挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
異世界に穴があったら入りたい 作者:大野 水城

第二章

第三十二話 飛翔する無職

 フラグルの森の入り口で、カイル・フラットレイは一つの『抜け道』を示した。

「この子が幼獣のうちは、誰かに預けておくこともできるかもしれません。ですが、成獣となれば話は別です。都市の中で、危険な猛獣を飼うことは原則許可されませんし、始末するほかありません。ただし……」
「ただし?」
「『魔獣使い』なら話は別です。都市の条例でも許可されておりますので」
「魔獣使い?」
「使い魔として魔獣を操る魔術師のことです」

 代表的なのが空軍に所属する竜騎兵だ。契約魔術によって、飛竜という魔獣を使役する。
人間より強力な魔物を使役するわけで、高度な訓練を受けたものしかなることはできない。契約魔術があれば、害獣も益獣として人に飼われて暮らすことができる。
 フラットレイが提示した裏道に、リナは、百万ドルの無邪気な笑顔を浮かべる。

「なによ! そいつを探せばいいんじゃない!」

 単純な奴である。

「そいつを探し出して預ける。ううん!! 私が覚えて、この子は私の使い魔にするわ!!平民にも出来る契約魔術ぐらい私にできないはずはないわ!!」

 言っちゃいけないことをぽろっと口に出しているが、掌の上で踊ってくれる。
 まぁ、周知だし問題ないか。アレック組にもアマルダが釘を刺してるし。

「しかし、黒鉄熊(フェール・ベア)の契約魔術を使える術者が、果たしているかどうか……」
「そうなの?」

 フラットレイは困惑顔を作る。

「魔獣使いだからといって、どんな魔物でも使役できるというわけではないのですよ。契約魔術は、使い魔の種類によって術式が異なります。ギルドに所属している魔術師で、魔獣使いの資格を持つ者でも、ふつう、一つか多くて二つですね」

 ここで俺が口をはさむ。

「僕はいないと思いますけどね」
「ふん、なんでわかるのよ!?」
「普通に考えりゃわかるでしょう? 
特に猛獣類の魔獣を使役するのは命がけです。たとえば、飛竜との使い魔契約に失敗すれば、その場でガブリですよ? 空の花形という飛竜乗りならば命を懸ける価値もあるかもしれませんし、需要があるため術式の研究も活発に行われています。ですが、熊を使役しても、特に何か利益があるわけではありません」
「む……」
「……リナさん。
夢を壊して悪いですが、いないんですよ。殺すしかありません。
契約魔術は覚えるだけで生涯仕事にありつけます。
新たな術式を開発すれば、そのライセンス収入だけで生涯遊んで暮らせるでしょう。魔術は飯の種なんです。道楽でそんなものを作っている人間はいないんですよ!!」

 うん、人間はいないな。『人間』は……

「いるかもしれないでしょう!!?」
「い・ま・せ・ん。無駄な努力ですね」
「このっ!!」
「まぁまぁ……」

 ゴング前のK-1ファイターのごとくにらみ合いをしていた俺たちの間にフラットレイが割って入る。ここまでは計画通りだ。

「そこまで言うなら、勝負しませんか?」
「勝負?」
「もちろん、殴り合いじゃありませんよ?」
「ほう、ファルカ君? 一体、何で勝負するんです?」
「簡単な話です。いると思うのなら、探してみればいいでしょう? ご自身で…」
「ぬ?」
「この子は祖父の知り合いの所に預けておきます。
子供のうちは大丈夫でしょう。リナさんは黒鉄熊(フェール・ベア)の契約魔術を使える魔術師を探すか、術式を手に入れる」

もし見つけられたら、リナの勝ち、見つけられなかったら俺の勝ちだ。

「もし見つけたら、この子熊も助かります。僕も敗北を認めましょう」
「言っとくけど、私が見つけたら、謝るだけじゃすまないわよ?」

 ふっ……こいつの性格からして、そう来ると思ったわい。

「この子が死ぬまで、飼育にかかる費用を全額僕が支払う、というのは?」
「ふん、面白いじゃない。やったろうじゃないの!!」
「リナさんが負けたら何をしてくれるんです?」
「へ?」

