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【大リーグ】

岩隈、今季初先発で初勝利 6イニング2/3を4失点 「やっと戻れた」

2014年5月5日 紙面から

◇マリナーズ9−8アストロズ

 全くさび付いていなかった。1月下旬に右手中指を痛めてから離脱していた岩隈久志投手(33)は3日、敵地ヒューストンでのアストロズ戦で今季初登板。6イニング2/3を6安打4失点にまとめ、初勝利を挙げた。

 「Welcome back(お帰り)!!」。7回に交代を告げられてベンチに戻った岩隈は、ナインから口々に声を掛けられてハイタッチし、満面の笑みを浮かべた。「やっと戻れて来られた。ましてや、勝ちがついて今日を終えることができたので、すごくホッとしている」。共同電などによれば、岩隈は充実感を漂わせた。

 生命線のシンカーとスプリットを低めに集め、降板時はわずか81球。ズィニーノ捕手は「以前のクマ(岩隈)のままだった。特に変化球とスプリットが良かった」とうなずき、岩隈も「捕手のリードに任せながら丁寧に投げられた。落ち着いてゲームをつくることができた」と自賛した。

 昨季から続いていた連続無失点は、マ軍史上5番目に長い25イニングで途切れたが、記録専門のエライアス社によれば「メジャー先発50試合の防御率2・72」は現役トップで、米国以外の出身投手では歴代3位。「だいぶ迷惑を掛けたと思うので、一つでも(多く)貢献したい」。頼れる背番号18は、残りシーズンのフル回転を誓った。

 

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