幼少の頃、『ワガママはダメだ』と学んだ。
多分、祖母が言ったひと言で、私は去勢された。
『一人っ子は、言うことを聞いたらダメだ!』、『ワガママになり、甘えっ子になる!』と。
まったく、『人権侵害』な話だ。(笑)
私はいつも、『いとこ達は一人っ子でなくていいな〜』と思っていた。
『一人っ子』…。嫌な響きだ。
そして私は、人との関わりにおいては、自分の意志・思いに、忠実になれなくなった。
幼少の頃の私は、いつも、『自分は一人っ子だから、ワガママなのかもしれない、甘えっ子なのかもしれない』と不安に思っていた。
一人の時は、問題ない。
だが、何か人の同意が必要な時には、無意識ではあるが、『ワガママ』、そして『甘えっ子』という言葉が、頭の中で鳴り響いていたのかもしれない。
勿論それは、『大人度』とも言えるものだ。
そしてそれは、つつましいとも、奥ゆかしいとも、謙虚だ、遠慮がちだ…、とも言える。
でも私は、それで、『子供度』(無邪気さ)というものを失った。
母親は言った。
『お前は手のかからない子だった』(笑)
違う違う!
私は、子供でいられなかっただけだ。
でも、私の本音はいつだって存在しているし、無くなるはずもない。
今も昔も。
大人になってからは、更に『我』(ガ)が強くなった。
決して譲らない。
子供の頃の反動かもしれない。
そして、もしかしたら私は、今頃反抗期なのかもしれない。(笑)
本当に私は頑固だ。
決して自分の意志を譲らない。
だから、私の気持ちを100%尊重してくれるサラには、本当に感謝している。
サラは、どんな私も否定しないし、嫌わない。
いや嫌う。
私が、遠慮している時、気を使っている時、自分に正直ではない時は嫌う。
とことん嫌う。
つまり私は、遠慮をし、気を使い、自分に正直でないと、サラに嫌われるということだ。
サラは、100%本音の私は、嫌わない。
でも、1%でも私に遠慮があると嫌う。
私は、このままでは、どんどん生意気な、強引な、自分勝手な、独りよがりな人間になっていく。(笑)
でも、何故だかサラは、それを喜んでいる。
サラは、私のことを、100%愛してくれている。
私を育てたいのだろうか?
改造したいのだろうか?
彼女の母性なのだろうか?
彼女は、本当に無条件に、100%私のことを信頼してくれています。
だから私は、新たに、すっかり『ワガママ男』に去勢される。(爆)
でも、私はこれまでの人生で、一度もそんなことを望みも、経験したこともなかった。
そんな自分が存在しているなんて、全く思いもしなかったことだ。
こんなことを思ったのは、感じたのは、知ったのは、本当に初めてなのだが、これらは全てがサラのお陰です。
私は今やっと、遠い昔の去勢が元に戻ったようでもあり、今やっと、『普通の人間』になれそうな気がしています。
人間は、去勢次第で、どうにでもなるものなのですね。(笑)
ありがとう。
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