 そして、負けたことの事は考えない。
 羨ましいわぁ…この思考回路。

「そうですね……こういうのはどうでしょう?」

 俺は自分の表現能力を総動員して、精一杯邪悪な微笑を浮かべた。

「この子は鍋にします。そしたら、あなたはちゃんとその肉を食べるんですよ?
 命の恵みに感謝してね!!!」
「………っ!!!」

 そのナイスな罰ゲームを聞いて、リナは絶句した。
 だが、やがてこの上ない憎悪の表情で俺をにらみつけてくる。

「僕は村では、自ら可愛がって育てた豚や鶏を殺して食べています。それが熊だからってどうということはありません。この子熊は良い『出汁』になってくれるでしょうねぇ」
「………こ……この…鬼!! 悪魔!!」

 おまえがいうか。

「言っときますけど、僕は捜索には手を貸しませんよ? 敵ですからね」
「誰が借りるか! 絶対見つけてやるわ!!」
「せいぜい、ご自身の人脈を総動員して探すといいでしょう。まぁ、ことあるごとに暴力を振るいまくるリナさんに、どれほどの人望があるかは知りませんが?」

 リナの顔が真っ赤に染まる。悪鬼のような形相だ。

「リナちゃん! 私も手伝う!!」

 エグゼリカには、魔術師ギルドにこの上のない伝手があるだろう。
 どうぞどうぞ、というかリナがエグゼリカを頼るのは計画通りだ。

 
 立居人を交えた協議のうえ、期間は凩月の終わりまでとした。
 冬の始まりと同時に、美味しい鍋が食べられることだろう。



     *   *    *


 さて、ここで場面は、日の出前の納屋へ戻る。

「……まぁ、つまり、出来レースなんだがな。
 いずれにせよ『プー太郎』には、出汁になってもらう」
(…………なるほどね)

 彼女が実家を頼れば計画通り。
 たとえ、実家に帰らないとしても、暴力で物事を解決するのではなく、靴底を減らし、人に頭を下げ、働くということを学ばねばならない。
 正直、貴族だ、平民だの言う以前に、リナはあのままじゃあ、あぶない。
 それができないのなら、自分が取り返しのつかないミスをしでかしてしまう前に大人しく、実家に帰るべきだ。
 だからこそ、俺はこの勝負を仕掛けた。
 どう転ぼうと結果は変わらない。誰も困らない。
 ……俺は端っからあのスイーツどもには何も期待していないのである。

「あなたの食、住は俺が保証する。今はともかく成長すれば都会で暮らすのは無理だ。物価も高いし、養えない」
(ふむふむ…)
「けど幸い、俺の実家は田舎だ。ここから50キロほど北に行ったクルリス村というところ。山間だけど、この世界では比較的豊かな農村だよ」
(自然の中の農村か! そりゃあ、いい! この世界の大自然はほとんど手つかずなようだしな…)

 『プー太郎』は乗り気である。
 だが、相手の無知にかこつけて、話を取り付けるのは俺の良心に反するので、最低限の説明責任(アカウンタビリティ)は果たそう。

「いいのか?」
(ほかに余地がないね。私としても、君を頼らざるを得ない。この身の寿命が何年ぐらいかはしらないが、野山でハイエナに食われるよりはいいだろう。どうせ死ぬのなら、死ぬのを急ぐことはない。次、生まれ変わるときは記憶も消えているだろうさ…)
「そうだろうか? 俺は、あんたは憑依霊だと思うが?」
(憑依霊?)
「さっき聞いたが、生まれてすぐ自我があったわけじゃないんだろ? あなたは生まれ変わったわけではなく、何かの拍子にそれに乗り移ったんだ」
(この世界では、そんなことが起こるのか?)
「この世界には、英霊の魂を召喚し、一時的に守護霊にする魔術がある。世界に大きな功績を遺した英雄ほど強力な守護霊になる。肉体に乗り移らせて、そのスキルを再現することもできる」

 80年ぐらい前、とあるアニオタが作った『黒歴史』である。
 あまりの痛さに封印されてしまったが。

「おそらく、そこらの時空に漂っていたあなたの魂が、乗り移ったんだじゃないかな」
(なんでまた?)
「俺の予想が正しければ、たぶん母熊の仕業だ……」
(母……熊……?)
「知能の高い魔獣は、殺してもその憎悪を呪いとして大地に残すことがある。母熊は死を覚悟したとき、残していく我が子に命を賭して、加護を願ったのかもしれない。それが偶然、英霊召喚の儀典(プロトコル)に引っかかったんだ」
(難しいことはよくわからんが、だとしたらどうなるんだ?)
「だとしたら、あなたは俺の保護がなくても、一人で生きていけるかもしれない」
(私なんかが加護になるかね?)

