山本知弘
2014年5月7日21時29分
厚生労働省は7日、全国のハローワーク職員が使うシステムに障害が起き、一時は職業紹介などの業務が滞ったと発表した。二つあるネットワーク回線のうちの一つで機械が故障し、つながりにくくなったことが原因だという。
障害は午前8時19分ごろに起き、全国1174カ所にある約2万8千台のパソコンが影響を受けた。使えるほうの回線に切り替えを進めたが、約2時間半にわたってつながりにくい状況が続いたという。
求職者が利用する端末は別回線のため、求人の検索はいつも通りにできた。ただ、窓口の職員は端末が使えず、企業への紹介状を手書きで発行するなどして対応したという。(山本知弘)
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朝日新聞社会部
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