大改造!!劇的ビフォーアフター 2時間スペシャル 2014.05.04

戦後の高度経済成長期に工業都市として発展したこの町にある問題を抱えたお宅がありました二宮家
この家が抱える問題それは…
かつて紡績業が盛んだった大分市
二宮家は60年前に紡績工場の社宅として建てられた小さな平屋の家
子ども2人も独立し今はのんびり夫婦2人暮らし
お父さんはいお茶ありがとう
5年前に定年退職したお父さんの一番の楽しみといえば子どもたちが届けてくれる孫の写真の整理
(カオルさん)かわいい…
長女には一姫二太郎長男には男の子2人目に入れても痛くないほどかわいい孫が4人
A4サイズに拡大コピーした写真を1枚ずつ大事そうにクリアファイルに挟むとそれを持って隣の部屋へ…
すると押し入れの中から脚立を取り出しそれに上って手にした写真を壁の空いた所に画鋲で留め始めました
そうお父さんにとっては部屋の壁がアルバム代わり
かわいい孫たちの姿をいつも近くに感じていたいと壁に貼り始めた写真は増える一方
玄関をはじめ洗面所やトイレの中まで家中の壁が孫たちの写真で埋め尽くされもうこれ以上貼る場所はありません
いらっしゃい
写真に写った孫たちもかわいいですがもちろん本人たちが遊びに来てくれるのが何よりも幸せ
でもこのごろそんなお父さんを悩ませることが…
それは4人いる孫のうち一番の年長でただ1人の女の子・愛莉ちゃんが最近おじいちゃんちに泊まっていくのを嫌がり始めたこと
その原因はお風呂
お風呂頂きまーすあっはーい
実は二宮家のお風呂には脱衣所がなく服を脱ぐのは台所とのれん1枚で仕切られただけの廊下
そのため誰かがお風呂に入るたびに洗い物を中断
いいよ!
小さい頃は平気でしたが愛莉ちゃんももう小学5年生
たとえ台所に人がいなくてものれん越しに丸見えの場所で裸になるのは恥ずかしくてなりません
かわいい孫娘が嫌がらずこれから先も気軽に泊まりに来てくれる家にしたい!
そんな切なる願いを受け1人の男が立ち上がりました
デザインや機能性はもちろん小田が建築家として常に意識しているのは…
家作りは色んな意味でバランスって大切だと思うんですよ子どもさんが大きくなるあるいはご夫婦が年齢を重ねていくという生活の形態が大きく変わっていくそういった時にある一定の型にはめた形じゃなくてコンパクトにできたり広くできたりとか色んな変化ができるようなそのバランス感覚を持った設計は必要じゃないかと思いますね
決まった形にとらわれずそれぞれの家族の暮らし方を見極めるバランス感覚こそ最も大事だと語る彼を人は「型破りの空間モデリスト」と呼びます
遊びに来る孫たち迎えるおじいちゃん・おばあちゃんみんながいつまでも笑顔でいられるように匠は今回一体どんなバランス感覚を発揮するのでしょうか?
失礼します
この日が来るのを今か今かと待ちわびていた二宮さん夫婦
近所に住む長女の佐織さんも駆けつけ一緒に匠をお出迎え
写真がものすごくいっぱいありますけどもお孫さんでしょうか?そうですねやっぱり孫たちかわいいもので通るたんびに見れるしうれしいから貼ってたんですけどどんどん増えてきました
(スタッフ)佐織さんどうですか?ご実家がこうやってお子さんの写真を貼ってくれてるっていう部分では…
(一同笑い)
建坪17坪の平屋の家が細かく間仕切られた二宮家
玄関を入ってすぐ右手にある和室が夫婦の寝室です
そうですねかなり床が下がってますけども…ほんと抜けそうな感じで下がってるので…
(小田)これはやっぱり床下が腐ってるかそういう状況じゃないかと考えられるので
(小田)こんな状態ですからね・お子さんの体重でも下がる?・
(小田)下がります
遊び盛りのやんちゃな孫たち
飛んだり跳ねたり大騒ぎするのはいいのですが畳が沈んで大きな箪笥が今にも倒れてきそう
箪笥の上にこんな荷物もいっぱいありますしあんまり激しいともうねっそれ以上ジャンプしないでとか…
(小田)ジャンプは危険ですねジャンプの弾みでということもありえるんですけどもそもそもこの床下がかなり下がってるという危険からするとこういうのも倒れてくる可能性はありますね
(カオルさん)こちらがうちにとっては居間になります
長女と長男の家族が同時に集まるとコタツ1つでは間に合わないため夕飯前に臨時の食卓を用意
しかしそれをしまっているのは布団がいっぱい詰まった押し入れの奥
座卓1つ出すのにもひと苦労
わざわざいったん布団を全部外に出さないと取り出せません
しかも部屋はテーブルを2つ並べるのにギリギリの広さ
みんなで食卓を囲むともう身動きすらできません
まだ孫たちが小さいのでどうにか座れていますがそれもそろそろ限界です
こちらが台所になります
(小田)人数分の食事を準備される時はこのスペースだけでは足りないですねもう1人お嫁さんも手伝ってくれたりするのでもう3人立つ時もあるんですよ盛り付ける時にこのスペースは非常に狭いですねこの辺に何個か置いたりあとここを出してここに大きい皿が2つぐらい載りますかね
(一同笑い)あとここはご覧のとおり窓がまずないですし特に夏が…ここで油物とかしたらタオルをかけてないといけない
(小田)サウナに入ってるような状態になりますね
30年前に勤め先の社宅を買い取り暮らしてきた二宮家
最初は2軒が背中合わせにつながる長屋でしたが裏の家が建て直しのために切り離されたのを機に敷地の北側に子ども部屋とお風呂を増築
その際それまであった台所の窓が塞がれ子ども部屋との間仕切りの壁となってしまったせいで風も光も入らなくなりました
(小田)あっもう夜のように真っ暗ですねこれは…
(カオルさん)今勝手口とお風呂開けてるからあれですけどもっと真っ暗です
(小田)これはほんと暗いですね
そして問題がもう1つ
それまでなかったお風呂ができたのはよかったのですが脱衣所を作らなかったのが誤算でした
