年間の売り上げ4億円。
全国から注文が集まる人気の…妊婦さんや飲めない人も安心。
販売数1億万本以上の…そして子どももうれしい軽くて丈夫な…これらのヒット商品を生み出している企業の共通項は…そこで皆さんに質問!う〜ん皆さんはまだその実態をよく知らないご様子。
ホワイト企業とは日本の経済を成長させる鍵として国がお墨付きを与えた企業なんです。
若い男性も子育て中の女性も。
そしてシニアの皆さんも!みんながハッピーに働けるというホワイト企業。
その最前線をサキどります!
(2人)おはようございます。
さあ突然ですがカビラさん。
はい。
ブラック企業ご存じですよね?話題になってます。
問題です。
このブラック企業というのは…。
いかんです。
そして…。
まあこうなりますよね。
更に…。
違法な労働環境がある企業といわれていますよね。
うつや過労で体調を崩す人が増えるなど社会的にも大きな損失を与えているといわれています。
取締りも始まりました。
こういったブラック企業をなんとか無くしていきたいと国が推し進めているものがあるんです。
それがこちら…。
おお〜。
よいしょ!そうホワイト企業なんですね。
このホワイト企業去年から今年にかけて経済産業省が89社を発表したんです。
どんな特徴が?ホワイト企業とは…。
いいですね。
安心して働き続けられるそういった事ができる企業の事をいうんです。
いろいろ課題のある日本の経済を活性化させるポイントが一つここ。
そうなんですね。
今回「サキどり」はホワイト化に成功した企業を取材しました。
社員およそ7,500人のITサービス会社です。
銀行のATMやネットバンキングなど私たちの暮らしに欠かせない金融サービスのシステム開発や運用を24時間行っています。
そのため長時間労働が当たり前というイメージが強いのですが…。
(チャイム)定時の5時半になると…。
ここ数年で残業時間が激減しほとんどの人が定時に退社。
ホワイト企業に生まれ変わった事で営業利益もアップしました。
しかし以前は全く違ったといいます。
IT業界の競争が激化する中連日深夜まで働き休みもほとんど取れません。
若手が次々と辞めていき30歳までに離職する人はおよそ4割に上りました。
長時間労働で疲弊していく職場…。
そんな状況を変えるきっかけになったのは新たに就任した中井戸会長が目の当たりにした光景でした。
早速全社をあげて脱長時間労働への模索が始まりました。
対策の1つ目は…。
当時残業が多いと指摘されたシステム開発部を率いる内野靖之さんです。
どうしたら残業を減らせるのか…。
内野さんが注目したのは取引先に出す企画書。
職場で最も残業が多い時期を調べたところ部下が企画書を提出する前ではなく提出したあとだという事が分かりました。
企画書は数名が分担しながら2週間ほどかけてまとめ内野さんに提出。
内野さんがチェックしたあと修正が入るとチーム全員で一から書き直し。
しかも一人の作業が後れると次の作業に進めない場合もあり残業が雪だるま式に増加。
という社内の慣習が長時間労働を招いていたのです。
そこで今までの慣習を廃止。
これによって提出までの2週間の作業が効率化された上提出後の修正作業も減り深夜残業に追い込まれる事は少なくなりました。
すると今度は若手の社員からこんな提案が…。
今までそれぞれ個人で持っていた過去の企画書や資料をまとめチーム全員で共有する事に。
一から資料を作らずに済む事で作業効率も格段にアップ。
その結果内野さんの部署では残業時間は去年より41%と激減。
更に営業利益は120%アップしました。
見事会社ぐるみで残業削減に成功。
ところが会長のもとに思いがけない不安の声が…。
その不安を解消するために考えたのが…。
効率よく働き残業を減らした部署にはボーナスのほかに加算する事に。
残業の削減時間や有給休暇の取得率に応じてゴールドシルバーブロンズと…これでやる気もアップ!こうした取り組みで離職率も改善。
5歳の女の子を育てながら働く山口美和子さん。
以前は子育てとの両立が難しいと感じていました。
しかし今は夜6時には退社。
保育園のお迎えも余裕を持って行けるように。
(笑い声)山口さんは子育てしながら働き続ける自信が持てるようになったと言います。
更に画期的な対策3つ目は…。
この日会社の執行役員が向かったのは取引先の銀行。
取引先にも残業削減を理解してもらう事で緊急の時以外は深夜の業務を減らそうというのです。
不安を与えないよう業務に支障がない対策を取る事を伝えながら理解を求めています。
こちらこそよろしくお願いします。
さあゲストのパックンどうご覧になりますか?
