奇跡の地球物語 1グラム20万円!?〜サハラ砂漠に埋もれる隕石を探せ!〜 2014.05.04

鉱物には時に想像を絶する値段がつく。
金は現在1グラム4000円以上。
しかしその10倍以上の値段で取り引きされる石がある。
南極や北極での観測を基盤に研究を行う国立極地研究所。
ここで大切に保管されているのが極地で収集された隕石だ。
これらの隕石はどれほどの価値を持っているのだろうか?結局隕石の希少さで値段が決まってきますので…。
例えば鉄隕石だと1グラム数百円ぐらいからになりますし月とか火星だと今1グラム20万円とか…。
1グラム20万円といえば金のおよそ50倍。
ちなみにこの隕石は13.7キログラム。
27億円の価値がある事になる。
そんな貴重な隕石の発見で最近注目の場所がある。
それが…。
アフリカ大陸の3分の1を占める広大なサハラ砂漠。
そこで暮らす遊牧民の中に隕石を探す人々…隕石ハンターがいるという。
隕石ハンターに会うべくサハラ砂漠へ向かった。
北アフリカモロッコの街道沿いに変わった店を見つけた。
化石と隕石の店だ。
店内にはアンモナイト三葉虫などの化石が所狭しと並んでいる。
この辺りでとれたものなのだろうか?この化石はサハラ砂漠のアルニフというところでとれたものだよ。
昔この地域は海の下にあったんだ。
だからたくさんの化石や鉱物が発見出来るのさ。
サハラ砂漠がかつては海の底だったというのは本当なのか?おおよそ2億年ぐらい前はですねあそこのサハラ砂漠というかアフリカ大陸の北西部は海の底でした。
その海の中に堆積した色んな化石ですね。
…の中には有孔虫と…サンゴとかアンモナイトとかそういうものがたまっています。
もう一つ自慢の品を見せてくれた。
これが隕石だよ。
ドイツから来た隕石の専門家と一緒に働いた事があるんだ。
一見すると普通の黒い石。
しかし店主によると隕石と判別する方法があるという。
それは…。
取り出したのは小さな磁石。
それが石にくっついた。
これが隕石の証拠だという。
隕石には金属鉄を含むものが約9割くらいありますので地球の石と区別するには方法としては使える方法ですけれども…。
ただし金属鉄を含むからといってすべてが隕石というわけでもない。
磁石がくっつくだけでは隕石である確証にはならない。
それでもこの店で隕石として売っている石は4つ。
一番大きいものは重さ2キロほど。
もし本物なら比較的安い鉄隕石だとしてもおよそ100万円の価値がある。
それがこの店では7500円ほどだ。
ウィウィウィ。
サハラ砂漠のグファルバで見つけたんだ。
ここから260キロ離れた場所さ。
アルジェリアの国境辺りなんだよ。
サハラ砂漠のモロッコとアルジェリアの国境地帯。
そこに隕石が見つかるポイントがあるという。
早速我々も向かう事に。
標高4165メートルの雪が積もるアトラス山脈を越えサハラ砂漠の道なき道を行く事になった。
道路を横断する羊たち。
遊牧民が暮らすエリアに入った。
砂漠を旅する彼らの中にきっと隕石に詳しい人がいるはずだ。
貴重な隕石を求め砂漠の旅が始まった。
アトラス山脈を越え南へ200キロ。
砂漠の玄関口エルフードに到着。
サハラ砂漠の絶景をひと目見ようと世界中から観光客が集まる街だ。
市場をのぞいてみると…。
買い物をしている人も店の人もほとんど男性だ。
宗教上の理由で女性はあまり家から出ないという。
エルフードには自慢の特産物がある。