見てのとおり脱衣所がないものですからここからだと台所からも丸見えじゃないですかだから一応のれんがかけてはあるんですけどまぁこんな感じなので…
(スタッフ)全然見えますね見えます見えますこれが切れ目がないと通る時に危ないしねのれんの状況もさることながらこの入り口の扉がこれ型ガラスですからこれ人影が出ますので閉めた状態でもかなり見えるようなことになりますね
(カオルさん)そうですねこんな感じなんで見えますよね
かわいい孫娘が遊びに来なくなってしまうのではとおじいちゃんも大弱り
脱衣所がないくらいだからよっぽど狭いお風呂かと思えば中はこんなに広々
でもなぜか浴槽は極端に小さなサイズ
さらに…
お風呂の中に洗濯機がどんと置かれてますけどもここにしか置く区場がなくて置いたんですけど…そうするとシャワーを使われる時はこういう感じで手を伸ばして浴槽の上を横断しながらこの辺りでシャワーをお使いになってると…非常に使いづらい感じになってますね
(カオルさん)電源もこちらの延長コードをここ上を通してこっちの入り口のコンセントに挿すって感じなんです終わったらまた手繰ってこっちに直す…あと2層式になってるから行ったり来たり何回も脱水しては行ってすすぎにしてはって…
(小田)電化製品はこういう湿気の多い所とか水場にあるっていうのは漏電の可能性も否定できないのでやっぱり危険な状態にあるんじゃないかと思います
トイレの前の洗面所はお湯が出ないため真冬でも冷たい水で顔を洗わなければなりません
しかも…
この洗面は…ちょっと台が低いですので子どもにはちょうどいい…これが高さで測ると…大体標準は72cmから75cmぐらいなんですねこれが67cmやっぱり7cmぐらい低い感じでしょうかさらに洗面のボウルが小さいですから顔洗った時に水が飛び散りますし床がよくやられるんですね早く腐ってしまったりここも今色が変わってますけどこの辺りがいつもぬれてカビが出やすい状況になりますねそれ大きくしたらですねトイレ入る時にね
(小田)ドアが開かないんですかだから大きなのにできないんですね全体的に水回りが非常に気になるところではあるんですがやはり建物が古いということもありましてかなり傷みがきてるんじゃないかという感じがしますねそのあたりも安全な生活ができるように手を加えていかなければと思いますしやはり現役を引退されてこれから高齢という部分に向かっていくにあたってはですねおじいちゃん・おばあちゃんが安心して笑顔で生活できるような空間を作ることが結果的にはお孫さんたちも遊びに来たいという言葉が出てくるような空間になるんじゃないかと思います
年頃になった愛莉ちゃんはもとよりかわいい孫がみんないつまでも遊びに来てくれる家にするため二宮家が用意したのは1200万円
「型破りの空間モデリスト」小田の挑戦が今始まります!
(所)峰さん皆藤さんこんばんはおじいちゃんは孫が命なんですね命ですよ写真の数がすごかったですねありとあらゆる所にありましたね皆さん集まった時にテーブルを出すじゃない押し入れの中からもうちょっとしまえるとこないですかねないんですよ物理的にきっと…布団の奥でしょ!?これから食事って時にバタバタするじゃないですか私でも脱衣所がやっぱりないっていうのは…だって風でサッてなったら見えちゃうじゃないですか恥ずかしいっていう…おじいちゃんショックなんじゃないの「絶対に来ないでね」なんて言われたらこんな感じです開けると…
(峰)あっ結構細かく仕切ってありますね
(江口)今回ご依頼がありましたのは二宮家築60年建坪17坪の平屋のお宅です30年前元々家族4人で住んでいたお父さんの会社の社宅が売りに出されたためそのまま買い取って住み続け今はその家に夫婦2人暮らしそんな二宮さん夫婦がかわいくてならないのが4人いるお孫さんA4サイズに拡大コピーした孫の写真が玄関やトイレにまで家中の壁を埋め尽くすほどしかし心配なのは小学5年生になった愛莉ちゃんが最近泊まっていくのを嫌がること原因はお風呂台所とのれん1枚で仕切られただけの廊下が脱衣所代わりで浴室の扉も中が透けて見えるすりガラスしかも通りに面して大きな窓があるのですがそれもやっぱりすりガラス娘や息子家族みんなで食卓を囲む居間が窮屈台所に窓がなく狭い今にも床が抜け落ちそうな所があるなどほかにも問題は多々ありますが何よりまずお年頃になった愛莉ちゃんが喜んで泊まりに来てくれる家にしたいと慌ててご応募頂きました二宮家に挑むリフォームの匠は「型破りの空間モデリスト」小田健さん果たして匠はどのようなリフォームを施すんでしょうか皆さんで推理してみてください娘さんもそのおばあちゃんもねこのお風呂使ってたわけじゃないその時嫌だったんでしょうねそうだと思いますよでもやっぱりお孫さんのお部屋みたいなのができると遊び場みたいな…そしたら行きたくなるじゃないですかあそこで遊びたいからおじいちゃんち行くって…もしかするとこれはレギュラー枠でもできる物件だと思うんですよところがその物件が2時間枠になったってことはですよ畳がギグシャクしてたじゃない箪笥が倒れそうになってるじゃないあれを開けてビックリが起きるんじゃないですか土台がないとかだからとんでもないことになるんじゃないですかじゃあ建て替えですか?いやそれリフォームにならない
(スタジオ内笑い)
かわいい孫たちがいつでも気軽に泊まりに来られる家へと生まれ変わる二宮家
引っ越しの日の早朝近所に住む孫の愛莉ちゃんと流聖くんが手伝いに来てくれていました
(スタッフ)お父さんいよいよですけど引っ越し…はいうれしいですねやっぱ…きれいになるってことはね楽しみにしてます流ちゃんと愛ちゃんのですねこれ何歳かなこれ
(スタッフ)愛ちゃん覚えてないよね
(スタッフ)リフォーム楽しみですか?どんな家になってほしい?
