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税関がX線検査を公開
05月07日 18時40分

税関がX線検査を公開
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覚醒剤や拳銃などの密輸を防ぐ取締りの強化期間にあわせて、仙台市宮城野区の税関支署で、大型のX線装置を使ってコンテナの中を検査する様子が公開されました。
全国の税関では覚醒剤などの薬物や拳銃の密輸を防ごうと、7日から今月末まで港や空港での取締りを強化しています。
このうち仙台市宮城野区にある横浜税関仙台塩釜税関支署では、大型のX線装置を使ってコンテナの中を検査する様子が公開されました。
このX線装置は東日本大震災の津波で被害を受けて一時的に使えなくなり、ことし3月から検査を再開したということで、全長12メートルのコンテナの場合、およそ15分で内部を検査することができます。
7日は南米などから運ばれてくるコンテナを中心に税関の職員がモニターのX線画像を見ながらコンテナの中に不審な影などがないかチェックしていました。
宮城県内の港や空港では去年1年間、覚醒剤や拳銃などの密輸が摘発されたケースはありませんが、全国では違法な薬物があわせておよそ1トン、拳銃が6丁押収されているということです。
仙台塩釜税関支署の後藤徳文統括監視官は「最近は一度に大量の薬物が見つかるケースもあるので、全力で検査にあたりたい」と話しています。