 たしかに、前世のいきさつを聞くと、「うわっ!私の幸運…低すぎ?」かもしれないな。しかし、いま彼には現に知恵がある。そのおかげであの危機を切り抜けた。お母さん的には当りを引いたんじゃないだろうか?
 しかし、おかしいな。呼び出されるのは世界に影響を与えた英雄の魂なのだが、そこらの無職のオッサンを呼び出すとは。

「もしかして、『あっち』で世界を救ったりしました?」
(……そ、そそ、そ……、そんな大それたことしてるわけないだろうっ!!)

 『プー太郎』はぶんぶんと首を横に振る。
 そうだろうな。
 まぁ、魔獣がファイナルアタックで放った魔術だから、そりゃバグるか。

(ともかく、私は君を頼るほかない。人間の魂なんか乗り移ったところで、野山では生きていけないから!)
「わかった、……では『契約』だ」

 俺は急遽作成した、もう一枚の羊皮紙を手渡す。

(これをやるとどうなるんだい?)
「まず常時、念話(テレパス)が可能になる。あとは俺の魔力で、『プー太郎』の身体能力が強化される、というくらいか」
(ほほう……)
「訓練すれば、魔術も使えるようになるだろう。
だから、魔獣は本来自分より格上と認めた魔獣使いとしか契約しないんだ」
(なるほど、魔獣側にもメリットがなければ、契約は成立しないんだな)
「ああ、でも、逆に言えば、伝心術と術者の力量があれば、基本的な術式であらゆる魔獣と契約可能だってことなんだ」
(え? おかしいな? それじゃ、なんで魔獣の種類ごとに術式が違うんだい?)
「簡単に言えばね、契約魔術ってやつは、基本的には術者の力量を大きく、あるいは、その外見を美しく見せるための魔術なんだ。世界の見方は種族ごとに違うからね」
(なるほど、つまりハッタリでだますわけか。いろんな意味でビジネスライクだな)
「当然、知能が高い魔獣は騙されない。むしろ逆鱗に触れるだろう。だから相手が大物であるほど余計な小細工をせず、誠実な契約術式を作った方がいいんだよ」

 さて、暁烏の声が聞こえてきた。そろそろ夜が明けるぜよ。

「じゃ、いいか?」
(ああ、『契約』しよう)

 その瞬間、羊皮紙は魔術の炎で燃え尽き、ここに契約は成立した。



   *   *    *



  某月某日 東京都

 普段は閑静な住宅街で行われた『その男』の葬儀には、二種類の人間が参加していた。

 参列する者と、それの様子を報道する者だ。
 参道の脇に整然と並ぶ喪服の人々を、テレビカメラを担いだマスコミ関係者が待ち構える。パーカー姿で仕事の打ち合わせなどしながらも、著名人が通るたびに、殺到して集音器やストロボ付きのカメラを突き付けた。
 しめやかに行われなければならない儀式の隣では、祭りに興じているような無自覚な狂気が渦巻いていた。

 前後に護衛を配置した黒塗りのセダンのドアを開け、一人の男が降り立った。
 齢70にしては矍鑠とした体躯。窶れ姿を衆目に曝すことを嫌い、髪はまっ黒に染めているが老人だ。その眉間には職責からくる心労で無数の皺が刻まれていた。
 マスコミ関係者たちは、煙草をコーヒー缶に押し付けたり、あるいは排水溝に投げ捨て、カメラを担ぎ、彼を背景とした女性アナウンサーの絵を取った。

「えー、たった今! 前総理が到着しました!! 前総理が車から降り、焼香に向かうようです!!」

 ジャーナリズムという、場をわきまえない歪な使命感がそこにあった。
 『戦友』を死に追いやった理不尽が、そこにはあった。
 だが、敗軍の将は、その忸怩たる思いを胸に、狂騒の中へと足を踏み出した。
 彼は敗者の行軍をあざ笑うかのように殺到するジャーナリストたちをかき分け、戦友の棺の前で人知れず拳を固く握り、心の中で叫んだ。

(馬鹿野郎! お前はまだこれからだってのに、なんで死んじまうんだよ!)