(スタッフ)床が…そうか床が抜けないがいいんだね
(スタッフ)じゃ完成したらまたねはい!
壁には写真のほかに2人が書いてくれた誕生日のお祝いも
「じいじおたん生日おめでとうがんばって100才まで生きてください」
写真も絵も全部おじいちゃんの宝物です
愛莉ちゃんと流聖くんが学校へ行ったあと引っ越しのトラックが到着
いよいよ家財道具の運び出しが始まります
窓もない暗くて狭い台所とも今日でお別れ
お母さんが長女の佐織さんと一緒に皿や器を片づけます
(スタッフ)いかがですか?今台所で作業されてますけど
(スタッフ)佐織さんもここでいくつからいくつまで?
(スタッフ)じゃ不便なとこってどこでした?
脱衣所がなくて困っていたお風呂から洗い場を占領していた洗濯機も運び出されました
二宮家と事務所が近い匠も応援に駆けつけ蒸し暑い梅雨の季節汗びっしょりになって荷造りするお父さんを手伝います
こうして慌ただしく引っ越し作業が続く現場にトラックに乗って意外な人が現れました
わっあっここや…もう引っ越しやってる!懐かし!
(スタッフ)こんにちは!あっおはようございます
リフォームを控え引っ越しが始まった二宮家に意外な人が現れました
懐かし!
(スタッフ)こんにちは!あっおはようございますお手伝いにやって来ました男手も必要だと思って
(スタッフ)あのもうひと方は?同級生の松田くんです僕の時のリフォームの時も来てくれたんですよ
(スタッフ)はいはいその節は…こちらこそお世話になりました
そう皆さんご存じお笑いコンビ・Wエンジンのえとう窓口さん
以前番組でお母さんと弟が暮らす大分の実家をリフォームしました
そんなわけないだろどっちなんですかこれ
その時地元の仲間が大集結
(えとう)同級生が今日は…
少ない予算をカバーしようと長い工事期間中みんなで手分けしてリフォームを手伝いに来てくれました
持つべきものは友
屋根の葺き替えから外壁のトタンの塗り直しまで人手のいる作業を含め何もかも仲間の協力なしでは決して実現しませんでした
そんなみんなのおかげで江藤家は見違えるように大変身
早くに夫を亡くし子ども3人を女手ひとつで育てたお母さん
ずっと苦労ばかりかけてきたお母さんにようやく親孝行できました
どうぞ!アハハハハ…
(一同笑い)レストラン
そう変わったのは外観だけではありません
家の中もお母さんが感じていた不便をすべて解消
息子の優しさが肌に伝わる明るく暖かな家へと生まれ変わりました
現在地元大分でテレビのレギュラー番組を持つえとうさん
今回その収録の合間に二宮家に立ち寄ったと言うのですが…
(スタッフ)今日はどうされたんですかもうそこ…そこがですねあっもう見えますね川挟んだ向こう側が僕の母校でしてそこが小学校でしょちょっと煙ってますけどあの緑のとこありますねあのちょっと上側が僕んちですね
そう二宮家の長女・佐織さんはえとうさんと幼稚園からの幼なじみ
その佐織さんの実家がリフォームすると聞いてわざわざ手伝いに駆けつけたのです
でもえとうさんや当時の男友達にとっては佐織さんはただの幼なじみではありません
(スタッフ)何年ぶりぐらいになるんですか?