(パックン)すばらしいと。
大企業がやってますよね!あの規模の会社がホワイト化して営業利益アップして家族との時間も出来て「何でみんなやらないんだ?」と今のを見て思ったんですね。
どうですかね…?パックン実際日本の組織で働いた事があるんですよね?僕は昔は英会話学校正社員として働いてたんですけど。
ホワイト?ブラック?えっと…。
間ですね。
でも何だろうね…。
会社の雰囲気もよかったしすごい楽しい仕事だったんですけど何だろうね…。
効率の悪さにビックリしましたね。
効率よく動こうとしてないなと。
めちゃくちゃ無駄ですよね。
そうなんですよ!僕も自ら仕事見つけてやってたんですね。
もっと効率よい教え方をゼロから考えてそのカリキュラムを作ったんですけど僕会社辞めたらその瞬間にカリキュラムをやめられたらしいですよ。
え〜!?効率よくやった…。
つもりなんですが…。
どうやらシステムに合わなかったらしい。
スタジオには日本人の働き方について研究されている矢島洋子さんにもお越し頂きました。
(一同)よろしくお願い致します。
なぜ今ホワイト企業これ注目されているんですか?日本ではもう少子高齢化で人口が減少し始めてるんですね。
で実際に労働人口も減っていく中で今までのように…そういう事をホントに実感する企業が増えてきているんですよね。
それとその男性も共働きも増えてますし親の介護の問題もありますから今までのように長時間で休みなく働くっていう訳にはいかなくなってくるんでやっぱり変わっていかなきゃいけないと思う企業が増えてるんですよね。
やっぱりグローバル化で24時間でどんどん長く働こうという空気があったんですけどホントに24時間だと1人の人がずっと働ける訳もないのでだったらきっちりとシェアしてみんなで仕事をちゃんと共有化して分けてきちっと効率よく生産性高く働こうというふうにだんだん注目が集まってきています。
でも少子高齢化とグローバリゼーションという企業が悩む要因の2つが逆にホワイト企業を作るきっかけになったのは面白いですね。
まずは無駄をなくすっていう事が大きいと思うんですね。
会議の時間をきちんと決めてやろうとか中には立ったまま会議をやろうとか。
立ったまま会議!?…して短い時間で皆さん終わらせるようなインセンティブを。
立ち食いうどん屋さんみたいな感じで。
(矢島)皆さんさっさときちんと発言して。
そうすると皆さん座ってるよりやっぱり集中しますしね。
男性も女性も一緒にホワイトで働いていけるのがベストですよね。
という事で今回番組では「あなたの会社のホワイト自慢」を伺ったんです。
565人の方から回答を頂きました。
ご協力ありがとうございます。
感謝です。
そのアンケート結果がこちらなんです。
「あなたの会社のホワイト自慢」トップスリーです。
さあ第3位は…。
第2位…。
そして第1位は…。
何ですか?う〜んこの結果パックンどうでしょうか?まあちょっと微妙だね…。
自慢と言ってて何かホワイトとか言ってんだけどこれが普通じゃないんですか?これ特別にホワイトと言うならもうホントに全部グレーかブラックな気がしますよね。
だってそもそも有給休暇は法律で決まってますよね?育児休業制度だってこれも…。
(矢島)育児休業制度も基本全ての企業であるんですけれどもないと思ってらっしゃる方が非常に多いんですよね。
え〜?不思議ですね。
当たり前すぎて。
働いてるからもらえるはずですよね。
こういう事がやはり挙がってきてしまうのでまだまだ働き方が厳しい企業が多いのかなというふうに思いました。
今回「サキどり」ではまさにそういった柔軟な働き方を実践しているホワイト企業見つけちゃったんです。
動画でお寄せ頂きました。
こちらです。
こちらの地図製作会社では社内に子ども部屋があるんです。
休日や急な病気でどこにも預けられない時は子連れで出勤。
目の届く所に子どもがいるので安心して仕事ができるとか。
そのため以前は男性が多い職場でしたが8人だった女性が18人に増えたそうです。
続いてこちらは都内にある社員250人の人材サービス会社。
