書店のBGM ― 2008-07-28
他人のセンスを批判する前に、自分のセンスを晒しときます。
BGMが気に入ってよく通っていた書店が、昔ありました。八重洲ブックセンター本店です。映画音楽なんかのインスト、いわゆるイージーリスニングでした。大好きなんですよね、マントヴァーニとか。20年ほど前の話です。今は店内で販売しているCD(タワレコと提携してるんだっけ?)を流してる。
三省堂本店はクラシックの室内楽。これが意外と耳につく。本の品揃え(特に新書)とか好きな書店なんだけど、BGMだけはどうしてもなじめない。バロックのほうがいいと思います。あるいはいっそリチャード・クレイダーマンとか。
フランス6人組あたりを流す書店があったらいいのにね。ラウンジっぽい曲をよくかけてるブックファーストなんか、プーランクに変えても違和感ないんじゃないかな。
ちなみに、自分の読書のBGMは、新書を読むときはほとんどバッハです。うちでじっくり読むときは《ゴルトベルク変奏曲》、通勤電車の中では《ブランデンブルク協奏曲》。《ゴルトベルク》についてはあとでくわしく書くつもり。《ブランデンブルク》は、さまざまな楽器が入れ代わり立ち代わり出てきて、耳をつねに適度に刺激してくれるところがBGM向きですね。気に入っているCDは、ベルダー指揮ムジカ・アンフィオンのBrilliant Classics盤。ブリリアントなので2枚組でも1,200円前後。新書並にお手軽に買えます。こんなに安いのに最新録音。若手団体のきびきびした演奏がすごくよいです。
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