(スタッフ)じゃ早速行きましょうあっ!うわっ!うわっ…顔も変わら〜ん…変わってないよあっはじめまして小田さんですお父さんじゃなくてですね
(一同笑い)匠ですかはじめましてかんたんサーカスの近くだそうです力強いですよもううれしいですあっそうや!手伝いに来たんやしゃべりすぎややりましょうちょっとお邪魔します部屋に上がるの初めてなんですよお邪魔しますうわっあっ…ちょっと…ご主人!はい…まーくん!いっぱいあるよ意外と…
えとうさんたちに任されたのはいらなくなった家財道具の運び出し
乗って来たトラックの荷台に積み込んで自分たちで市の清掃工場へ運ぶのです
上お願いしますせーのよっ!よいしょ…
こうしてトラックの荷台ギリギリにすべて詰め込むことができました
そしていざ大分市の清掃工場へ
その車内ではつかの間の同窓会が…
20年ぶりに再会した憧れのマドンナとの思い出話に花が咲きあっという間に目指す清掃工場に到着
まずは車の計量
来た時と帰る時の重量の差で費用が決まります
荷台いっぱいに積んだ荷物を順番に降ろしていくとその場で施設の職員がゴミとして処分するものとリサイクルするものとに分別
荷台を空っぽにして再び計量
こうやって自分で持ち込めば業者に頼むと1万円近くかかるものが…
どうもありがとうございました
こうして思わぬ助っ人の協力も得て引っ越しを終えた二宮家
小さな平屋の家に詰め込まれていた家財道具も家中に貼ってあった孫たちの写真も何もかも消え去りました
ついに始まった解体
狭くて使い勝手の悪いキッチンや低くて小さな洗面台脱衣所のないお風呂など古い設備をすべて撤去
かわいい孫の写真で埋め尽くされた壁や踏むと大きく沈み込んで抜け落ちそうになっていた床が瞬く間に取り払われ…
築60年二宮家が移り住んでから40年近く長屋の半分が切り離されたあともずっと重い瓦屋根を支えてきた古い骨組みがその年老いた姿をあらわにしました
解体後の現場を確認しようとした匠がすぐに気になったのは…
よくよく見ると例えばこの梁なんかでもここの所を見て頂くとよく分かるんですけども…
(スタッフ)すごいことになってますね
なんと60年間この家を支え続けてきた骨組みはそれ以前にほかの建物に使われていた古材
部材の用途など全く無視して使い回されていました
しかもそれは小屋組みだけはありませんでした
あろうことか床組みにまで…
建物全体がかなり古材を流用してると思うんですね
(スタッフ)お孫さんがジャンプしてた所…その下地の所になりますけどもそうですね
急遽匠から連絡を受け現場に駆けつけた二宮さん夫婦
そこで初めてわが家に潜んでいた危険な状況を知らされ2人とも事の重大さに思わず身震いするほどの恐怖に襲われました
楽しみにしてますよろしくお願いしますみんな楽しみにしてるんで…
家中に穴だらけの古材が使われ危険な状態だった二宮家
構造補強のためまずは床組みを解体
最初にやるべきは頑丈な基礎づくり
もともと周囲の地面より低かった床下にベタ基礎を張り外から流れ込む雨水を防ぎます
穴だらけの古材で組まれそれでなくても頼りないのに湿気でさらに傷みの激しかった床組みは取り払い新たな間取りに合わせて築いた立ち上がりの基礎とベタ基礎を一体にすることで足元をより丈夫に仕上げました
基礎の次はきゃしゃな骨組みの補強
新しい基礎に土台を載せ…
その上に柱を立てていきます
しかし立てた柱はどれも既存の梁に届かない長さ
それらの柱をつなぐために新たな梁をかけます
さらにこれまでのものとは比べものにならない幅が30cmもある特大の梁まで登場
そんな太くて頑丈な構造材で駆体が補強されていくのとは対照的に家の外では厚さ3cmの薄い板が短く切り分けられていました
切断された木片を見るとなにやらサイズもバラバラ
すると今度はその傍らで歯磨き粉のようなチューブを取り出しパレットの上に搾り出します
それは白と灰色の2色
果たしてこれから何が始まるのでしょうか?
ほ〜ら床下にとんでもないものがあったでしょ古材を使ってたんですって開けてみてよかったですねあれを見たほうが孫が来なくなりますよね「怖いから行かない」って…全部でしょう全部に訳の分からない前の穴が開いてるんですもんほんとにギリギリでもってたんですねすべてが…またあのWエンジン…いまだにマドンナで…だから手伝えるからうれしいんじゃないですか逆にマドンナのうちに入れたというそうですよね20年ぶりでね工事中の現場で厚さ3cmの木の板が細かく切り分けられその横で白と灰色のペーストが混ぜ合わされていました果たして何が始まるんでしょうか皆さんで推理してみてくださいこれは2液混合の接着剤じゃないですか柱があるじゃないですか今までの穴ぼこ開いてるじゃないですかあれ埋めるのかもしんないそうか!で強くする!でも私全然違うこと考えたんで何?何?お孫さんが来るおうちにしたいということだったので余った木材で積み木とかにするんかなと…灰色に塗って石っぽくして…あっ塗料ってことですか!?絵の具っぽいものなのかなと…なるほど…
60年前壊した家の材料を使い回して建てられた二宮家
家の内側に既存の弱い駆体に頼らない構造を築き不要になった古い柱や梁を撤去
しかし構造上どうしても外せない大事な梁や柱があります
そこで必要になってくるのがあの小さく切り分けた木片
実はこれかつて柱として使われていた古材の不要な貫穴やほぞ穴を埋めるためのものでした
さらにあの白と灰色のペーストを混ぜ合わせたものを埋め木した上に塗り付け溝を塞ぎます
この2色のペースト混ぜ合わせると化学反応を起こして短時間で強固に固まる性質を持っているのです
固まるとコンクリートとほぼ同じ強度を持つというエポキシ樹脂
さらに下から太い梁を添えて補強を万全に
駆体の補強が済むと今度は屋根
傷みの激しい古い瓦をすべて降ろすと…
じゃお願いしますはい
匠の指示で下地の板も剥がします
しかし下地の板が剥がされたのはなぜか三角の切妻屋根の北面だけ
下地ばかりか続けて小屋組みまで解体し屋根の北側半分がなくなると…
そこに次々と柱を立てていきます
どうやら半分だけ屋根の傾斜を変えるようです
ほぼ平行にして組まれていく小屋梁
その上に新しい下地の板をかぶせて塞ぎます
南北に軒を下げた三角の切妻屋根
それが大きくその形を変えました
南面の傾斜はそのまま北面だけ軒を跳ね上げるようにしてかけ替えられたのです
こうすることで平屋の二宮家の屋根裏にこれまでなかった新たな空間が生まれました
(スタッフ)これは屋根の形も変わったってことですか?
すると現場にまたしてもあの人が…
(スタッフ)こんにちはあっ…おはようこざいます!
