宮崎健二
2014年5月7日05時45分
九州など地方の大学生が、東京や大阪に行って就職活動をするのは何かと大変。そこで、大学が就活の拠点を設けて情報収集や休憩に使えるようにしたり、交通費の一部を補助したりする動きが出てきた。背景には、大都市部と地方の格差を埋めたいという思いもある。
「エントリー数が少ないよ」「競合他社のことを知らずに志望の会社が一番と言うのはおかしいでしょ」
菰田(こもだ)和広さん(62)の指摘に、就活中の女子(22)がうなずく。東京駅に近い丸の内のビルにある西南学院東京オフィスの光景だ。
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