その工房を訪ねた。
巨大なカッターで石を切っている。
近くの岩山で切り出したものでテーブルの天板にするため薄く切っている。
その断面からは驚くべきものが出てきた。
切った石を見せてもらった。
この部分が化石なんだよ。
細長い部分が化石で貝の仲間なんだ。
この白い部分が2億年以上前のもの。
化石入りの天板は人気商品だ。
もう一つ見せてあげよう。
これはアンモナイトなんだ。
断面に現れたのはアンモナイトの化石。
6000万年以上前のもの。
アンモナイトはお土産でよく売れるという。
化石の街ともいわれるエルフード。
旅の宿として人気のカスバと呼ばれる高級ホテルでも…。
玄関に地元でとれた巨大な化石の壁が飾られている。
目的地までまだ100キロ以上。
エルフードを出発し再びモロッコとアルジェリアの国境を目指す。
砂漠に入る直前こんなところにも化石と鉱物の店があった。
隕石は置いていないのか尋ねてみる。
するとすぐに見せてくれた。
サハラ砂漠の方で見つけたんだ。
やはり国境近くで見つけたという2つの隕石。
彼も磁石を近づけ隕石の証拠だという。
隕石が発見されるポイントはもう近い。
砂漠の手前で一夜を過ごす。
星空。
このどこかに隕石の故郷がある。
(玄田博士)小惑星帯と言うですね地球よりももうちょっと外にある火星から木星の間にたくさん小さな天体があるんですけど…。
そこには45億年前の情報を含んだ石がたくさんあるっていう事がわかっていてその石が地球にも隕石として落ちてきます。
45億年前惑星とともに小惑星帯は生まれた。
隕石の多くはこの小惑星帯からやってくる。
隕石は45億年前の貴重な情報を教えてくれるのだ。
たくさん落ちてきた隕石を調べるとですねその中には水を多く含んだ隕石っていうのがいくつか見つかっていて割合でいくとその隕石の5パーセントから10パーセントぐらい水を含んでいる隕石があってそういう隕石が地球に落ちてきて45億年前とかに。
その水が衝突で蒸発して水蒸気になって海が出来たと。
誕生したばかりの地球には水がなかった。
そこに水素と酸素を含んだ大量の隕石がぶつかり水蒸気が生まれた。
水蒸気は雨となって地球に降り注ぎ広大な海となった。
そして地球に生命が誕生した。
私たちが今こうしてあるのも隕石の衝突のおかげなのだ。
(泣き声)翌日。
いよいよサハラ砂漠に入る。
道なき道を国境地帯へ向かう。
走る事2時間。
砂地にポツンとたてられた遊牧民のテントが見えてきた。
この中に隕石を集めている人はいるのか?ロバなどの家畜とともに砂漠を旅して暮らす人々。
基本的には自給自足の暮らしだが旅の途中で隕石を探す人も多い。
貴重な現金収入になるからだ。
サハラ砂漠のこのエリアには300ほどのこうした家族が暮らしているという。
一家の食事を作るのは母親のザラさん。
彼らの主食はパン。
小麦粉をのばし土で作った小さなかまどで焼く。
(ザラさん)あと1時間したら焼けるわ。
この一家では彼女のおじが隕石を探しているという。
走行距離およそ1500キロ。
ついに隕石を探す遊牧民にたどり着いた。
(シャッター音)
(能年)なんか夢中になって画面しか見えなくなる感じが気持ちいいです。
あっまつ毛。
EOSM2
まつ毛がある。
(シャッター音)
(能年)あっ失礼します。
なんかかっこいい。
(シャッター音)ああ速い。
タッチ。
(シャッター音)
(シャッター音)すげー。
EOSM2
ぴゅーん。