(スタッフ)今日は自転車で…もうそこなんで…
(スタッフ)お仕事あったんですね大分のほうで…あっもうだいぶ変わってますよね外見もねこんにちはああこんちには匠どうも…ご無沙汰してます毎日来るところをほんとに…いえいえとんでもございませんお邪魔します…うわぁ広っ!広い!いいですね!すっきり!すっきりしましたそうなんですへぇ〜いいわぁ…じゃあ仕切りとかは取っ払った感じですよね今日は僕は一体何を?
匠の言う「ある建材」とは一体?
匠と一緒に工務店の車に乗り込みある建材を取りに向かうえとうさん
大分市から西へ走ること1時間
到着したのは山間のとある工場
匠…ここはどこですか?珪藻土これですか!?これが珪藻土!へぇ〜
珪藻土は何十万年も前に海や湖の底に積もった珪藻という藻の一種が化石化したもの
大分は国内有数の珪藻土の産地で古くから城壁などの壁土として使われてきました
うわっあららら…うわぁ〜ポロポロいくこれ化石!?藻の…・そうですね・
(えとう)なんせこれがいいんですよねお部屋に使うとえっあのカンパンですかこれ混ぜてるんですか?大丈夫なんですか?・何の味もしません・すげぇあっほんとだパッサパサやもんこん中
掘り出した珪藻土は水分を多く含んでいるためそのままでは商品になりません
そこでまず熱風で乾燥させた珪藻土をさらに1200℃の高熱の炉で焼き残った水分を完全に取り除きます
こうしてパウダー状にされたものが市場へと出荷されているのです
しかし炉で焼く際に固まってしまい製品化できないものが必ず出てしまいます
匠がここに来たお目当てはこの廃棄処分される珪藻土の塊でした
商品にならないとはいってもその性能に何ら違いはありません
吸湿性の高さもご覧のとおりあっという間に水を吸い上げてしまいます
案内されたのは廃棄する珪藻土の集積場
全部です全部!?これ全部?全部です使います
使うとなれば持って帰るしかありません
早速山のように積み上げられた珪藻土を匠と一緒に土嚢袋に詰め込みます
詰めては運ぶの繰り返しこれが結構な重労働
どれほど必要かというと…
真夏の炎天下での過酷な作業
それでも憧れの幼なじみ・佐織ちゃんの実家のためと歯を食いしばって頑張るえとうさん
アイアイアイ…アイアイアイ!
ようやく130袋に到達
しかし…
そうですちょっと休憩させてもうちょっと休憩させて〜疲れた〜ああ〜疲れた!
どうにかトラックに積んで持ち帰った130袋の珪藻土
現場に着くなり今度は家の中へ
匠が向かうのはまだ床の下地が張られず床下のコンクリートが見えたままの場所
そこに土嚢袋に入った珪藻土を袋のまま隙間なく並べていきます
(スタッフ)どうして床下…今日はお疲れさまでしたお疲れした!もう万全ですよねおかげさまでもうばっちり収まりましたんで…
(小田)わかってくれると思います
(えとう)これ床下でしょ?
(小田)そうですなるほどよかったです今日一日お疲れした!ありがとうございましたお疲れさまです
万全の湿気対策に続いて次に取りかかったのは寒さ対策
これまで一切断熱材が入っていなかった二宮家
ペットボトルをリサイクルした高性能の断熱材で家を丸ごとくるみ冬の寒さはもちろん夏の暑さも遮ります
床にも断熱材を敷き詰め上から覆うのは足触りの優しい無垢の杉板
北側の屋根を上げて作った小屋裏へ上がる動線にはハシゴではなくしっかりとした階段を設けました
かつて窓がなく光も風も入らなかった台所は南向きの大きな窓に面した明るい場所へ移動
足りなかった作業スペースもこれなら十分
建坪17坪の平屋の家を細かく間仕切っていたため1つ1つの部屋が狭く大勢集まるにはどうにも使い勝手の悪かった二宮家
その邪魔な壁を取り払い見通しのいい間取りへと一新
屋根を高く上げた北側には階段で上がる小屋裏スペースが作られ平屋とは思えない明るさと開放感が生まれました
それとこちらは今度新しく作りましたロフトに上がる階段になりますこの先が物入れスペースなんですロフトになります
(スタッフ)広いですね
おおかたの間取りが明らかになると家の外でも作業が始まりました
塀や垣根が一切なく周りのお宅から家の中が丸見えだったこともあり敷地の南側にある庭を囲って塀を立てることに
でも単に塀を作るだけではおもしろくありません
等間隔で立てた柱を縫うようにして杉板を組むだけでこんなオシャレな板塀に
ちゃんと風通しも妨げません
足元にコンクリートブロックを積み重ねて作ったこの塀の内側に何やらコの字型に型枠が組まれました
一体これは?
実は現場検証の際こんなことがありました
でもお父さんが趣味で野菜作りを始めたのはそれほど昔のことではありません
お父さんが定年後に始めた家庭菜園
年々腕を上げ今ではこんなに立派な野菜が収穫できるようになりました
そんなお父さんのために匠が新たに造る家庭菜園
その菜園造りに必要な資材が現場に届きました
(スタッフ)小田さんこの石は?
二宮家がある大分市の隣町・臼杵市は古くから「石の町」として知られた臼杵城の城下町
江戸時代初期の絵図に描かれた町割りそのままの市街地には今も石垣や石畳の懐かしい町並みが残っています
そこに使われているのが保水性に優れ軽くて加工がしやすい地元特産の臼杵石
国宝に指定されている臼杵石仏は臼杵石と同じ火山灰が固まった凝灰岩の岩肌に直接掘られたもの
リフォーム中臼杵石を建築資材や墓石に加工する地元の石材店を訪ねた匠
珪藻土同様匠のお目当てはその工場の裏に山積みになっていた削った臼杵石の廃材
そうするとこの材料全部残材なんですねこういうのは
匠は近頃再利用されることも少なくなったという臼杵石の廃材の中から程よい大きさのものを選びトラックの荷台いっぱい分もの量を譲ってもらいました
すると再びあの人が
今度は同級生3人を引き連れてやって来ました
(スタッフ)こんにちは!こんちはおはようございます進んでますねぇ…
(口々に)おはようございます匠!ああ匠なんです今回援軍ということで渡辺くんと佐藤くんこんなに皆さん集まって頂きすごい助かります
(えとう)えっ修治?
