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りそなHDがXP搭載機3万台を「8」に移行

アプリ仮想化を使い3カ月で完了

2014/05/08
井原 敏宏=日経コンピュータ (筆者執筆記事一覧
出典:日経コンピュータ 2014年5月1日号  p.8
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 りそなホールディングス(HD)は、本店や各支店などグループ内で使っている約3万台のPCを、Windows XPからWindows 8に移行した。日本マイクロソフトが4月2日に発表した。約3万台のPCをWindows 8に移行させたのは、世界でも最大級の規模という。業務アプリケーションの移行に仮想化技術を利用、移行作業の大半を実質3カ月で完了した。

 りそなHDがXPからの移行を検討し始めたのは2012年春()。当初は移行先のOSをWindows 7と決めていた。安定性や互換性を重視したからだ。

図●りそなホールディングスのWindows XP移行プロジェクトの経緯
アプリケーション仮想化を使い移行期間と費用を圧縮
[画像のクリックで拡大表示]

 しかし、2012年8月にいち早くWindows 8を入手し、検証を進めた結果、2013年1月に移行先のOSをWindows 8に変更した。りそなHDIT企画部担当マネージャーの麻生利夫氏は、「XP向けの業務アプリが8でも意外と動くことが検証段階で分かった。起動が早くサポート期間が長い点も併せて判断した」と説明する。

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