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【戸津井康之の銀幕裏の声】「ガンダム」富野監督は「アムロ」役声優を殴り、迫真のセリフ絞り出させた?…「親父にもぶたれたことないのに」の名シーン秘話
昭和54年に放送されたアニメ「機動戦士ガンダム」は、35周年を迎えた今も色褪せない魅力を秘めた数々の伝説的キャラクターを生み出した。「2度もぶった。親父にもぶたれたことないのに!!」とアムロ・レイは叫び、そのライバル、シャア・アズナブルは「認めたくないものだな。自分自身の若さ故の過ちというものを」とニヒルにつぶやいた。これら、誰もが知る名セリフで登場人物に命を吹き込んだ声優界の実力者たちが、当時のガンダムの録音スタジオに集結していた。シリーズ第4回は声優編。
やればできるじゃないか
富野由悠季総監督(72)、キャラクター・デザイナーの安彦良和さん(66)、メカニック・デザイナーの大河原さんたちガンダム産みの親の創作の原点に漫画家、大和田英樹さんが迫った自伝的漫画『「ガンダム」を創った男たち。』の上巻の冒頭は、録音スタジオでのこんなシーンから始まる。
アムロ役の古谷徹さん(60)が何度もアフレコに挑むが、富野監督はなかなかOKを出さない。行き詰った古谷さんに富野監督がついに手を挙げる。頬を殴られ、にらみつける古谷さん。
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