(スタッフ)お知り合いですか?
(えとう)年とったなぁ修治に?
ということでかつての弟分のもとで二宮家の庭造りのお手伝いが始まりました
まずはみんなでトラックの荷台いっぱいに積まれたおよそ1tもの臼杵石を全部庭に降ろします
そしてこれをどうやって使うかというと…
そこで今や造園のプロ・修治さんに指導を受けます
すげぇ…すげぇ!先生すごくない?
(松田)一応こういう感じで…
(えとう)なるほど要はほかのと同じ…
二宮家の南側の庭でお父さんのための家庭菜園造りがスタート
少年時代の弟分今では造園業を営む修治さんの指導を受けえとうさんたち4人の先輩が石垣作りに挑みます
ほらほらほら…・ああいいじゃないですか・めっちゃちょうどはまったよ面も完璧やもん
久しぶりに顔をそろえた仲間はみんな40歳
もはや中年と呼ばれる世代の男たちが額に汗して石を積む地道な作業
これもわれらがマドンナ・佐織さんのお父さんのため
全員無言で作業に没頭します
こうしてかつての弟分の指導のもとえとうさんと同級生が力を合わせ家庭菜園を囲う臼杵石の石垣ができあがりました
(えとう)一生懸命やってたな!めっちゃ頑張りましたよもう大変助かりましたありがとうございました
果たしてみんなの思いはちゃんと佐織さんに伝わるのでしょうか?
えとうさんたちの協力でなんとか菜園造りを終えた匠が今度は木工所へやって来ました
こんにちは〜
格子に組んだ木枠を薄い板で覆うフラッシュ加工された軽いボード
その木製ボードの表面に幅1cm深さ3mmのまっすぐな溝を彫ります
同じ作業を繰り返して1枚のボードに何本も平行に溝を刻んでいきます
そうして何枚もの板を加工
浅い溝をいくつも彫った板をこんなにもたくさん用意して一体何を?
積み木じゃなかったですねぇ全然違いましたねでもすごい強力になりましたねぴったり当たりましたね所さん埋めるわそれにまた当てるわでもこんな見えない所までかっちり…珪藻土だってビックリした水あんなに吸うんですか!?あんな吸うんですね
(スタジオ内笑い)マドンナになっとくと得ですねこんな助けてもらえるんですねだって旦那さんだっているのにあいつら何燃えてんでしょう匠は幅1cmほどの浅い溝を等間隔に彫った板を何枚も用意しましたが一体あれを何に使うんでしょうか皆さんで推理してみてくださいでもこの溝うちのドアに似てるんです模様がなのでただの模様なのかなって…なるほど!そんなわけないでしょさっきからこれもしかしたらおじいちゃんが撮りためたあの写真を…A4の写真!A4の幅じゃないですかこれA4にしか見えません
いよいよ二宮家のリフォームも大詰め
この日現場に届いたのはあの表面に何本も浅い溝を彫った板
サイズの違うものが数種類ありますがよく見ると彫った溝はすべて逆に盛り上がるような形で横桟が付けられどれも金具が取り付けられていました
2枚組になった一番長いものを持って向かうのは奥の寝室
それを壁際のクローゼットの前に立て床と天井のレールにつないで固定します
そうこれは収納の扉
それとは別の幅の広い板は和室の押し入れに
全部きれいに設置が済みましたが気になるのはわざわざ彫った扉の溝
そこに何やら抱えて戻ってきた匠
手にしていたのは…
二宮家のお父さんが家中の壁に貼っていたかわいい孫の写真
すると目の前の収納の扉から横桟を引き抜きクリアファイルに入れた写真を下に固定された横桟の上に2枚並べて載せました
そして抜いた横桟を再び元に
そうこの収納の扉にはもう1つ大事な役目があったのです
建具を開け放つとひと続きとなる空間
匠はそこに…
なんということでしょう
かわいい孫の写真がいっぱい飾れるお父さんのためのギャラリーをしつらえたのです
こういった形にしておけば
引っ越しの時もう壁には飾れないと寂しそうに写真を片づけていたお父さんのために以前よりもっと手軽に楽しめる仕掛けを用意した匠
家中の建具という建具をすべてフォトフレームとして利用しました
孫が喜んで遊びに来てくれる家
そして夫婦がいつも笑顔でいられる家にするため匠が心を砕いて仕上げたそのリフォームの全貌をご覧頂きましょう
二宮家は築60年の小さな平屋の家
ふだん2人きりで暮らす夫婦の一番の楽しみはかわいい孫たちが遊びに来る週末
しかし最近おじいちゃんの頭を悩ませることがあります
それは脱衣所のないお風呂のせいで年頃になった孫娘の愛莉ちゃんがこれまでみたいに泊まっていくのを嫌がるようになったこと
かわいい孫が遊びに来なくなったら一大事
そんな二宮さん夫婦の不安を拭おうと立ち上がったのは…
「型破りの空間モデリスト」によるそのリフォームの全貌をご覧頂きましょう
60年前ほかの家を壊して出た穴だらけの古材を使い回して建てられ構造的な不安を抱えていた古い平屋の家は…
重い瓦を軽いガルバリウム鋼板に葺き替え屋根の形も一新
基礎から駆体まですべて頑丈に補強し安心して暮らせる家へと生まれ変わりました
下ろした瓦を埋めて滑り止めにした玄関アプローチには通りから家の中が見えないよう格子の壁が…
もともと家の南側にあった車2台が止められる来客用のカーポートは劣化して穴の開いていた屋根を新しいものに張り替えそのまま残しました
これからもこれまで同様娘や息子家族がいつでも気軽に車で遊びに来られます
落ち着いた装いの玄関ポーチを通って入る二宮家の新しい玄関
壁を掘り込んで厚みを抑えた靴箱のおかげで靴がたくさんしまえ玄関も広く使えます
建坪17坪の平屋の家
娘や息子家族がそろって遊びに来た時にはやはりかなり窮屈
そこで匠はさまざまな用途で使える小屋裏を設け邪魔な壁を取り払うことでこまごまとした間取りを解消
