「770グラムのこと」
テーマ:ひとりごと「770グラムのこと」
770グラム…
これは、私の出生時の体重です。
1965年11月3日に都内で生まれました。
数年前に、母に聞きました。
私「おふくろさん、俺が生まれたときは小さかったんだよね?」
母「ああ、ちいさかったねえ…」
私「確か、1700グラムだっけかねえ?」
母「馬鹿だねえ…
あんたが、そんなに大きく生まれてたらこっちはあんなに苦労しなかったよ…」
私「でも、1700グラムっていったらかなり小さいだろう?」
母「桁が違うんだよ!」
私「どういう意味?」
母「あんたは、四桁もなかったのよ」
私「ということは、三桁?」
母「四桁の下は三桁だろうよ(笑)」
私「具体的には?」
母「770グラムだよ…それで、お医者からは出生書と死亡通知を同時にに貰ってね…お医者様は…現代医学(昭和四十年)ではこの子は助かりません。仮に生き延びても、重度の障害が残るのは確実ですから、死んでしまった方がお母さんもお子さんも幸せなのでは…
なんて言われてね、そのまま保育器行き…あの時は絶望感でいっぱいだったよ。
あんたのお父さん(親父のこと)も二言目にはこの子は死ぬ、死ぬってね…。
で、それを聞くたんび私は絶対死なせてなるもんかってね…
母親の意地だよ!」
これは、数年前の一番太っていた時の会話ですが
母「こんなに、大きくする予定じゃなかったんだけどねえ(笑)
パンダじゃないんだからたいがいにしないと。」
そうだよね〓と私
あれから、17キロは痩せたので少しは親孝行できた気がします。
おふくろさん苦労かけました、本当にありがとう!
金平桂一郎
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