その名のとおり一度会社を辞めても理由を問わず戻ってこられる制度なんだそうです。
私は父のラーメン屋6年継いでから会社に戻ってきました。
私は結婚で引っ越ししてから会社に戻ってきました。
私は2年間のボランティア活動から会社に戻りました。
私はブーメランしてから役員になりました。
ブーメラン制度で戻ってきた人は…以前まで積み上げたキャリアや実績を生かせるので皆さん即戦力として働いているそうです。
ブーメラン制度ってネーミングもいいしすごい!せっかく制度があるからどっか行きたくなりますよね?ちょっと貯金して。
私もブーメラン社員なんですけど…。
そうなんですか!?やっぱり一旦外に出て会社のよさを分かって戻ってくる社員ですからやっぱりそれは受け入れると即戦力でもあり会社に愛着もあってすごくいい制度だと思うんです。
外で学んだ事とか出会った方々そのコネとかも多分帰ってきたら会社でも生かせるんでしょう?それを生かせますしね。
今の2社さん特徴としてはどちらもあまり大きくない中小企業ですよね。
中小企業の方が何か立派な制度とかを作るんではなくて現場で柔軟に皆さんで工夫してですねいろんな取り組みを作りやすいというメリットもあるんですよね。
今回国が選んだホワイト企業からはこれまでにないヒット商品が続々と登場。
例えばこちらは好きなメッセージを入れられるお煎餅で年間38万枚の大ヒット!そしてこちらの車はドアが大きく開き子育て世代の間で人気に!ヒットを生む秘密を探りに向かったのは長野市から車で40分人口3,000人ほどの小川村。
何だかすごい山道…。
ようやく到着。
ここはホワイト企業の運営するお店。
奥のいろり端にはお客さんが次々に…。
実は全国から年間5万人が訪れる人気の店なんです。
お目当てはこちら。
農家の伝統食…野菜たっぷりでヘルシー。
小麦の香ばしい香りがたまりませ〜ん!このおやき年間4億円も売り上げる大ヒット商品なんです。
この会社はあるユニークな取り組みでホワイト企業に選ばれました。
それは…。
実はこの会社…従業員74人のうち半分が60歳以上です。
お年寄りに元気で働いてもらうための工夫もあちこちに。
お昼休憩は1時間ですがお弁当を食べると…。
いいいい。
消して。
電気を消して30分の…これが夕方まで元気に働ける秘けつなんですって。
更に休暇も柔軟に!所定休日のほかにも申請すれば畑仕事や孫の世話更には村のお祭りの役員などの理由で休めるんです。
この会社は28年前地元の住民7人で設立。
お年寄りの雇用の創出と地域経済の活性化を目指しました。
それが今では若者を雇用するまでに成長しています。
2代目社長の権田公隆さん43歳。
お年寄りの知恵と若い世代の力を融合した新たなビジネスを模索。
5年前に立ち上げたインターネット通販部門は若い世代が担当。
すると全国に販路が拡大し売り上げも更にアップ。
更にはこんな若者まで!今や従業員の半分が村の外から働きに来る人たち。
多様な働き方と人材がヒットを生み出す原動力なんです。
(取材者)じゃあかわいいなって?一方こちらは北の都市札幌。
工業団地の一角にホワイト企業があると聞いて訪ねました。
(2人)よろしくお願いします。
従業員160人のこちらの会社で大ヒット商品が生まれたというのですが…。
確かにオシャレですてき!思わずいろいろお試ししていると…。
なんと帽子の裏側から出てきたのは特殊なビーズを布に貼り付けたもの。
これがヒットの秘密…。
札幌では毎年雪で滑って転んで救急車を呼ぶ人が多発。
この帽子をかぶれば頭への衝撃を和らげられます。
豊富なデザインも人気を呼んで累計10万個も売れているんです。
こちらの会社専門的な帽子メーカーかと思いきや…。
案内された工場には大量の洗濯物。
本業は病院や施設からシーツや衣類のクリーニングを請け負う会社なんですって。
この会社では主に知的障害のある従業員が24人働いています。
皆さん仕事がとても丁寧で集中力も高いとの評判。
この工場の大事な戦力になっています。
更に障害のある人をサポートするジョブコーチを配置。
その人の能力を引き出し働きがいのある職場にしています。