みんなで余裕を持って集えるもはや平屋とは思えない開放的な空間を生み出しました
窓がなく暗くて風通しの悪かったキッチンは明るい南側へと移動
作業スペースも以前より格段に広く総勢10人分の食器がしまえるよう収納も充実
シンクの上のつり戸棚は背の高くないお母さんでも楽に手が届き娘たちと3人並んで立ってももうぶつかり合うようなことはありません
みんなが集まる日には買ってくる食材も相当の量
そんな時は直接勝手口からキッチンへ
孫たちの遊び場にもなっていた夫婦の寝室は古材の床組みが折れていたせいで畳が大きく沈み箪笥が揺れて危険でした
そんな足元の危険もなくなり明るく機能的なキッチンとなったその場所からは食事の支度や洗い物をしながらでもみんなの様子が見えるのでお母さんも寂しくありません
この大きなダイニングテーブルは匠特製
天板の真ん中に少し色の濃い板が使われていますが実はこれ解体で出た古い柱
埋め木した貫穴が味のある表情を見せこの家の歴史を物語ります
そんな世界にたった1つしかない食卓から見える場所にかわいい孫の写真が飾れるギャラリースペースが…
これまでどこにいても孫たちの写真に囲まれていた二宮さん夫婦が寂しくないようテレビの上の戸棚の扉もフォトフレームに
しかも手前に下ろして開くタイプの扉なので写真を入れ替える時にも便利
さらにその下のテレビ台にもうれしい仕掛けが
中央の2つの引き出しはそれぞれ可動式のベンチになっていて収納式のテーブルまで
それをダイニングテーブルと合わせればなんと長さが3m近くにもなる大きな食卓に
これなら家族10人全員そろっても大丈夫
みんなで悠々テーブルを囲めます
かつて目の前に物干し場がありせっかく南に面しながら光が入らず昼間も薄暗かった居間
和風な部屋のしつらえに合わせてカーテンを障子に替えきれいになった庭を楽しめるよう格子が上下に開く雪見障子に
その向こうには部屋からそのまま出られる気持ちのいい広いぬれ縁も設けました
二宮家の長女・佐織さんと幼なじみのえとうさんが同級生たちと石垣を組んで造ったお父さんのための家庭菜園
腰に負担のかからないその菜園のすぐ脇にはなんと立派な水場まで作られていました
採った野菜の土をここで落とせばキッチンを汚すこともなく孫たちと庭で採れたての新鮮な野菜やお肉を焼いてにぎやかにバーベキューを楽しんだあとなどにもこの洗い場が役立ちます
暖かな日の光と庭の景色を遮らないよう場所を少し脇へとずらした物干し場
ここなら昼間お客さんが来ても慌てて洗濯物を取り込む必要はありません
子ども部屋を増築したせいで窓がなくなり日中でも真っ暗だった狭い台所
そこが掘りゴタツのある4畳半の畳の間に
床の間を備えた押し入れの扉をギャラリーにしてこれまで同様かわいい孫たちの写真をたくさん飾っておけます
懐の深い大きな押し入れには布団がいくらでも入るので何人泊まりに来ても大丈夫
掘りゴタツも畳で閉じることができます
壁に引き込まれた障子を出して食卓のあるダイニングスペースと間仕切れば夜グッスリと眠れます
孫娘の愛莉ちゃんが泊まりに来るのを嫌がるようになった元凶がこの脱衣所のないお風呂
そんなお風呂を含めトイレや洗濯機置き場などすべての水回りを1ヵ所にまとめました
もちろん肝心の脱衣所も今度はちゃんとあります
すでに定年退職した夫婦の老後に備え家の中はすべてバリアフリー
以前は風呂場にあった洗濯機も専用の置き場を設けました
そしてここが愛莉ちゃん待望の洗面脱衣所
使いやすい大きな洗面台と大容量の収納スペースを備え泊まりに来るみんなの分のタオルや洗面用具をしまっておけます
以前は洗い場が広いのに浴槽が小さいバランスの悪いお風呂でしたが今度は洗い場も浴槽もゆとりの広さ
雨の日や冬の寒い日に役立つ浴室暖房乾燥機を備え換気用の窓を開けた時にはアプローチの壁が目隠しになります
もともとお風呂と子ども部屋があった北側の増築部分
それに代わってできたのはかわいい孫たちの笑顔に囲まれた新しい夫婦の寝室
孫の写真のギャラリーを兼ねた大容量のクローゼットがベッドの両サイドに作り付けられているので箪笥を置く必要もありません
隣の和室との間仕切りとなる障子は壁に収めて開け放つことができすべての建具を開くと平屋の家全体がまさしくひと続きの空間に
北から南まで遮るものなく光と風が通り抜けます
玄関ホールに面したもう1つの扉は新たにできた小屋裏へと上がる階段の入り口
無理せず荷物の上げ下ろしができるよう傾斜を緩やかにして手すりも付けました
切妻屋根の北面を上げて作った小屋裏は天井高が140cmしかありませんが広さは7畳
孫たちが小さなうちは格好の遊び場となりそうです
天井の高さ以外はまるで普通の部屋と変わりないこの小屋裏
幅が3m近くもある障子を開けると上から下にいる家族の様子がうかがえます
そして北向きには天井いっぱいまでの大きな窓が開けられその目の前の床には人が乗っても平気な強化ガラスが
それはちょうど家の真ん中にある和室の上
唯一窓のない部屋に小屋裏に入る自然の光を落とすためのものでした
しかし匠が北側の屋根を上げて作っていたのは小屋裏だけではありませんでした
実はその屋根の上に…
なんということでしょう
小屋裏から直接出られる広々とした屋上スペースまで作っていたではありませんか
まさに「型破りの空間モデリスト」の本領発揮
別府湾から吹く海風を感じながら間近に迫る山の緑を眺められる気持ちのいい憩いの場所
ここでもまた孫たちが元気に遊び回れそうです
これから老後を過ごす夫婦の暮らしやすさ・生きがい・子どもや孫たちとのつながりを考え匠がきめ細やかに仕上げた二宮家のリフォーム
果たしてみんなは新しくなった家を喜んでくれるでしょうか?
