消防士酒気帯び運転容疑で検挙05月06日 19時33分
八女消防本部の31歳の消防士が、酒気帯び運転の疑いで5日、警察に検挙されました。消防本部では「極めて遺憾で、再発防止に努める」としています。
検挙されたのは、八女消防本部警防課の主任主事で31歳の消防士長です。
八女消防本部によりますと、消防士長は5日午前0時すぎ、佐賀県鳥栖市内の県道で、自分の乗用車を運転していた際に、パトロール中の警察官に止められ、息から基準を超えるアルコールが検出されたということです。
消防士長は休暇中で、高校時代の友人と鳥栖市内の飲食店で約2時間にわたって、ビールの中ジョッキを2杯、焼酎のお湯割りを3杯、それに瓶ビールの小を1本飲んだあと、2キロほど離れた実家に帰る途中だったということです。
消防本部に対し消防士長は「運転代行を呼ぼうとしたが、連休で混んでいてなかなかつかまらず、運転してしまった。反省しています」と話しているということです。
八女消防本部では「消防職員として信用失墜行為を起こしたことは極めて遺憾だ。厳正に対処するとともに再発防止に努める」とコメントしています。