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ラピート真っ赤に一新!「南海の赤い彗星」VS「JRの白いヤツ」
関西空港アクセスでJR西日本に後れを取る南海電鉄が10日、濃紺色の関空アクセス特急「ラピート」を真っ赤に塗り替え、人気ロボットアニメシリーズ「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」に登場する「ネオ・ジオン」仕様にすると発表した。JR西のアクセス特急「はるか」の車体は「地球連邦軍」のイメージと重なる白色。南海の担当者は「ライバルは地球連邦軍。JRの白いヤツ(はるか)を、赤い彗星(すいせい)のラピートが追撃する」と意気込む。関空アクセス特急の覇権争いは宇宙戦争の様相を呈してきた。
かつてザク色、特急はグフ色…「認めたくないものだな…」JRとの差も塗り替えられるか
南海によると、ラピート登場20周年を記念し、1編成をネオ・ジオン仕様に変更。上空を飛ぶ航空機からも分かるように車体の屋根にもデザインを施した。
特別車両スーパーシートの5号車には、ネオ・ジオンを率いるフル・フロンタルら登場人物の専用席も設置する力の入れようだ。今月26日から南海難波-関西空港間を1日10往復程度運行。記念の特急券引換券や入場券も販売する。
先頭部の奇抜なデザインから「鉄人28号」の異名を持つラピートだが、ネオ・ジオン仕様に一新するのには理由がある。国土交通省近畿運輸局によると、関空アクセスの輸送状況(平成24年度)はJR西の約760万人に対し、南海は約622万人と、水をあけられているのが現状だからだ。
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