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2007-06-10 13:43:55

「770グラムのこと」

テーマ:ひとりごと

「770グラムのこと」



770グラム…
これは、私の出生時の体重です。
1965年11月3日に都内で生まれました。
数年前に、母に聞きました。
私「おふくろさん、俺が生まれたときは小さかったんだよね?」
母「ああ、ちいさかったねえ…」
私「確か、1700グラムだっけかねえ?」
母「馬鹿だねえ…
あんたが、そんなに大きく生まれてたらこっちはあんなに苦労しなかったよ…」
私「でも、1700グラムっていったらかなり小さいだろう?」
母「桁が違うんだよ!」

私「どういう意味?」
母「あんたは、四桁もなかったのよ」
私「ということは、三桁?」
母「四桁の下は三桁だろうよ(笑)」
私「具体的には?」
母「770グラムだよ…それで、お医者からは出生書と死亡通知を同時にに貰ってね…お医者様は…現代医学(昭和四十年)ではこの子は助かりません。仮に生き延びても、重度の障害が残るのは確実ですから、死んでしまった方がお母さんもお子さんも幸せなのでは…
なんて言われてね、そのまま保育器行き…あの時は絶望感でいっぱいだったよ。
あんたのお父さん(親父のこと)も二言目にはこの子は死ぬ、死ぬってね…。
で、それを聞くたんび私は絶対死なせてなるもんかってね…
母親の意地だよ!」

これは、数年前の一番太っていた時の会話ですが

母「こんなに、大きくする予定じゃなかったんだけどねえ(笑)
パンダじゃないんだからたいがいにしないと。」
そうだよね〓と私
あれから、17キロは痩せたので少しは親孝行できた気がします。

おふくろさん苦労かけました、本当にありがとう!


金平桂一郎

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2007-06-09 12:28:40

「出自のこと」

テーマ:ひとりごと

私の出自について、あるエピソードがあります。

あれは、先代正紀が亡くなって一月程たった頃でしょうか......
某団体関係者を名乗る方から、電話があり先代の事でお話があるので是非お会いしたいとの事でした。
その頃、莫大な借金の精算に追われていた私は、

先代の件でお話があると言われると
パブロフの犬のごとく、胃液ではなく脂汗が滴る状態だったので
思わずお断りをしようとおもったのですが
現在のごとく拉致問題等の大問題が表面化しておらず
押しに弱く、諸事に疎かったので思わず少しだけなら時間を空けますと答えたしだいです。
何日かして、その方は私の事務所に来て曰く



「同胞・金平正紀さんの一代記を書きたい」
とのことでした。

私「?...あのー、親父は広島県の漁師の倅のはずですよ」
先方「いや、それは世を忍ぶ仮の姿…他国から裸一貫渡られてさぞ、ご苦労されたでしょう…
ここは、この本を通して日本の社会を糾弾しましょう!!」
私「?あのー、親父は苦労はしたはずですが虐められてはいないと思いますよ…。
どちらかというと虐めた事の方が多かったんじゃないですかねえ…。」
先方「なるほど!
いろんな差別に負けず、戦ってこられたわけですね!
私「あのー、うちの親父は昭和九年二月十日広島県豊田郡川尻町の生まれですよ。
もっとも、死んだ婆さんは『正紀はほんまは、八年の十二月二十五日生まれじゃけん(当時の皇太子様と二日違いで惜しかったわい』なんて言ってから間違いないと思いますよ。」
先方「少し、顔をひきつらせながら…、わかりました!それでは、お祖父様の代に渡ってこられたのですね!
そうに違いありませんよ!!」
私「ああ、関松お爺さんのことですね。
お爺さんなら、私が小学校三年生時に86歳で亡くなったので、あまり覚えていませんが近所では仏の関さんなんて言われる、温厚な人柄でとても親父とは、真逆な性格だったようですな。」
先方「......」
私「曾爺さんなんですが、明冶二十六年には亡くなったのでよくしらないですねえ(笑)


☆ついでなんですが、川尻町には私が知ってるだけで三十軒は金平家があり、
家は、分家筋に当たるそうです。
金平という名字の由来は金毘羅宮から来ているようですねと申し添えておきました☆

先方「メモ用のノートを片づけながら…
この事はなかったことにして下さい!
私「お役に立てませんで…」


つづく


金平桂一郎

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2007-06-08 12:17:42

「セオリーのこと」

テーマ:ひとりごと

はじめまして。
金平です。
このブログを始めるにあたって、他のブログを多少ですが読ませていただきました。
すると、やはり
「セオリー」
としては、氏素性から始めるのが、常識なんだと改めて、認識したしだいです。

早速ですが、私及び、私の家系のプロフィールから述べさせていただくことから入らせていただきたいと思います。
その前に、ひとつ申し上げておきたいのですが、私のブログなので、皆さま「セオリー」としてボクシングネタが中心に展開されるだろうとお考えの方々多いだろうと推察しますが、
そういった方々には少々物足りない事になるかもしれないという事を、予め予告させていただきます。
だって、私が「ボクシングのことばかり書いても当たり前で、」面白くないですからね(笑)
つづく


金平桂一郎

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