この日二宮さん夫婦が長女の佐織さんそして孫の愛莉ちゃんと流聖くんと一緒に久しぶりにわが家に帰ってきました
(スタッフ)大変お待たせしましたお父さんほんと…
(スタッフ)やっぱりお風呂?うん
(スタッフ)一番嫌だったんだもんね
(スタッフ)外観結構変わりましたけどすごい
(保さん)やっぱ滑らんかっこいいこんなんねただいま〜ただいま〜ほらほ〜らすごい!あの写真がここに…うわっうわ〜写真だらけ
(スタッフ)これは簡単に入れ替えられるようになってますうわっこりゃ…すごーい
(スタッフ)玄関にもありましたし広いここにもいっぱいいろいろ入れられるね出し入れしやすいじゃん便利ですね
(スタッフ)お孫さんに料理作る時って結構大量な食材になったりもしますよね
(スタッフ)真ん中の部分っていうのはお父さん・お母さん見られたことありますか?
(スタッフ)そうですこれもそうやねすごーい!・すごい!・・何?これ・・すごいよく分かった…・
(カオルさん)かっこよすぎる
(スタッフ)これ佐織さんのお友達が積んでくれましたおぉ〜!へぇ〜!
(スタッフ)みんな仲間内で作った…
(スタッフ)じいじ作った野菜好き?見て愛ちゃん広いわ中が広い!うん・開けて・アハハハハ…すごいほんと階段…
(スタッフ)当然前階段はないですよねいっぱいできるあぁ広〜いすごい涼しい涼しいわひえ〜涼しい見て愛ちゃんこんにちはあっこんにちはありがとうございますいえほんとに…・
(チャイム)・
リフォーム完成のお祝いにあの人が駆けつけました
あ〜こんにちは完成おめでとうございますすいませんいろいろと…あがってくださいお邪魔しますごめんなさいねおっあらすげぇ!この水回りですとかあちらにお風呂があると思うんですがまぁ見えないんですけどもねわたくし僭越ながらちょっと大変作業させてもらいまして大変なのして頂いたってほんとにありがとうございましたただこの床の下にはびっしりと僕がやったものが詰まってますんでねうわぁ〜!感動しましたここもすごくあの角僕ですからねお父さんあの角僕ですからねみんなのモチベーションが佐織ちゃん来たから頑張ろうっていう…喜んでくれた?うんもうビックリこんな家ができると思ってなかったけん
3世代10人が久しぶりに顔をそろえた二宮家
胸につかえていた不安が消えてお父さんもホッとひと安心
これまでどおりかわいい孫の写真に囲まれた家でこれまで以上に孫たちと会える機会が増えそうです
すてきなおうちになりましたねすご〜いちょっと感動しますよねビックリですよ平屋なのに階段がついて驚くじゃないですか屋上がある…そんな平屋ないでしょないですよこれはもう毎日でも来ちゃいますよね最後にWエンジン出てきましたねああやって友達がやってくれるっていうのはいいことですよねWエンジンのえとうくんのを見て佐織さんも申し込んだってことおっしゃってたからいい流れになってるんです僕もビフォーアフター見続けてますけどこんなに変わったの初めて見ました変わりましたよね瓦とか梁を残すあれ毎回ありますけどあそこでグッときますねあの梁を捨てちゃったらダメな梁で終わっちゃったけどテーブルになると…歴史が100年でしょ?もしかしたらもっと古くて彫ったの江戸時代の人かもしれないですよねそれはないです2014/05/04(日) 18:56〜20:54
ABCテレビ1
大改造!!劇的ビフォーアフター 2時間スペシャル[字]

孫の写真を壁に100枚も飾っている家。しかし脱衣場が無いため孫娘が泊まることを嫌がり始めた。Wエンジンえとうの同級生マドンナ宅と発覚!えとう&友人も立ち上がった!

詳細情報
◇番組内容
劇的なリフォームで家族の問題を解決します!狭い・暗いなど不便な家を匠がリフォームで大改造!!日本中の家族を幸せにする笑いあり、感動ありの家族応援バラエティ
◇出演者
所ジョージ、峰竜太、皆藤愛子、江口ともみ、えとう窓口(Wエンジン)
◇監督・演出
高橋章良
◇音楽
松谷卓
◇制作
ABC

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
バラエティ – その他
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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