 そして、眼がしらに涙を溜め、弔事を述べる。
 遺影の前で読み上げた弔事に偽りや美辞麗句はまったくなかった。

「先生……」
「奥様、この度は心よりお悔やみを申し上げます」
「あ…ありがとうございます…」

 喪主は、弔事に精一杯の誠意で答えようとする。しかし、その様子は報道の対象になることもないだろう。代わりに報道されるのは、過日故人のしでかした『失態のVTR』ばかりである。
 しかし、参列した者の多くは『世界を救った彼の功績』を忘れはしなかった。血縁でもないのに参列した人々と、彼らが握る無数の祖国の御旗がその証明だったのだ。
この小説はフィクションです。
実在の人物・団体・事件などとはたぶん関係ありません。
けど、関係あると思うのならそうなのでしょう。
『あなたの中』ではね。

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
― 感想を書く ―
感想を書く場合はログインしてください。
― お薦めレビューを書く ―
レビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた

 ニートの山野マサル(23)は、ハロワに行って面白そうな求人を見つける。【剣と魔法のファンタジー世界でテストプレイ。長期間、泊り込みのできる方。月給25万+歩合//

  • ファンタジー
  • 連載(全109部)
  • 3353 user
  • 最終掲載日:2014/05/01 21:00
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ファンタジー
  • 連載(全121部)
  • 3037 user
  • 最終掲載日:2014/05/02 12:00
土魔法に栄光を!

日本でフリーターとして生活していた主人公は、ある日アパートの階段から足を踏み外して死んでしまう。 気づいたときには魔法が普通に存在する異世界で赤ん坊として転生し//

  • ファンタジー
  • 連載(全34部)
  • 3198 user
  • 最終掲載日:2014/05/03 17:13
異世界転生騒動記

とある貴族の少年は前世の記憶を取り戻した。 しかしその前世はひとつだけではなく、もうひとつ存在した。 3つの記憶を持つ少年がファンタジー世界に変革をもたらすとき//

  • ファンタジー
  • 連載(全73部)
  • 3102 user
  • 最終掲載日:2014/04/29 21:38
産まれちまったんだから仕方がねぇ

理由はどうあれ、俺は前世の記憶を持ったままこの世界に産まれてきてしまった。そこは前世に生きた世界とはまるで違う“剣と魔法”の世界らしい。戸惑うことはたくさんある//

  • ファンタジー
  • 連載(全26部)
  • 3563 user
  • 最終掲載日:2014/04/28 18:00
勇者様のお師匠様

 両親を失いながらも騎士に憧れ、自らを鍛錬する貧しい少年ウィン・バード。しかし、騎士になるには絶望的なまでに魔力が少ない彼は、騎士試験を突破できず『万年騎士候補//

  • ファンタジー
  • 連載(全69部)
  • 2866 user
  • 最終掲載日:2014/04/26 00:00
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~(仮)

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブ、と罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか一日の//

  • ファンタジー
  • 連載(全25部)
  • 3210 user
  • 最終掲載日:2014/04/23 21:13
甘く優しい世界で生きるには

 勇者や聖女、魔王や魔獣、スキルや魔法が存在する王道ファンタジーな世界に、【炎槍の勇者の孫】、【雷槍の勇者の息子】、【聖女の息子】、【公爵家継嗣】、【王太子の幼//

  • ファンタジー
  • 連載(全78部)
  • 3370 user
  • 最終掲載日:2014/05/02 12:00
ワールドオーダー

なんの特徴もない天外孤独な三十路のおじさんが異世界にいって色々とするどこにでもあるようなお話。最強になれる能力、だが無敵ではない。そんなおじさんが頑張っていきま//

  • ファンタジー
  • 連載(全58部)
  • 3105 user
  • 最終掲載日:2014/02/01 00:00
奪う者 奪われる者

佐藤 優(サトウ ユウ)12歳  義父に日々、虐待される毎日、ある日 借金返済の為に保険金を掛けられ殺される。 死んだはずなのに気付くとそこは異世界。 これは異//

  • ファンタジー
  • 連載(全78部)
  • 2849 user
  • 最終掲載日:2014/04/28 07:00
フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~

 ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質なバグに引っかかって、無一文、鞄すらない初期装備の状態でゲームの世界に飛ばされてしまった。 「どうしよう……?」「ど//

