしてそのような結論に至ったのか、納得のいく説明を求めたい」とした。
小保方氏とは午後から電話で2回にわたり計10分以上話したといい、「ショックを受けており、まだ先のことが考えられない様子」と説明。今後、理研が正式に再調査をしないと決定すれば制度上、再度不服申し立てを行うことはできない。「法廷闘争も選択肢の1つとしてはありえるが、いたずらに長引かせることが彼女の研究者人生にとっていいのかなど、総合的に考えていくべき」と慎重な構えだ。小保方氏が再び会見する可能性については「予定はない」とし、弁護団で今後の対応を協議するという。
また弁護団も「調査不備と事実誤認について指摘してきたにもかかわらず、拙速で粗雑な扱いには失望と怒りを感じる」とのコメントを出した。
[ 2014年5月8日 05:30 ]
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