SNSの写真そのままだといいね。
ですが
(観客)うんうん。
「PIXUS」でプリントすると
(無音)
(桐谷)いいね〜!
…になります
タブレットからもう一度
いいね〜!!
もちろんカメラからも直接
(無音)やっぱりいいね〜!!
(拍手・歓声)
どんな写真もカンタンキレイ
出発地のカサブランカから1500キロ。
アルジェリアとの国境に近いサハラ砂漠。
ついに隕石を探す遊牧民にたどり着いた。
サハラ砂漠の遊牧民アメッド・ボルシュックさん。
この日も隕石を探していた。
ここは黒い石がたくさんあるから隕石が見つかるかもしれない。
めぼしい石が見つかると一つ一つ手に取りチェックする。
科学的に分析するわけではない。
長年の勘が頼りだ。
隕石には色々な種類があって黄色や黒や色んな色があるんだよ。
5個見つけたよ。
売る前の隕石があるというので見せてもらった。
彼も磁石が頼りだ。
磁石がくっつく石はとりあえずキープする。
欧米からやってくる隕石バイヤーたちに売るためだ。
隕石は彼らにとって生活を支える大切な宝なのである。
サハラに生きる遊牧民。
今日も限られた水で暮らす。
体を洗う時も食事を作る時も少しずつ大切に使う。
暮らしは質素だ。
ザラさんは子供の将来をこう言う。
子供には学校に行ってほしいの。
私たちみたいになってほしくないんです。
勉強して読み書きが出来るようになって親より頭がよくなってほしいんです。
子供の教育にはお金がかかる。
遊牧民にとって隕石探しは貴重な現金収入の手段なのだ。
実は3年前サハラで見つかった火星の隕石が驚くべき発見をもたらした。
隕石が語る太陽系惑星の秘密とは?
(シャッター音)
(妻夫木)僕は…。
なぜわかったんですか?…影?
(シャッター音)
(シャッター音)
EOS70D
(能年)あっ失礼します。
なんかかっこいい。
(シャッター音)ああ速い。
タッチ。
(シャッター音)
自分の思ったところにピントが合ってなんか面白いです
(シャッター音)すげー。
おおー!うさぎが…。
あっまつ毛。
EOSM2
まつ毛がある。
隕石の研究者カリフォルニア大学のマーク・ティーメンス教授に話を聞いた。
サハラで見つかったこの隕石は火星のもので水からしか生成されないミネラルが測定されたんですよ。
火星の隕石に含まれるミネラル。
それは水がなければ生まれないものだった。
つまり火星に水があった証拠が見つかったのだ。
水があれば生命が誕生した可能性もある。
「火星にも生命が存在した」そんな大発見を隕石がもたらすかもしれない。
砂漠の真ん中で命を繋ぐ井戸の水。
この一滴も元はと言えば隕石が宇宙から運んできた偶然の産物だった。
水の惑星地球の誕生。
それは隕石がもたらした奇跡。
それから45億年。
今も隕石が降り注ぐサハラ砂漠。
ほどなく太陽が砂丘の果てに沈む頃…。
ラクダに乗り絶景ポイントに向かう。
夕日が砂漠を赤く染め上げる。
2億年前は海だったサハラ砂漠。
ここは地球の営みが眠る大地なのだ。
一生に一度は行きたい秘境と言われる絶海の孤島青ヶ島。
今も活動を続ける火山。
しかしそこには豊かな自然の恵みと島の人々ののどかな暮らしがあった。
360度断崖絶壁で覆われた火山島はいかにして地上の楽園となったのか?次回『奇跡の地球物語』絶海の楽園青ヶ島の秘密。
2014/05/04(日) 18:30〜18:56
ABCテレビ1
奇跡の地球物語 1グラム20万円!?〜サハラ砂漠に埋もれる隕石を探せ!〜[字]

1グラム20万円するものもあるという月や火星の隕石。そんな貴重な隕石の発見で今注目の場所…サハラ砂漠。隕石ハンターに会うべくサハラ砂漠へ向かう!

詳細情報
◇番組内容
1グラム20万円。貴重なものであれば27億円近い価値を持つものもあるという隕石。そんな隕石が次々と発見され、今注目される場所がある…サハラ砂漠だ。アフリカ大陸の3分の1を占める広大な砂漠で、宇宙から飛来した隕石を探す隕石ハンターを追う!
◇番組内容2
古代のミステリーから日常のふとした疑問まで、人間を取り巻くあらゆる物事を最先端科学で紐解いていく…。明日誰かに話したくなる、新しい発見がいっぱいの番組です。
◇出演者
【ナレーター】山寺宏一
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/miracle-earth/
◇おしらせ2
この番組は、朝日放送の『青少年に見てもらいたい番組』に指定されています。

ジャンル :
バラエティ – その他
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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