  • ファンタジー
  • 連載(全104部)
  • 3220 user
  • 最終掲載日:2014/05/03 07:00
月が導く異世界道中

 月読尊とある女神の手によって、癖のある異世界に送られた深澄真。  真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。  彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そ//

  • ファンタジー
  • 連載(全208部)
  • 3244 user
  • 最終掲載日:2014/04/18 00:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲

 アラサープログラマー鈴木一郎は、普段着のままレベル1で、突然異世界にいる自分に気付く。3回だけ使える使い捨て大魔法「流星雨」によって棚ボタで高いレベルと財宝を//

  • ファンタジー
  • 連載(全319部)
  • 3834 user
  • 最終掲載日:2014/05/05 18:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ファンタジー
  • 連載(全191部)
  • 4571 user
  • 最終掲載日:2014/04/11 19:00
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

タイトルと作者名を変更しました。『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。 あらすじ  ある日、主人公である丘村日色は学校の屋上でサボっ//

  • ファンタジー
  • 連載(全317部)
  • 3238 user
  • 最終掲載日:2014/05/05 00:00
神達に拾われた男(仮題)

日本に生まれた1人の男、他人より辛い人生を送ってきた男は己の持てる全ての技術を駆使して39年の人生を生き抜き、そして終えた。その後、男は男の魂を拾った3柱の神に//

  • ファンタジー
  • 連載(全79部)
  • 3921 user
  • 最終掲載日:2014/05/05 03:08
マギクラフト・マイスター

 世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり//

  • ファンタジー
  • 連載(全439部)
  • 3350 user
  • 最終掲載日:2014/05/05 12:00
異世界の迷宮都市で治癒魔法使いやってます

現代日本の大学生である佐藤四季(サトウシキ)はある日突然通り魔に襲われ、目が覚めると異世界の迷宮都市に飛ばされていた。そこで治癒魔法に目覚めた彼は、怪我を治癒魔//

  • ファンタジー
  • 連載(全19部)
  • 2955 user
  • 最終掲載日:2014/05/04 13:18
Knight's & Magic

メカヲタ社会人が異世界に転生。 その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。

  • ファンタジー
  • 連載(全72部)
  • 2819 user
  • 最終掲載日:2014/04/20 06:54
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ファンタジー
  • 連載(全113部)
  • 4632 user
  • 最終掲載日:2014/05/04 11:20
多神の加護

特に何かしろと指示されること無く異世界に召喚された、神野響。 彼は、召喚時に手に入れた『加護』で強化されたステータスによって異世界で冒険者という生活基盤を手にい//

  • ファンタジー
  • 連載(全173部)
  • 2870 user
  • 最終掲載日:2014/04/20 23:22
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えれば唯//

  • ファンタジー
  • 連載(全84部)
  • 4012 user
  • 最終掲載日:2014/05/05 18:00
ライオットグラスパー ~異世界でスキル盗ってます~(旧:異世界で盗賊やってます)

現世で事故死してしまった主人公のアガツマセイジ。ある理由から死後の転生先を地球ではなく異世界に決めた彼は、盗賊の神技(ライオットグラスパー)というスキルを習得し//

  • ファンタジー
  • 連載(全61部)
  • 2862 user
  • 最終掲載日:2014/05/05 19:00
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世界//

  • ファンタジー
  • 連載(全261部)
  • 2855 user
  • 最終掲載日:2014/05/05 18:00
イモータル×ソード

 愚直に「最強」を目指す傭兵オルタ・バッカス。しかし20年以上も傭兵として戦場に身を置いていた彼は中々芽を出さなかった。自らの才能の無さを嘆き、鍛練の傍ら才能と//

  • ファンタジー
  • 連載(全38部)
  • 2955 user
  • 最終掲載日:2014/04/27 13:50
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ファンタジー
  • 連載(全243部)
  • 2912 user
  • 最終掲載日:2014/05/04 19:02
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ファンタジー
  • 連載(全192部)
  • 3523 user
  • 最終掲載日:2014/05/02 20:02
謙虚、堅実をモットーに生きております!

小学校お受験を控えたある日の事。私はここが前世に愛読していた少女マンガ『君は僕のdolce』の世界で、私はその中の登場人物になっている事に気が付いた。 私に割り//

  • 恋愛
  • 連載(全227部)
  • 3030 user
  • 最終掲載日:2014/04/24 02:00
▲ページの上部へ