ところがある日障害のある従業員が突然転倒。
頭を打つという事件が起きました。
これがきっかけで頭を守る帽子を制作。
完成した帽子はなんとグッドデザイン賞を受賞。
すると意外な会社から次々と引き合いが…。
例えば電力会社の検針員は狭い場所を歩くので頭を守る帽子が必要だというのです。
取り組みを始めてから会社の売り上げは1.5倍にアップ。
障害のある人も安心して働ける職場作りで見事ホワイト企業に認定されました。
スタジオにはVTRでご紹介しましたおやきをご用意しました。
どうぞ召し上がって下さい。
温かい?はい。
頂きます。
うまい。
うまい!う〜ん!こたつで昼ごはん召し上がったあと電気消してシエスタとるのはいいですね。
長野で。
ホントですよね。
長野が何かプチラテン文化が一つ生まれてますけど…。
こうやって多彩に働けると雇用の創出にもつながっているというのは一つのポイントですよね。
地方っていうとどうしても以前はその地元の人の仕事を作るために都会から企業を誘致してこようとかそういう話になったんですけれどもそれもなかなかうまくいっていないのが現状でその中でやっぱりもともとその地元にある伝統とか文化とかそれから何より…いい企業に勤めたい。
それは給料だけじゃなくてこういう条件付きの所で働きたくなりますからその優秀な人材を招くためにも大事なんじゃないですかね。
働く人とかそれから物やサービスを買おうとする人とか投資をしようとする人がこういう取り組みを外から見て分かるようになってこういう企業がいい企業だって評価するようになると…。
消費者としてもそういう企業のものを買いたいんですよね。
応援したいと。
そうなりますよね。
経産省が89社認定して発表したという事もあってこういう事が情報が広がるとどうなんですか?広がるんですかね?市町村とか都道府県とかそういう所でこういった企業を認定していったりあるいは企業に宣言してもらおうとかそういった形で紹介してる所も随分出てきてるんですね。
ホワイト企業ってあるのかなという事が皆さんの目から見えるようにするという事はとても大事だと思います。
何かそういうサイト…。
一括で全部検索できるようになってればいいですよね。
これ今日まさにアイデアが出たんじゃないですか?もう作りましょうよ。
インターネット情報ポータルサイト経営の皆さんっていう感じですよね?いいね〜。
おお〜!ホントだ。
ちょっと…早速ビジネスにつなげる!片山さん。
まあホワイト化は日本の大きなテーマかもしれないけれども実は足元で働く僕ら一人一人がこれ抱えている事なんですよね。
まず自分には何ができるかなって考えましたよ。
みんなでホワイト化を目指す。
仕事をシェアしたりとか声がけをしたりとかみんなで考え方を変える事が第一歩になるんじゃないでしょうか?そうするとその先はPharrellWilliamsの曲でいきましょう。
「HAPPY」!2014/05/04(日) 08:25〜08:57
NHK総合1・神戸
サキどり↑「ヒットの影に“ホワイト企業”あり!?」[字]
ランドセルから自動車まで★ヒットの陰にホワイト企業あり★脱!長時間労働で利益アップ★売上げ4億円の人気おやき★定年なしの優良企業★札幌発!ヒット商品誕生秘話
詳細情報
番組内容
日本の経済を活性化させる鍵として、国がお墨付きを与えた「ホワイト企業」。その特徴は「脱!長時間労働」と「多様な人材が働き続けられる」こと。残業を激減させた上に業績もアップしたIT企業や、高齢者を積極的に雇用し、人気商品を産んだおやきメーカー。そして、障がい者が安心して働ける職場を作り、思いがけないヒット商品を生み出した企業など。働く人も買う人も、みんなハッピーになるホワイト企業の可能性をサキどる。
出演者
【ゲスト】パックン,三菱UFJコンサルティング主任研究員…矢島洋子,【キャスター】ジョン・カビラ,片山千恵子
ジャンル :
情報/ワイドショー – その他
ニュース/報道 – 経済・市況
バラエティ – その他
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